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Blues Therapy/ザ・ブラックバスコミュのブラバの歴史〜2005年/姉さん、事件です〜

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「姉さん、事件です!」というのは、某TVドラマの有名な台詞のひとつで、我々ブラバのライブレポートでもよく目にする定番フレーズ。Dr.ASHが好んで使っていたので、ブラバみんなで使うようになったんだけど、最近は僕らしか使ってない気がするのは気のせい?

そんな話はともかく、いよいよ激動の2005年に突入するわけだけど、年末に5周年ライブをやったときくらいから少し原点回帰をして、いわゆる「アコースティックR&B」のサウンドを追求しようということになった。あと、丁寧に演奏しよう、っていうことを目指すようにもなって、ちょっとずつだけど前進しようとしていた。それと同時に、メンバーの生活環境もちょっとずつ変わってきてて、日々がすごく忙しくなってきた。お陰で2005年の始動はなんと3月になってしまった。

この時は年明けから企画ものとして、戸田和雅子さんとのジョイントをやろう、ということから始まったのだけど、いいタイミングでtheつじどーのあきづきかおるさんがやってるバンド「ホッキボーイズ」が絡み、いしかわの学生時代の親友で、戸田和雅子さんと同じサークルだった安藤友弘くんがやってる「afromaster」の3組を東京から招聘、さらに、地元でバリバリ活動する「ICE CREAM CAKE」の5つが集ってやったライブだった。ICCの皆さんがすごくお客さんを集めてくれた。

イベントとしては満足度の高いものになって、すごく嬉しかったんだけど、このライブで、てっちゃんがブラバから脱退することになってしまった。僕らは路頭に迷ってしまった。正直な話、この頃はこれからどうしたらいいか、よく判らなくなってしまっていた。原点回帰をして、サウンドも仕上げていきたかったし、1stアルバムの「ここぞとばかりに」を、今の僕らのサウンドでリニューアルしてみようか、と、いろいろ考えていた矢先だったので、余計にどうしていいか判らなくなってしまった。

ここから8月まで、ライブはやらないでいた。また3人に戻ったということもあって、これからどうして行こうかを相談したり。でも、ここのところ、マイペースとはいえ、ずーっと突っ走ってきたし、そうやってバンドについてまっすぐ話をすることもなくなっていたし、ある意味節目だったのかもしれなくて、今となっては、僕らに必要な試練だったのかもしれない。

ただ、その間に、ヤマハのイベントに、主催者から参加してほしいという依頼を受けたので、どうせなら普段やれないような企画ものにしよう、ということで、浜松音楽界を代表する歌ものドラマーのゆきちゃんをゲストに迎えてみてはどうか、という話になった。以前別の企画で、Dr.ASHとのリズム隊も経験済みだったし、いしかわもゆらぎやで一緒にやってたこともあって、割とスムーズにバンドに馴染めるんではないか、と思っていた。結果は大正解で、逆に我々がすっかりゆきちゃんのサウンドに飲み込まれてしまう形になってしまった(笑)。

そんなこんなで、7月に行われた2次予選は、多分僕らのときがお客さんが一番多いタイミングで、結構盛り上がったなあ、と思ってたんだけど、やっぱり一般ウケしにくいのか、予定通り落選。でも、Dr.ASHとガル師匠は別のバンドで本選に出場して大盛り上がりだったよう。いいイベントだった。

そんな中、久しぶりの復活は8月にやったesquerita68でのライブ。タカユキサルバドールというバンドとの対バンで、3人としては本当に久しぶりだった。このお店はポルカの後藤さんのお店で、アコースティックしかやらないんだけど、ちょうど3人になったことを見透かしたように後藤さんから連絡が入って実現した。後藤さんは、僕らの節目に必ず関わっている人。前の話でもあったけど、解散してるのに、山川ノリヲさんの対バンでブッキングしたこともあるわけだから、ブラバが今こうやって活動しているのは、後藤さんのお陰なんだよね。今回も、もしかしたらこのライブがなかったら、そのまま僕らは活動をしなかったかもしれない。そんな瞬間を拾い上げてくれてる。不思議なもんだね。

このライブのときは、今までドラムありきで考えていた曲も、普通に3人でやればいいんだ、ということを掴んだのが大きかった。リハではいろいろこねくり回したけど、結局自然にやるのが一番よかった。このライブで結構吹っ切れたんだよなー。それまで多分3人とも不安だったと思うし、ドラムが居ることに甘えていたというか、寄りかかって楽をしていたから、そこから抜け出して、自分達でリズムを刻んでいこうっていう気持ちになった。

そうしてまたやる気というか、やれるんじゃないかっていう気持ちを取り戻したところで、要望の多かった、ゆきちゃんとの共演(The Black Bass meets YUKI)を、ライブでやることになった。7月の予選は1曲しかやらなかったので、見てた人にはもっと見たいって言ってもらったり、見れなかった人は見たいからもう一度やってほしい、って言ってもらったり、(多分みんな共通して言えるのは、ブラバではなくて、ゆきちゃんを見たいだけなんじゃないか、ということだけど)要望が多かったので、その声に応えて開催。今回は「東雲。」という歌ものバンドを東京から迎えて、B♭では珍しい対バン形式でやった。選曲もすごい王道な、定番な曲ばっかりにして、ちょっと前の東京のライブを思い出したような感じだった。でも、少しだけど、僕らも成長していて、その時とはまた違った感覚みたいなものを感じることができて、また、ゆきちゃんのリズムが、僕らに新鮮な刺激を与えてくれたのもあって、とても自分達が楽しいライブだった。でも、そんななのに録音してないのは相変わらず(笑)。

その後はまた3人で、田辺マモルさんを迎えたり。6周年はシンコペーションという飲み屋さんに機材を持ち込んで、しかも12/24という無謀な日に開催してみたり。それでも、結構お客さんが集まってくれて、本当に嬉しかった。お店の方たちもお客さんを結構呼んでくれたりしてて、新しいお客さんに見てもらうこともできたし。何より、僕らの等身大というか、背伸びしていない形でやれたのは、もしかするとこのライブが初めてだったかもしれない(笑)。いつも無理してた感じだったもんなあ、と今になってみて思うもんね。

このライブでは、4枚めのアルバム「Drive Drive Drive」を1曲めから全部曲順通りにやってみたり。もちろん、CDはドラム入りなので、アレンジはちょっと違うけど、CDに入ってる曲で、今までライブでやってなかった曲とかもやってみたりと、実験もやりつつ。途中、ガル師匠の小粋な計らいで、お客さんみんなにシャンパンを振る舞ったりして、すごく楽しいライブだった。

で、この年の締めくくりは、バンドナイト忘年会で、Dr.ASHのボーカルによる「ぐうたら」「日焼け跡」。ゲストはベーシストのはまちゃんにギターを弾いてもらって。これがまた憎たらしいほど歌うギターで、本職の人たちがみんなびっくりしていたというおまけ付き。みんなで違うパートをやることで、いろいろ思うことも多かったり。2005年は本当に激動の年だったけど、得ることも多かったんじゃないかな。

というわけで、2006年に至るわけです。この続きはまた今度。
今後ともブラバを宜しくお願いします。

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