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ケベック・プログレコミュの第2回 HARMONIUM : アーティスト/アルバム レビュー

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アーティスト/アルバム レビュー
第2回目は、HARMONIUMです。
フォーキーな路線で出発し、大作志向を強め、傑作を残しました。
ケベックと言えば外せない、5大プログレバンドみたいなものの一つです。
ブリティッシュ5大プログレバンドのように、人気&知名度・パイオニア度・影響度
などで総合的に見ても上位を競うのは間違いないでしょう。
(内容的な素晴らしさでは1位,2位はOPUS-5、ET CETERAとしたい所ですが、
大手CBSからのデビュー、YouTubeのフォロワー含む動画の多さ(笑)などを見ると
本国での知名度は相当なもの、アルバム数およびシングルヒット、等々では軍配が。)

日本での人気も高い2ndアルバム「Les Cinq Saisons」が名盤として有名ですが、
これは冬の終わり〜春に聴きたくなります。
3rdアルバム「L'Heptade」と、ほぼその曲で構成されたライブ盤の
4th「En Tournée」は秋〜冬にかけて聴くのが合う、まさに今の季節にぴったりな、
名盤です。

以下のマイスペースで試聴ができます。
http://www.myspace.com/harmoniumprogfolk

画像左:Harmonium - 1974 1st
画像中:Les Cinq Saisons(Si On Avait Besoin d'une Cinquième Saison) - 1975 2nd
画像右:(左)L'Heptade - 1976 3rd 
   :(右)En Tournée - 1980 4th(Live Recorded at Vancouver 1977)


メンバー

★コアメンバー
Serge Fiori (guitar/vocal)
Michel Normandeau (guitar/vocal)
Louis Valois (bass)

1st時の構成 ★+
ゲスト
Rejean Emond (Drums)

2nd ★+
Serge Locat (keyboard)
Pierre Daigneault (flute sax clarinet) [EX L'infonie]
ゲスト
Judy Richard (vocal) :female
Marie Bernard Pagé (Ondes Martenot):オンドマルトノ 2曲参加[EX ET CETERA]
※ドラムは一部Serge Fiori兼任のみ

3rd (4th) ★+
Serge Locat (keyboard)
Denis Farmer (Drums) [EX Toubabou , Ville Emard Blues Band]
Robert Stanley (guitar) [EX Toubabou , Ville Emard Blues Band]
Libert Subirana (flute/sax) ※Pierre Daigneaultから交代
Monique Fauteux (vocalist/second keyboardist)
Neil Chotem  (compose and arrange orchestra):有名なピアニスト/指揮者/作曲家
ゲストボーカル
Pierre Bertrand  [EX Beau Dommage]
Richard Seguin  [EX Seguin]
Estelle Ste-Croix  [EX Ville Emard Blues Band]

出典:上記マイスペースおよび、
プログケベックの下記ページを参照
http://www.progquebec.com/harmonium.html
という訳で、まだ日本盤を一切持ってない僕は、ろくに出来ない英語を
なんとかポイントを翻訳して、解明してみました。

<結成〜1st「Harmonium」発表>
アルモニウムはケベック・プログレの中でも、もっとも実りの多い
グループ。(4枚もアルバムが出ているのも多い方です。)
父親の楽団で専任ダンスホール・ギタリストであった
Serge Fioriが72年ジャーナリストでドラマ俳優のNormandeauと出会い結成
73年にフォークトリオとして結成。74年セルフタイトルのアルバムでデビュー。
アコースティックな曲中心で数々のヒットソング(FMラジオ)を生み出したそうです。
FM Hit: "Pour un Instant" " Harmonium" "Un Musicien Parmi Tant d'Autres"
"Aujourd'hui, Je Dis Bonjour ΰ La Vie "
この時点でケベック・フォークロックのマスターピースであり、今日までの
ケベック音楽文化の金字塔とまで書かれています。

※1stは、2ndよりはオーソドックスでコンパクトですが、
既に個性が確立されてますね。
幻想性は後のアルバム程ないですが、クリアな音で聴きやすいです。


<2nd「Les Cinq Saisons」発表>
メロー・プログレッシヴロック、形而上学的な歌詞とあります。
17分大作のHistoires Sans Parolesでは女性ヴォーカルのJudy Richard参加、
Ondes Martenot(オンドマルトノ)でET CETERAのMarie Bernard Pagéが2曲参加
しています。(これは初めて知りました!。なるほど。ET CETERAで、
リードヴォーカルと、鍵盤とオンドマルトノを担当していた女性が、アルモニウム
にも参加してた訳ですね。)

※2ndは、いよいよアルバム全体にコンセプトの
ようなものが感じられる、プログレッシヴなフォークロックを聴かせます。
幻想性ではダントツですね。ジャケットもマンドラゴラの花、巨大ウサギ、海の大波が
押し寄せるような空、色合いも極彩色で毒々しい程。内ジャケも物語性を感じます。
プログレファンには、メロトロンの使用がたまらないでしょう。
妖しい霧のような、コードで空間を演出する場面などどっぷりと世界に引き込まれます。
また、美しいフルートも冒頭などに登場し、トリップ感を高めます。
タイトルは5番目の季節(a.k.a. もし私達に5番目の季節が必要だったなら)の意。
日本のフォークにも通じる情念のようなもの、思春期の淡い憧憬。
アレンジによるところも大きいでしょうが、70年代的な世界観が濃厚で、霊的なもの、
人はこの世に生まれ、何処から来て何処へ行くのか?といった感慨を与えます。


<3rd「L'Heptade」発表>
Serge Fioriの才能が猛烈に活性化し、郊外の自宅でグループ再編に向け、
7つのパートからなる組曲:意識の7段階に基づく超大作を作曲した。

※3rdは2枚組みの大作で、持てる力とアイディアを全てつぎ込んだと
言える様な、集大成的・圧倒的な作品になっています。
メンバー構成も最大人数で大所帯になって来ていますが、さらにフルオーケストラ
も本格的に入っているので、もの凄くゴージャス。
2ndに比べると、妖しげな幻想性はやや後退し、構築性は増しています。
とはいえ、2ndのサイケデリック感?とはまた違ったシンフォニックな幻想美が横溢。
表現の幅もグッと広がり、歌はもちろん、アコースティック曲、交響曲的な箇所、
ピアノ曲、そしてドラム・エレキギター・シンセが入り、バンド的な編成の曲。
万華鏡のように変化します。これは必聴名盤ですな。


<ライブ〜解散 その後4th「En Tournée」発表 >
77年6月にカナダツアー 最終地のバンクーバーへ、ライブ盤はこの時のもの。
また、Californiaへの遠征ツアーはケベック政府の分離派の奨励と後押しに
よるもので、バークレー大学でのコンサートなど、ドキュメンタリー・フィルム
として収録。(下記DVD化されています。
http://diskunion.net/portal/ct/detail/PGD-311
ヨーロッパではSupertrampの前座でツアー(!これは何とも合いますねー。)
ツアーでSerge Fioriは肉体的、精神的に参ってしまい、
グループ解散の潮時という結論となってしまいました。

※4thのライブアルバムはケベック政府からギャラが出るという約束だったようで、
解散後の1980年に発表されました。
こちらは3rdの曲を1曲抜かし、ほぼ全曲収録しています。
ライブの都合もあったのでしょうが、よりバンド的なサウンド編成で勝負しており、
ディスコグラフィー中、最もロック色が強いです。ドラムも活躍場面が増え、
シンセソロやエレキの音もビビッドで、プログレッシヴ・ロックらしくなってます。
人によってはこれが好みという人もいるかも知れませんね。僕もかなり好きです。
感触としては全体にややクロスオーバー&フュージョン的な音という印象も
受けますが、そうそう一筋縄では行きません。業が深いのだ(笑)。

※DVDに関しては、ドキュメンタリーなので、フルで曲を演奏している
場面が殆どありません。収録時間もとても短いです。ファンにとっては楽しめる、
貴重な内容ではあります。
しかしフルコンサート映像などがあったらいいのに!と心底思います。


<ソロ活動など>
Fiori&Séguin (Serge Fiori&Richard Séguin)
「Deux Cents Nuits à l'Heure」 1978
※3rdにゲスト参加のRichard SéguinはSéguinというバンドをやってますが
まだ未聴。その人とSerge Fioriの双頭プロジェクト。賞を勝ち取る。
アルモニウムのメンバーがバックを担当。
このアルバムも聴きやすいサウンドですが、素晴らしいです。


Neil Chotem「Live au El Casino」1979 
※アルモニウムのメンバー全員揃う・・これがまたプログレッシヴで良いらしい。
Serge Fiori  1986 コマーシャルなソロ
Serge Locat & Michel Normandeau 1978,1979 ソロ


今回は可能な限りがんばって情報を集約しましたが、毎回これは無理だな〜と
思いました。
このトピックのシリーズは誰か書きたい人がいたら立てていただいて
構いませんよ!。このコミュ自体も基本トピ立て自由ですので、よろしく!。

コメント(2)

こちらも貼っておきます。
1975の 2nd
「Les Cinq Saisons(Si On Avait Besoin d'une Cinquième Saison)」
より。

Harmonium - Vert

以下、マイスペースに出てない曲で。。
こちらも1975の 2nd
「Les Cinq Saisons(Si On Avait Besoin d'une Cinquième Saison)」から。
こんなスカっと抜けたお茶目な曲も。

Harmonium - Dixie

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