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トリガーポイント/掃骨鍼法コミュの宇宙医学について by JAXA HP

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古川 聡(JAXA宇宙飛行士)氏のtweet。
氏はドクターであるところから、健康関連の情報が俟たれます。
http://twitter.com/Astro_Satoshi

2011/1/18 のtwitter 〜〜〜〜〜〜〜〜〜 〜〜〜〜〜〜〜〜〜 〜
宇宙医学のページが新しくなりました。ほとんどすべての項目がリニューアル。
こちらをご覧ください。http://iss.jaxa.jp/med/
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宇宙医学とは
  宇宙医学の背景
 ●宇宙滞在に伴う健康問題⇒
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●宇宙滞在に伴う健康問題   (最終更新日:2011年1月14日)
 http://iss.jaxa.jp/med/about/health/
宇宙滞在中に宇宙飛行士が遭遇する健康リスクとして、次の3つが
 あげられます。
  1.微小重力の影響
      A. 前庭器官
      B. 心循環器
     ●C. 骨と筋肉  
  2.放射線の影響     (略)
  3.精神的・心理的な影響 (略)

1.微小重力の影響
宇宙滞在中、人体に最も大きな影響を与える要因のひとつに“重力環境の変化”
があります。
多くの宇宙飛行士は、すぐに宇宙という新しい環境に慣れ始めますが、身体が
微小重力環境に適応するにつれ、生理機能は複雑に変化し、宇宙滞在中や地上
への帰還後における健康問題を引き起こすことになります。

1−A. 前庭器官
     【写真略 NeuroSpat実験(微小重力下での長期滞在中に立体的な
          知覚に受ける影響を調査する実験)の準備の様子】
人間は、地球という重力環境において自然に直立する能力が備わっています。
人間の平衡感覚は、常に脳に情報を送り続ける「感覚器官」に依存しています。
身体の動きを感知するのは、主に耳の中(内耳)にある「前庭器官」で、
動きと方向を示すシグナルを常に脳に伝達し続けています。
また、皮膚や筋肉、関節には「圧受容器」というものがあり、身体にかかる
圧力変化を感受しています。
そして視覚と聴覚の情報が脳に伝達されると感覚情報は完全に揃います。

 しかし、重力のない環境では「前庭器官」と「受容器」からの情報はあてに
ならないため、方向感覚や平衡感覚が失われた状態になります。例えば、突如
逆さまになっているような感覚に陥ったり、自分の腕や足がどの位置にあるか
を感じることが難しくなったりします。
 このように方向感覚・平衡感覚を失うことが、いわゆる「宇宙適応症候群=
宇宙酔い」の主な原因です。
「宇宙適応症候群」は、頭痛、吐き気、集中力減退などの不快な症状を伴いますが、 
一時的なものであり、そのうちに消えていきます。
 脳は、環境に慣れると、内耳からの誤シグナルを無視するようになり、
今度は、主に「視覚」に頼ってバランスを感知するようになります。
そのため宇宙では足がある方向が下になります。

 その一方、地球に帰還する際も、宇宙飛行士はこれと同じような大変な思い
をしながら地球の重力環境に再適応しなければなりません。重力環境への
再適応では、バランスを保つことが困難となり、目を閉じていると倒れて
しまうこともあります。
 また、骨や筋肉にかかる重力負荷から、起立していることが困難なことも
あります。しかし、この方向感覚・平衡感覚の喪失は、数日で元通りに戻る
ため、長期的な影響はありません。
 再適応の速度は個人差がありますが、生活に支障が出るようなものでは
ありません。
 例えば、宇宙長期滞在を終えた宇宙飛行士の中には、帰還後間もない時に、
手に持っていたコップや物をうっかり空中で放してしまい、床に落ちてびっくり
するというようなことも報告されています。

1−B. 心循環器
 人間の身体の3分の2は水分で構成されています。この体液は、地上では
重力により身体の下側に向かって引っ張られています。
 しかし、重力のない宇宙では、体液が下に引っ張られることはなく、体液が
足から頭へと上昇し、1日のうちに、足の体積は最大1リットルくらい減り、
そしてそれに相関するように顔がむくんでいきます。
頭部に移動した余分な体液は鼻腔を詰まらせるため、宇宙飛行士は「鼻詰まり」
状態になることがあります。

 また、地上に帰還した宇宙飛行士が、一時的な貧血状態になることが
あります。
これは血漿(けっしょう)が20%ほど減少し、赤血球の数も同様に減るためです。

 さらに、重力がない状態では、心臓は血液を送り出す力が少なくて済むため、
心拍数が遅くなります。地上では必要だった心臓の筋力を維持する必要が
なくなり、心筋は委縮していきます。

●1−C. 骨と筋肉
 骨は骨格筋に支えられており、重力環境において、我々の身体を支える役割
を果たしています。
 骨の主要構成要素は、カルシウムとリンです。成人の体内には約1,000〜1,200g
のカルシウム(成人女性は約800g)がありますが、そのうちの99%は骨に
蓄えられています。
残りの1%は血液や細胞の中にあって、我々の生命活動に大きな役割を果たして
いますが、この血液や細胞の中に含まれるカルシウムは、常に濃度が一定に
なるように保たれており、不足しそうな場合には、骨からカルシウムが補われ
ます。

一方、リンは体内に400〜500g存在し、そのうちの約85%はカルシウムと
結びついて骨を構成しています。
       【写真略 改良型筋力トレーニング装置(ARED)で運動する
            ISS第22次/23次長期滞在クルーの野口宇宙飛行士】
 しかし、重力の負荷がなくなると、骨のカルシウムとリンは溶け出して、
尿や便中に排泄されます。約10日間微小重力環境下にいると、身体全体の骨の
約3.2%が失われてしまうといわれており、尿中にカルシウムが流れ出し、
細かな石となって尿管結石を引き起こす可能性があります。
また、骨量の減少は骨折を起こしやすくします。
 このため、宇宙飛行士は国際宇宙ステーション(ISS)で1日に2時間の運動を
していますが、それでも防ぎきれません。

 微小重力環境では歩かなくても壁を押して移動できます。
宇宙では筋肉組織、特に足腰の筋肉を使う必要性が少なくなりますから容易に
筋肉は衰えます。
 体の筋肉は大きく抗重力筋と呼ばれる姿勢を保つために使う筋肉とそれ以外
の筋肉に分けられます。
 前者は緩筋、後者は速筋という種類の筋肉ですが、微小重力環境では
抗重力筋の萎縮が著しく、また、速筋に変化していくのが特徴です。
 筋萎縮を予防する為の運動は萎縮する筋肉の特性から短時間の集中的トレー
ニングではなく、最大筋力の30%以下の力を長時間に渡って持続的に行うように
工夫する必要があり、ISSでは筋肉トレーニングと有酸素運動を効率よく行って
います。
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コメント(3)

宇宙飛行士の健康管理http://iss.jaxa.jp/med/healthcare/
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地上の支援システム http://iss.jaxa.jp/med/healthcare/supporting/
医療支援チームhttp://iss.jaxa.jp/med/healthcare/supporting/medical/
フライト・サージャンhttp://iss.jaxa.jp/med/healthcare/supporting/surgeon/
飛行前健康管理http://iss.jaxa.jp/med/healthcare/supporting/before/
飛行中健康管理http://iss.jaxa.jp/med/healthcare/supporting/on/
飛行後健康管理http://iss.jaxa.jp/med/healthcare/supporting/after/
昨年(平成22年) Astro_Soichi先生のtweetにギョギョ〜ッ!!!

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●Tweetその1 H22.4.21
 「シャトルが無事に着陸しましたが、ISSでは淡々と実験が行われてます。
TJと一緒に筋萎縮メカニズムに関する細胞実験を行いました。MyoLABと呼ばれる
実験、詳細は--> http://bit.ly/beb7gu    」

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●Tweetその2 H22.4.23
 「今日は半日かけてNeuroRad実験。神経細胞と宇宙放射線に関する実験です。
詳細はこちら。先生のインタビューが面白いですよ。
   http://kibo.jaxa.jp/experiment/theme/first/neurorad/ 」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
●Tweetその3 H22年5月18日 
 「キンギョのウロコと骨粗しょう症と宇宙の関係は? 
http://kibo.jaxa.jp/experiment/theme/second/fishscales/ 」

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 その後山崎飛行士が飛んで、冷凍保存されたサンプルは地上に戻ってきましたが、
その後のと消息は、ふっつりと消えてしまいました。
 JAXAに問い合わせても、「追々、各研究室から成果が発表されていくでしょう。」
とだけ…

平成23年7月。その一つ、『キンギョのウロコ』がやっと姿をあらわしました。
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次の論文を打ち出したいのだけれど、うまく行きません。玄ちゃん助けて〜。

1.【魚類のウロコを用いた宇宙生物学的研究
        :ウロコ及びマウスの頭蓋骨に対する重力応答】  
     金沢大学  鈴木信雄 北村敬一郎 JAXA 大森克徳 ほか

2.【魚類のウロコを用いた宇宙生物学的研究 第2章
     金沢大学  鈴木信雄 北村敬一郎 ほか

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つなぎに、お遊びのtwitterで経過ご報告

 それは、H22/5/18、宇宙飛行士野口聡一氏のtweetから始まりました。
「キンギョのウロコと骨粗しょう症と宇宙の関係は?」 

? @acupunのtweet
「【キンギョのウロコと骨粗しょう症と宇宙…http://t.co/yQUKRT6 】
金沢大学の健闘にワクワク!!! 
RT @Astro_Soichi 金沢市でのシンポジウムで一般向け講演 
7/2 土 http://t.co/1NkF9fl (プログラム)  」 

? @victria_william KOBALYNのtweet
「家内はこれからサンダーバードでJAXA主催の「宇宙開発シンポジウム」
に参加のため金沢に向かいます。
昨年、野口宇宙飛行士の「魚のウロコ」の宇宙実験報告に興味シンシンです。
「眼からウロコ」の話になればいいですね。
行ってらっしゃい! 気をつけて!  」

? @victria_william KOBALYN
「JAXAの宇宙開発シンポに出ていた家内も土曜日遅くにお土産持って
帰ってきました。
野口聡一宇宙飛行士と話ができた上にJAXAのバッジをプレゼントしてくれたと
ルンルンで子供みたいに喜んで帰ってきました。聡一さんやさしいですね。」

? acupun2 ms.koba
「@victria_william さん、行ってきました『宇宙開発シンポジウム』
昨年、野口宇宙飛行士がISSで行った“金魚のウロコ”実験を金沢大学が
研究続行中。
金魚・メダカと侮るなかれ。人間様の寝たきり・老化予防につながっている!
http://t.co/f5muoVh . 」

? acupun2 ms.koba
「【7/2金沢発】昨年、野口宇宙飛行士がISSでFish Scales実験行った。
宇宙で骨が脆くなるのは何故?http://t.co/zmwtpcM その研究成果の一部が
明かされる。
 破骨を抑制するには加重0.5G程度、骨芽細胞を活性化させるには
その10倍も高い5Gが必要だそうです。」

? acupun2 ms.koba
「【 #キンギョのウロコ 】を使った宇宙実験のその後
その?【宇宙に行った骨を壊す細胞の形の変化について】
       鈴木信雄 金沢大学 准教授
その?【骨を強くする運動:ウロコから得られた新しい事実とヒトへの応用】
       北村 敬一郎 金沢大学 准教授
⇒破骨細胞・骨芽細胞の特性が解明されて行く。」

? acupun2 ms.koba
「@victria_william さん。
『JAXAのシンポで野口聡一宇宙飛行士と話が…』⇒そう、フロアから
だけど直接ね。
『JAXAのバッジ…』⇒そう、古川飛行士の記念のを頂いた。
Fish Scaleの研究者・鈴木信雄准教授とは握手。
いつか、小山曲泉流掃骨鍼法の話も聴いて貰おうっと!!! 」

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