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フカヒレ食べませんコミュのフカヒレ密輸防止に朗報!

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「フカヒレ食べません」のコミュニティ立ち上げとほぼ時を同じくして、ナショナルジオグラフィック日本語版に、フカヒレ密輸防止に活躍しそうな技術のニュースが掲載されました。

リンクはこちら
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=33955505

内容はこちら

フカヒレDNA鑑定、乱獲地域を特定Christine Dell'Amore
National Geographic News
December 4, 2009


 新たな科学的調査によって、アジアのフカヒレスープの犠牲になるシュモクザメの多くは、西大西洋に生息していたことがわかった。今回の調査ではフカヒレの原産地を探るため、初めてDNA分析が用いられた。香港の世界最大のフカヒレ市場に集められたアカシュモクザメのDNAから出身を追跡した結果、その身元は大西洋やインド太平洋の希少な個体群と判明した。


 フカヒレは、高級料理であるスープの材料としてアジア市場に流入する。年間で最大7300万頭のサメが犠牲となり、シュモクザメは最大300万頭を占める。ヒレを切り取られたサメは海へ投げ捨てられ、そのまま死に至ることが多い。

 世界市場へ流出する膨大なフカヒレの取引は通常、秘密裏に行われている。そのため、保護関係者にとってサメの捕獲海域の把握が困難だった。また行政も、自国領海内で捕獲されているサメの数を認識しない限りその取引を管理できない。

 この調査研究を率いたニューヨーク州立大学ストーニーブルック校海洋保護科学研究所のデミアン・チャップマン氏は、次のように語る。「フカヒレ市場の現状は無法地帯で、まるでかつてのアメリカ西部のようだ。だが、最新のDNA技術を用いれば取引の監視に役立つかもしれない」。同氏はかつて、ノバサウスイースタン大学でDNA研究に取り組んでいた経歴を持つ。

 例えば、フカヒレのDNAから割り出されたデータに基づき、乱獲予防のために漁獲量割り当てを設定するなどが考えられる。

 チャップマン氏らは香港市場で、シュモクザメ62頭分のフカヒレから少量の細胞サンプルを採取した。広く珍重されているシュモクザメのヒレは、煮詰めてスープにすると麺のような独特の食感が生まれ、香港では1枚あたり1万円ほどで取引される場合も珍しくない。

 研究チームは、採取したサメゲノムDNAの特定部位配列を、世界各地の研究調査から得られたシュモクザメの配列と比較した。 その結果、香港市場の62頭分のうち57頭分が、大西洋またはインド太平洋(インド洋から太平洋にかけての暖流域)に生息していたサメのフカヒレであると判明した。57頭分のうち21%は、メキシコ湾や北アメリカ大陸の大西洋沿岸から南はブラジル沿岸まで、西大西洋に生息していたサメだった。これらの地域のサメは、国際自然保護連合(IUCN)によって絶滅危惧IB類(絶滅危機)に指定されている。

「漁業資源の乏しい西大西洋の海で、これほど多くのフカヒレが捕獲されているとは想定外だ。それも資源量を上回るペースで続いているようだ」とチャップマン氏は話している。

 同氏は次のように続ける。「サメは世界各地で急激に減少しつつある。海の食物連鎖の頂点に君臨するサメを失うと、海洋環境にもわれわれにも、多大な悪影響が及ぶ恐れがある。サメのエサとなるアカエイのような種が大量に増えて沿岸部に押し寄せ、商業用の魚を駆逐することも考えられる。この地球上に500万年間近く生息してきたサメを、自分達の世代で絶滅させてしまうのは愚かなことだ」。

 この研究は、12月3日発行の「Endangered Species Research」誌に掲載されている。

Photograph by Brian J. Skerry, NGS

ここまで

巷でエコが話題になっているご時世でも何故か無視され続ける可哀相なサメたちが、このニュースをきっかけに注目されるようになれば嬉しいです。

コメント(12)

はじめまして、僕はふかひれの姿煮や、ふかひれスープがとっても好きだったんですが、この様な事を知りとてもショックを受けました。それと同時に色々な事を考えさせられました。
ぼーちゃんさん、おはようございます。実はわたしも、最盛期の福臨門本店や旧リージェントホテルの麗晶軒など、香港にある名店巡りをしたくらいのふかひれ好きでした。なので、チャールズ・ダーウィン基金の方から具体的にサメが密漁される有り様を聞いたときは、かなりショックだったです。

ところで、先日ヤフーから配信されたふかひれに関するニュースで、残念なことを知りました。それは、サメ保護を訴えるキャンペーンの一環で、中国やアメリカでコマーシャルが流れることになったのに、日本が外れていることです。ふかひれの裏事情を知らない日本人が多いのは、情報面で世界に遅れているからなのでしょう。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091221-00000027-maip-cn

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≪中国 NBA姚明選手「サメは友達」と保護訴える≫
12月21日19時44分配信 毎日新聞

【上海・鈴木玲子】米プロバスケットボール協会(NBA)のヒューストン・ロケッツで活躍する中国の姚明(ヤオミン)選手がサメの保護とフカヒレを食べないよう訴えている。米国の野生動物保護団体「ワイルドエイド」の呼びかけに応じたもので、サメの保護を呼びかける新しいコマーシャルが来年1月から中国のほか米国、カナダ、英国、インドのテレビで放映される。

姚選手は上海のホテルで18日に記者会見し、「サメは友達。食べ物ではない」と訴えた。

姚選手はNBAへの移籍前に上海の男子バスケチーム「上海シャークス(「サメ」の意)」に所属し、今はオーナーでもある。その選手とともに手形を押してサメ保護をアピールした。

「ワイルドエイド」によると、年間7000万匹のサメが捕獲され、既にサメの3分の1の種類が絶滅の危機にある。サメのヒレは高級食材フカヒレとして加工されるため、漁獲の際、ヒレだけが切り取られ、他は捨てられているという。フカヒレ最大の消費国は中国。その中国スポーツ界のスーパースターが富裕層にフカヒレを食べないよう訴える作戦だ。

姚選手は06年に「ワイルドエイド」の「サメ保護大使」にも就任している。

最終更新:12月21日20時37分
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初めまして。

こんなコミュがあるなんて知りませんでした! 私と主人はダイバーでサメが大好き、サメ漁反対派です。欧米では反対している人はとても多いけど日本ではまだまだなので認識が高まればいいなと思います。もっとメンバーが増えるといいですね!

PS,主人はNat Geoで少し働いていました。アフリカでサメにカメラつけたり。でもタイガーシャークが違法で取られて地元の人はみんな憤慨していました。悲しいですね。
デイブさん、cameさん、こんばんは。
初めまして、コミュ参加ありがとうございます。

何が良くて、何が悪いという一線を引くのはとても難しいけれど、
人間のために犠牲となった動物や自然に対して、
いくばくかの礼儀を払う必要があることは確かじゃないでしょうか。

例えば江戸時代に日本人が捕鯨していた頃、
子育て中の親子鯨は殺さないとか、
捕った鯨は肉からヒゲまですべて利用していたのは、
ある意味で鯨という生き物に対する礼儀でした。

ほんの少しの礼儀を、
サメに対しても払ってくれるヒトが増えることを祈っています。
バッグズさん、はじめまして。コミュ参加ありがとうございます。
ちょうど入れ違いになっていたようですね。^^;
私もダイバーで、ガラパゴスに潜りに行った際、
極悪なフカヒレ漁の話を聞きました。
当時はまだ中国がここまで発展する前の時代だったこともあり、
「密漁されたフカヒレは日本に売られる。」という話になっていて、
肩身の狭い思いをしたものでした。

ところで、当初はどれくらいの人が集まるのか
全く見当も付かなかくて特に作っていなかったのですが、
いろいろな方に来ていただけるようになりましたので、
「はじめまして」のトピックを独立して立ち上げようと思います。
どうぞよろしくお願いします。

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