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マーガレット・サッチャーコミュの英映画「鉄の女」公開 サッチャー時代に脚光

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http://sankei.jp.msn.com/world/news/120107/erp12010722430006-n1.htm

英映画「鉄の女」公開 サッチャー時代に脚光
2012.1.7 22:41 (1/2ページ)

映画でサッチャー元英首相(左)を好演している女優のストリープさん(ロイター)
 【ロンドン=木村正人】米国のアカデミー賞女優メリル・ストリープさんがマーガレット・サッチャー元英首相(86)を演じる英映画「ジ・アイアン・レディー」(邦題「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」)が6日、英国で封切りされた。欧州債務危機で欧州単一通貨ユーロの欠陥が浮き彫りになる中、「小さな政府」を掲げ、自国通貨ポンドにこだわったサッチャー氏の功罪が改めてクローズアップされている。

 保守党を率いて1979年から90年まで首相を務めたサッチャー氏は、欧州連合(EU)の前身である欧州共同体(EC)の官僚主義に批判的だった。88年には、ベルギー・ブリュージュで「欧州は際限なき規制に縛られた狭量で内向きのクラブになりつつある」と演説。その後もECに広がる連邦主義や通貨同盟構想に強い懸念を唱え続けた。

 今回の債務危機では、与党・保守党の右派の間で、自国議会より先にEUが予算案を監督できる財政規律強化策への反発が強く、キャメロン首相はEU首脳会議で1人だけ反対。野党・労働党から「英国は欧州の孤児になる」と批判されたが、一方で「ユーロに入っていたら大変なことになっていた」とサッチャー氏の先見性をたたえる声も上がった。

サッチャー氏が英国初の女性首相になった70年代末、同国ではストが多発、インフレと経済停滞に国民の不満は限界に達していた。「小さな政府」を掲げるサッチャー氏は財政赤字を削減。炭鉱閉鎖と労組の弱体化を図り、民営化を進めた。98%だった所得税最高税率は40%に引き下げられ、ストで失われた営業日も年間延べ2950万日から190万日に押さえ込んだ。

 またサッチャー氏は持ち家政策を進め、「ビッグバン」と呼ばれる金融改革に取り組んだ。このため、お金が借りやすくなり経済が活性化した半面、個人や企業が借金を膨らませる種をまいたとの批判も根強い。

 サッチャー氏の死後に公式伝記を出版することになっている英紙デーリー・テレグラフ元編集長で、コラムニストのチャールズ・ムーア氏は「サッチャー氏は“代金を払う”という主婦感覚を財政に持ち込んだ。“労せずば功なし”がサッチャー氏の精神だったが、ブレア元英首相(労働党)の時代は“労せずとも功あり”になった」と語る。

 サッチャー時代に40%台半ばから20%台にまで下がった政府債務は現在、世界金融危機で銀行への公的資金注入と財政出動を強いられた結果、80%を超える。

 ムーア氏は「サッチャー氏の時代は問題の所在が限定されていたため政府債務を減らすことができたが、今の英国は個人も銀行も政府も借金まみれだ」と指摘、サッチャー流の「小さな政府」では打開できないとの見方を示した。

 同映画の日本での公開は3月16日からの予定。

コメント(4)

はじめまして。
レディ・サッチャーのコミュニティを見つけて喜んでいます。
この映画は昨日観てきました。素晴らしかったです!
Denisさんにもさらに興味を持ちました。
宜しくお願いいたします。
>ゆきさん


はじめまして。書き込みありがとうございます。

英国在住の方のようですね。日本ではまだ公開されていないので一足早い鑑賞が羨ましいです!^^

メリル・ストリープの演技はいかがでしたか?

サッチャーは在任中からファンでした。回顧録も彼女自身の忌憚ない言葉・思想が読み取れて非常に面白いです。

>yama@TPP絶対反対!さん

はじめまして。こちらこそ、ありがとうございます。
映画を観る以前はレディ・サッチャーの役こそ、是非とも英役者にお願い!
というのが強い強い希望でした・・・・
メリル・ストリープはきちんと英語(米語ではなく)を話していましたし、
他の適役は浮かばないので、まあ彼女しかいなかったのかもしれないと思います。
細かい事を言ってしまうと主役はもちろん、カメラアングルなど全体に
少しだけアメリカン感が出ているのはまあ仕方がないのかもしれませんね・・・
ご本人がまだ健在なのにちょっとやりすぎでは、の声が現首相をはじめ
多いみたいですが大大大不況真っ只中の英国では今がよいタイミングだった気がします。
当時はレディ・サッチャーさんの事は詳しく知らなかったのですが大変尊敬しております。
宜しくお願い致します。
> ゆき(hoch)さん


なるほど。不況の今だからこそ、元気を取り戻す力をサッチャー時代から学ぶ必要があるということでしょうか。


当時は国が左側に偏り過ぎていたことから、彼女の保守主義的な信念に基く政策が必要でありました。結果【英国病】を克服し、英国は息を吹き返しました。


一方、新自由主義的過ぎる政策がもたらしたマイナス面も指摘されていますね。

おそらく日本人が彼女の時代から学ぶべき事柄の一つは、自虐的になった学校の歴史教育に健全な愛国心を取り戻すこと、ゆとり教育で下がってしまった学力を向上するためのカリキュラムを復活すること、自らの政策に悪意の印象操作を施すマスゴミに力強い信念の込もった言葉で闘いを挑む断固たる姿勢でしょうか。

それにしても個性の強い、信念を持った魅力的な方でした。

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