"But mostly I hate the way I don't hate you. Not even close, not even a little bit, not even at all."
これはこの映画の中でも見逃せないシーンで、 映画の題名通り、キャットがパトリックの嫌いなところを 10個挙げていくシーンのセリフなのですが、 "the way" と"I don't hate you"の間に"that"が隠されています。 後ろの文章が"the way"にかかっています。 "not even"は「〜でさえない」という意味で、 "even"が入ることで否定が強調されています。 「でも一番嫌なのは、あなたのことが嫌いじゃないってこと。 惜しくもない。少しも・・・全然嫌いじゃない。」
"I like you"や、"I've had a crush on you"など、ストレートな表現を使わず、 敢えて"I don't hate you"と言うところがキャットらしいところでもあるのですが、 学生時代というのは遠まわしなものですよね。 素直に好きだとは伝えられず・・・なんて青春なんでしょう!!