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トリガーポイント/掃骨鍼法コミュの久坂部 羊氏(作家・医師) の痛みの見解

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【G2 » TOPICS » 世界一おもしろい「医学概論」】             
≪『感覚器系「みる」「きく」「感じる」の不可思議』より≫

 よく外来診察で、痛みの状況を微に入り細を穿つように説明する人がいるが、
それはあまり意味がない。
痛みを正確に伝えたい気持ちはわかるが、今はどんな痛みでも結局は内視鏡や
画像診断(レントゲン検査やCTスキャン)で診るからだ。

医学用語としての痛みには次のようなものがある。
•「疼痛」〔とうつう〕=疼くような痛みだけでなく、痛み全般を指す。
•「疝痛」〔せんつう〕=差し込むような痛み。
•「鈍痛」=鈍い痛み。
•「圧痛」=特定の場所を押さえると生じる痛み。
•「自発痛」=押さえたり動かしたりしなくても感じる痛み。
•「体性痛」=身体の表面で感じる痛み。概して鋭く、局在性が高い
 (狭い範囲で痛い)。
•「内臓痛」=身体の内側で感じる痛み。概して鈍く、局在性が低い
 (境界があいまい)。
•「急性疼痛」=持続期間が四〜六週間未満。
•「慢性疼痛」=持続期間が四〜六週間以上。

 痛みは、炎症の四徴候(「痛み」「発赤」「腫脹」「熱感」)の一つであるが、
炎症でなくても組織の損傷(切創や骨折、火傷など)や、神経の圧迫
(がんの転移など)によっても起こる。
 痛みのみを症状とする病気に、「線維筋痛症」がある。
これは全身に耐えがたい痛みが常時続くもので、血液検査や画像診断では異常は
表れず、原因不明で治療法もないという難病である。
 炎症反応も出ないので、詐病や精神的なものと見られることも多く、医師や
周囲の理解を得にくいので、患者はさらにつらい思いをする。
「線維筋痛症友の会」によれば、国内の患者数は推定200万人、全人口の1.66%と
いうから、決して稀な病気ではない。
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しかし、作家であり医師でもある 久坂部 羊氏の“痛み”の見解は、
『痛みは治療対象の中でももっとも優先順位が高いが、私はときどき疑問に思う。
 腹痛や腰痛などの痛みは、身体の重要なサインではないのか。
胃腸が痛くなるのは、食べるなという合図であり、腰痛や関節痛は、動くなという
警告だろう。
 腰痛の患者から腰に局所麻酔の注射をうってほしいと頼まれたこともあるが、
私は断った。痛みを消して負担をかけると、よけいに症状がひどくなるからだ。
じっとしていれば痛くないのなら、安静にして自然に状況が改善するのを
待つほうが賢明だ。
 がんの転移による痛みとか、尿管結石や胆石の痛みは我慢する必要はないが、
治療で消さないほうがよい痛みもある。』と述べていらっしゃる。

ここでは“安静にすることで、慢性化してしまう腰痛”の有る事が、未だ
指導されていない。すこぶる残念。
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コメント(4)

上記のブログ詳細
久坂部羊 世界一おもしろい「医学概論」
http://g2.kodansha.co.jp/279/280/15262/15263.html
【痛みにも重要な意味が】 世界一おもしろい「医学概論」
のコメント欄に以下の書き込みをさせて頂いた。
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久坂部 羊先生の薀蓄を傾けられたこのシリーズは、逸話がふんだんに
散りばめられていて大変面白く勉強させて頂ける。
が、この記述は、頗る残念。

>痛みにも重要な意味が…痛みは治療対象の中でももっとも優先順位が
高いが、私はときどき疑問に思う。
>腹痛や腰痛などの痛みは、身体の重要なサインではないのか。
⇒この部分は頗る同意。

>胃腸が痛くなるのは、食べるなという合図であり、
⇒然り。

>腰痛や関節痛は、動くなという警告だろう。
⇒果たしてそうだろうか。

>腰痛の患者から腰に局所麻酔の注射をうってほしいと頼まれたこともあるが、
私は断った。
痛みを消して負担をかけると、よけいに症状がひどくなるからだ。
⇒問題はここだ。それが、筋・骨格を壊すほどの労作なら止めなければ
ならないだろう。

>じっとしていれば痛くないのなら、安静にして自然に状況が改善するのを
待つほうが賢明だ。
⇒ここにもう一つの問題が。“安静にして”“自然に状況が改善”するのを
待つ間の筋力・体力の低下が、症状固定・慢性化を加速させることが指摘
されている。出来るだけ平常の生活を続けるべきであると。
外傷の見当たらないムチウチ損傷然り。我々職人は、鍼と言うアンテナで
患者方の病巣と“体話”することができますし、“痛みを止めるだけ”を
潔しとはしません。

>どんな痛みでも結局は内視鏡や画像診断(レントゲン検査やCTスキャン)
で診るから…。
⇒あまりにも優秀な機械器具たちが、お医者様の触診と言う手を封じ込めて
しまった…?
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この記事 久坂部 羊氏 世界一おもしろい「医学概論」
『感覚器系「みる」「きく」「感じる」の不可思議』より
http://g2.kodansha.co.jp/279/280/15262/15263.html
g2 講談社から、上記コメントに対して思いがけずお返事を頂いた。
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小橋正枝様

 講談社・G2編集部の中満(なかみつ)と申します。
久坂部さんの担当編集者です。「医学概論」をお読み下さり、誠に
ありがとうございます。

また、この度は貴重なご意見を賜り、嬉しいかぎりです。
著者は現在、「医学概論」の原稿を単行本として仕上げる作業を
しております。

 多忙なため、お応えできるかどうかわかりませんが、私から必ず
伝えます。
いずれにしましても、現場の方の生の声であり、たいへん参考に
なります。

ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

                    中満和大

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嬉しくなって、また、お返事を書いた。
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講談社・G2編集部
 中満和大さま
 
 お返事を頂いて正直驚いています。読み捨てられ覚悟でしたから。

とりわけ日本では、鍼灸は何故か胡散臭いものと思われているらしく
NHKでさえ、まともに対応してくれた気配がありません。

 例えば、NHKでお馴染みの「ためしてがってん」。
「ヘルニアや脊柱管狭窄症は腰痛の真犯人ではない」と云いながらも、
「今の所、85%は原因不明」とされた事への意見…。

 私(共)鍼灸師は筋肉畑のお百姓ですから、ハリと云う鍬(アンテナ)で
その状況をキャッチし、同時に耕すことで土壌改良を目論むわけです。
 もし今までに、適材適所の技術を投入した研究デザインがあったなら、
世界に誇れるものが構築できただろうにと、これはゴマメの歯ぎしり…。

 そんな中で久坂部先生のこの「医学概論」は、我々の近寄りがたい
白い巨塔を楽しく覗き見させて下さる。それが単行本になる…。
今までたくさん読み落しをしているので、嬉しくてワクワクします。

>多忙なため、お応えできるかどうか…。が、私から必ず伝えます。
⇒有り難うございます。「鍼灸大好きオババの遺言」とでも
お伝え下さい。

>現場の生の声…。
⇒日本鍼灸は「撫で擦る“優”から、病巣を解しきる“剛”まで…。」
インターネットとは有りがたいもので、そんな中の少数派との邂逅もあり
ピンピンころりを実践して、も少し先を見届けたいなぁと思うこの頃です。  

 私方こそ、ご指導ご鞭撻のほどをよろしくお願い申上げます。
   時節柄どうぞ、ご健勝で…。 まことに有り難うございました。

           こばし鍼灸院 鍼灸担当 小橋正枝
           〒532-0025
           大阪市淀川区新北野1丁目3-4-409
           Tel・Fax 06-6302-0108
           ms.kobashiz-acupu@hotmail.co.jp
久坂部 羊氏(作家・医師)←この人可哀想。医者の劣等生でオリッピクで表彰したいぐらいだ。

>よく外来診察で、痛みの状況を微に入り細を穿つように説明する人がいるが、
それはあまり意味がない。

意味おおありなのに!!!。不要なこと必要なこと選別して、上手に汲み出すように聴くのが大切だよね。

情けない御方。

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