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New York Pawsコミュの犬の食事の話

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1月29日に行われた「日犬人会」の講習会のレポートです。

「犬の歯の健康維持と食事の話」
 主催:日犬人会
 講師:添田晋吾 獣医師


「犬の食事の話」編 〜要約〜

1:ダイアモンド社ドッグフード事件について
当コミュニティでもトピックがありますが、添田先生からもこの事件について話がありました。ダ社のドッグフードに含まれた毒カビは、アスペルギルスというカビが産生した「アフラトキシン」という毒が原因。この毒は肝臓機能の低下を引き起こし、最悪死亡することもあります。

今回の事件では、毒のターゲットになったのが「肝臓」でした。「物言わぬ臓器」と言われる肝臓は、「異常の発見」に時間がかかります。事実、今回の死亡例でも、「オーナーの異常発見の遅れ→動物病院への来院の遅れ→治療の遅れ→死亡」という経過を、不幸にも辿ってしまったケースが多いのだとか。

この事件から学ぶことは、ドッグフードの善し悪しを見極めるのもそうですが、「日頃から犬の様子をよく観察しておく」ということ。肝臓疾患の症状の経過としては、「元気・食欲の喪失→黄疸→腹水→消化管内出血」だそうです。しかし、なかなかオーナーさんには見極めるのが難しいので、とにかく、日頃の観察をよく行ない、「異常の早期発見」に努める! これ例外なさそうです。

* 黄疸の見方
 白目、肌の色(内股などの毛が薄い部分)が黄色くなっていないかをチェック。黄疸が出ている時点で、症状はかなり悪いそうです。


2:ドッグフードについて
対象別(子犬用、成犬用、老犬用など)、自然素材やサプリメント配合など、さまざまな種類がありますが、「基本的」に、ワンちゃんの好きなものをオーナーさんが状況に応じて選んであげれば良いとのこと。

ただ、獣医師としてお勧めできるのは、「実験に基づく科学的データを公表している会社の製品」だそうです。例えば、「○○効果」など表示されていても、科学的根拠に乏しいものは、例え素材が自然派でも、実際それが良いとも悪いとも、効果があるともないとも何とも言い様がないそうです。

 下記の会社はデータを出しているそうです。
 IAMS http://www.iams.com/
 HILLS http://www.hillspet.com/
 PURINA http://www.purina.com/
 NUTRO http://www.nutroproducts.com/

* 今回の講習会で名前が出てきた会社です。ここ以外にもデータを出している会社はありますし、この中にも良くない噂を聞く会社はありますから、結局はオーナーさん次第ですね。(by micho)

また、ドッグフード会社側の話によると、「値段の差は質の差」だそうです。

缶かドライかについては、「ドライの方が歯磨き効果がある」とよく言われていますが、実際にはその効果はほとんどなく、ワンちゃんの好きな方で良いそうです。(歯垢除去は歯磨きで!)


3:サプリメントや薬について
「サプリメントは、日頃から必要な物を定期的にあげる」ようにしましょう。実際、サプリはサプリ、薬ではありません。薬のような効果をサプリに期待するのは難しいと思われます。調子が悪いからサプリ、病気になったからサプリ、、では、予防できる病気も予防できず、治療できる病気も治らないかもしれません。

ちなみに、薬には「配合禁忌」があります。多種類の薬を使用すると「薬の飲み合わせ」によっては、薬の作用を打ち消し合うことがあるのです。早く治って欲しいがために、素人が多種類の薬を併用するのは逆効果、危険です。特に、東洋と西洋では、病気のとらえ方や薬の効果の根拠が異なることあるので、くれぐれも薬の併用を安易にしないように。

サプリメントも薬も、必要なものはワンちゃんの状態によって異なるので、何がいい、というのは一概には語れないそうです。


4:ダイエット/減量について
・肥満大敵!「過ぎたるは及ばざるがごとし」
 肥満は、関節症や椎間板ヘルニアの原因になるだけでなく、心臓病、肝臓病、糖尿病などの生活習慣病の原因にもなります。肥満の原因は、カロリーの摂取と消費のアンバランスです。おやつ・トリートを含めたフードの総摂取量のカロリーを考えましょう。犬は、多少食事量が少なくても生きていけるような体になっています。「食事のあげ過ぎ!」が問題になることは多いですが、少な過ぎが問題になることは、通常のオーナーさんだったら、まずないでしょう。

・定期的な体重、体格チェックをしましょう
例えばココ↓
http://www.hills.co.jp/news/pdall/rdwd_slim/check/
http://www.zubrinus.com/default.aspx?pageid=178#bcs
http://www.gfah.com/Medical_Notes/Dog_body_assessment.htm

・無理な減量は禁物!
1ヶ月に5〜8%の減量を目標にしましょう。
例えば、おやつ・トリートをほとんどなくすか、フードを1割減らす。

・適度な運動!
散歩の時間を増やす。

・記録する!
体重や体格などの定期的なチェックを記録しておくと良いでしょう。経過が分かりやすいし、チェックのスヶジュールを把握しやすいです。


〜 micho的追加 〜
・運動リスクに対する注意
肥満による関節負担が大きいと予想できる場合は、まずはフードでの減量を行なってから運動量を増やすことをお勧め。食事の減量や低カロリー食とか。

また、肥満に関する病気や肺疾患など、運動により増悪する疾患を持っていないかを確認することをお勧め。

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食事に関しては、講習会の時間がちょっと足りなってしまって、サプリメントや手作り食についてはサクサク進んで行きました。

サイトを検索すると、さまざまな情報があると思います。調べてみて下さい。

また、講習会に参加された方や他にいろんな情報を御存じの方、追加や訂正などありましたら、書き込みよろしくお願いいたします!

コメント(4)

みなさん、こんにちわ。

どなたかドッグフードでWELLNESSを与えている方いらっしゃいますかぁ〜!?

私の愛犬たちも長い間WELLNESSをあたえていたのですが、手作り食に挑戦しよう!!ってことで、1週間前に買った一番大きなサイズのもの(開封済みですが、4回ほどしか使っていません。)(タイプは、アレルギー用のシンプルソリューションの、ダックフォーミュラになります)と、クッキー、一つは、大きいタイプ、もう一つは小さなタイプのクッキーが大量にあります。
小さい方は、3個ほど食べてありますが、大きい方はまだ未開封です。

もし、どなたか必要でしたら差し上げますので、ご連絡ください。
>NAOさん
手作り食!! がんばって下さい!!
手作り食だと、むしゃむしゃとおいしそうな音を立てて食べてくれるから、作りがいがありますよね!^^

うちのワンちゃんは「シニア」なので、ちょっとダメですが、
WELNESSは、良い評判を聞きますから、
どこかのワンちゃんに食してもらいたいですね。

どなたか、いらっしゃいませんかぁー?
こんにちは!

アニマルシェルターとか、地元のレスキューグループに寄付してみたらいかがでしょうか。アニマルシェルターだと決まったブランドしか与えないこともあるのですが、小さめのレスキューグループは、運営が大変でいつでも寄付募集してると思います。
>キキまま。さん
なるほど!そういう方法もありますね!さすがですっ!^^

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