ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

チュルリョーニスとリトアニアコミュの日本で手に入るチュルリョーニス

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
自己紹介トピックでの話題が長くなってきたかな、と思いましたので、新規に作りました。

日本ではセゾン美術館でチュルリョーニス展が開かれましたが、そのカタログのほか、キングレコードやテイチクからCDが出ていたり、どうやら日本の専門家達がまとめた本などが出ていたみたい、ということです。

と、いうわけで、日本で手に入るチュルリョーニスの本・CDなどありましたら、どうぞご紹介ください。
(ネットで手に入る海外文献でも、お勧めのものがあればぜひ)

私は灯台下暗しで、地元、横浜市の中央図書館にセゾン美術館でのカタログが所蔵されていることがわかりましたので、さっそく借りにいくぞと意気込んでいます(^^)。

コメント(26)

新規にトピックを作ってくださりありがとうございます。

> 私が持っている日本語のチュルリョーニス文献は、愛知万博にあわせて作られたらしい
> 『チュルリョーニスの世界と時代』(リトアニア音楽家支援基金・編集、Sapnu Sala社出版)だけです。

へぇ、万博出展に合わせてそんなものも作っていたのですか。
ちなみにそれちゃんとふつうに読める日本語で書かれてました〜?

> 私は灯台下暗しで、地元、横浜市の中央図書館にセゾン美術館でのカタログが所蔵されていることがわかりましたので、
> さっそく借りにいくぞと意気込んでいます(^^)。

ははは。意外なもので・・・
横浜だったらなんでも揃ってそうですね。
CDも探せばたぶん出て来るんじゃないでしょうか。

図書館の蔵書であれば、然るべき手続きを踏めばコピーも取れるでしょうから、よかったですね。

音楽や美術の専門書は知りませんが、CDや絵画集であれば別に語学力や専門知識は要らないと思いますので、
現地の本屋やレコードショップで一般向けに(観光客向け)に売られているものでも十分に楽しめるのではないかと思います。
私が機内販売で入手したCD(同じものは例えばヴィリニュス大学の売店などでも売られています。)は3-4枚セットでチョルリョーニスの主だった作品がすべて収まっていてなかなかよいアルバムだと思います。
あとでちょっと探してきますね。

とりあえず、本とかCDなら国際的なコードが割り振られているので、需要さえあれば日本に取り寄せることは比較的簡単だと思います。

シャコーティス(ケーキ?)とかミードス(蜂蜜酒)とかを現地から輸入しようとするよりはよっぽど簡単でしょう・・・
カレー南蛮そば+玉子さん、みこさん>

さっそく情報ありがとうございます!
CDが3-4枚組とは、豪華ですね。
AmazonなどでキングレコードとテイチクのCDがヒットしましたが、取り扱いなしか、ユーズドだけでした。
私は現地で買ったCDしか持っていないのですが、
・Jura(海)、
・Miske(森の中で)、
・De profundis(…これは題の意味を知らないのですが…)
この3曲が入っていて、1時間に満たないながら気に入っています。
リトアニア国立交響楽団の演奏で、指揮はJuozas Domarkas(ユオザス・ドマルカス)。
どうやら1999年にこのオーケストラと指揮者で日本公演を行い、Miskeが演奏されたようです。

そして、みこさん、画集の画像ありがとうございます!こんな感じなんですね(^^)。昨日図書館に予約を入れたので、今日なんとか受け取りにいこうと思っています。
画集の色は、本当に悩ましいところですよね。
イタリアやドイツが版元と思われる画集をカウナスの書店でいくつか見比べましたが、色はやはりかなりオリジナルとは違いました。悩んだ末、買うのをあきらめました。
私には高かったというのもあるんですけど(^^;)。
チュルリョーニスの色の再現は、やはり難しいのでしょうか…。

携帯画像ですが、愛知万博にあわせて作られた冊子というのは上の写真です。日本語は、かなりいい線いってると思います!(笑)
・De profundis

絶望のどん底から〜

みたいな意味になるもと思います。
おそらくこれは聖書に起因するもので、
有名なエストニア人の作曲家(まだ生きてる)も同様のタイトルの曲を書いていますね。

チョルリョーニスの描いた絵は確かに色の再現が難しそうです。
私もあまりパッとした画集を見掛けたことがありません。

万博向けの冊子というのは無料で配布されていたのでしょうか?
日本語はきっと日本人のどなたかの校正が入ったものなのでしょうね。
カレー南蛮そば+玉子さん>

訳をありがとうございます!
そういう意味だったんですね(^^)

万博の冊子は、共訳でマトゥシェヴァ恭子さんという方と、リトアニア語ネイティブの方がなさったようなので、しっかりできてるんだと思います。

そして、チュルリョーニス展のカタログを無事に図書館から借りてきたのです…が、なんと2冊組の1冊、みこさんが写真で見せてくださった2冊組の白い方しかなかったんです!
黒い方に解説が書かれているそうで、白い方は図版だけです。…よ、読みたかった。

カタログは、現地で見た画集にくらべて、たしかに小型ですけれど、色はまだよく出ているほうかも知れないです。

ところで、チュルリョーニスの作品を見ていると、「おや?彼は日本の浮世絵を見ていたのかな?」と、何度か思いました。
たとえばこちらの作品、北斎を思い出さずにいられませんでした。
http://ldmuziejus.mch.mii.lt/Naujausiosparodos/M_K_Ciurlionio21p.htm

あれ?日本語みたい、とか。
http://ldmuziejus.mch.mii.lt/Naujausiosparodos/M_K_Ciurlionio38p.htm

このカタログでまさに浮世絵を模写したようなスケッチがあるのを知りました(P.92の142番)。
う〜〜ん、気になります(^^)
> ところで、チュルリョーニスの作品を見ていると、
> 「おや?彼は日本の浮世絵を見ていたのかな?」と、何度か思いました。

さぁ、どうでしょう・・・
ちょうど日本が明治維新の頃ですからね。

でも、リトアニアやポーランドの人たちって案外日本人に近いような感性を持っているので、
自然と似たような物を作り出したとしても不思議では無いと思います。

それにしても、面白いところに目が行かれましたね。
自分のコメント 4番に関連して(本題から逸れますが...)

> 有名なエストニア人の作曲家(まだ生きてる)も同様のタイトルの曲を書いていますね。

名前入れるの忘れてました。

Arvo Pärt
http://www.arvopart.info/

です。

おそらくバルト方面の音楽に関心のある方ならご存知のはず。

写真は先月こちらタリンの音楽院であったミニ・コンサートの時の模様。
作曲家の隣に写っているのは私の知り合いのピアニストですが、
バルト地域は本当に有能な若手の音楽家の宝庫です。
音楽好きにはたまらない場所ですね。
カレー南蛮そば+玉子さん>

リンクご紹介ありがとうございます(^^)カタカナでは「アルヴォ・ペルト」なんですね。 HPの試聴をきいて古風な宗教音楽…と、思ったら「えっ?そうくるの?」という展開でした(笑)。コーラスも綺麗でしたが"Fratres"にやられました。うーん、もっと聞きたい。

ところで、チュルリョーニスの文献…ではないのですが、チュルリョーニスに言及されている本を発見しました。

●『展覧会の絵』森口陽(あきら)著、美術出版社、2001年

キュレーターの方のエッセイ集のような感じで、そう、92年のセゾン美術館でのチュルリョーニス展をやった方なんですね!
図書館や書店で入手可能と思います。皆さんは読まれましたか?

チュルリョーニスに関する章は、ひとつはチュルリョーニス展カタログの図版本(白いほう)に掲載されている文章で、もうひとつは、展覧会準備の裏話です。
短い文章ですが、まだソ連がリトアニアの独立を認めていなかった当時の苦労がしのばれます。
開催の収支が出ているのもおもしろいです(笑)。
東京でのこの展覧会は、チュルリョーニス作品の初の大規模な海外展覧会として、チュルリョーニス美術館の年譜にも記されていましたが、本当に大変だったんですね。

もう一度やってください…といったら、怒られるでしょうか…(^^;)
なるほど。セゾン美術館での展覧会を催された方の回顧録?とは必読ですね。
ご紹介有難うございます。

なんでもあの当時両国の状況はというと、日本はバブル経済末期の金余り状態、リトアニアは独立直後の超混乱期の最中という対極的な状況にあったわけなのですが、
そのリトアニアが悲願の再独立を果たした直後、最初にチョルリョーニスの作品の展覧会をやろうと打診してきたのが日本のセゾン美術館だったそうで、
もちろんそれに掛かる費用も人員も全て日本側がアレンジをしたのだそうです。

当時の状況から察するに、リトアニアの芸術関係者から見た日本からオファーはまるで神の為業のように思えたことでしょう。

独立間もない東欧の新興国の優れた芸術的資産にいち早く目を着け、その最初の(西側における)国外展覧会を実現された当時のセゾンのスタッフの方々には本当に敬意を表したいと思います。

それにより、リトアニアという国における日本の株が物凄く上がったことは想像に難くありません。
なんといってもチョルリョーニスはリトアニアにおいては国民的な意味を持った芸術家でありますから。

私がヴィリニュスにあるチョルリョーニス記念館を訪れた際にも、
あんな独立直後の大変な時期に真っ先に国外展覧会の打診をしてきたのが、隣国のドイツやフランスでも、大勢のリトアニア人移民が住むアメリカでもなく、東洋の神秘の国〜日本だった。
日本とはなんて素晴らしい国なんだ!!
日本人とはなんと素晴らしい人たちなのだ!!
担当の方が熱くその思いを語って下さいました。


いやでもまぁ我ながらそこまで自分の母国のことを褒められるとちょっとくすぐったいというか恥ずかしいもんですね。(^^;;
あの時代の日本、どーでもいいわけのわからないことで無駄遣いしてあとで新聞沙汰になって叩かれたりした人も沢山いましたが、
こんな有意義な文化事業に投資をされた方もちゃんといらっしゃったのだなぁということを知って一寸嬉しく思った次第です。
そうですよね、日本からオファーされてリトアニア側もびっくりしたでしょうね(^^;)。

さて、チュルリョーニスに触れている日本の本を、もう一冊発見しました。

●『音楽のつつましい願い』中沢新一、山本容子(筑摩書房、1998年)

中沢新一氏自身がリストアップした、気に入りの作曲家11人についての短編(小説風)をつづった本で、一人ひとりについて、山本容子さんの銅版画が入っています。
その一人がチュルリョーニスだったんです!
文章も素敵ですが、赤い描線の銅版画、必見です。
実はこの銅版画シリーズは、すみだトリフォニーホールの壁画として描かれたものだそうなのですが、現在、同ホールのHPを見た限りでは、展示されていないような…。

携帯で撮った写真では、何がなにやらわかりませんが、チュルリョーニスの用いた数々のモチーフが銅版画に取り入れられています。
探せばチュルリョーニスにみせられた日本人がもっといるはず…と期待しています(^^)。
チュルリョーニスが描かれている小説をもう一冊ご紹介です。

●『リトアニアのピアノ』ボブロウスキー著
 山下肇・石丸昭ニ訳(河出書房新社、1980年)

著者のヨハネス・ボブロウスキー(ボブロフスキー)は、ドイツ人作家と紹介されるようですが、生まれはリトアニアとドイツが主権を争っていた、旧東プロイセンのティルジット市(現ロシア領カリーニングラード州ソヴィエツク)。

この物語は、1936年の6月24日〜25日が舞台です。リトアニア国民文学の創始者とされ、現在もリトアニアで通りにその名がつけられる、クリスティヨーナス・ドネライティスKristijonas Donelaitisの生涯をオペラ化しようとする人々の話です。
物語の舞台となるメーメル地方(現リトアニア、クライペダ市)は、当時自治区としてドイツ系とリトアニア系住民が共存しており、大戦勃発前の緊張感が描かれています。
6月24日〜25日というのはヨーニネスJonines(聖ヨハネの祭日)で、いわゆる夏至祭。今も伝統行事が行われるそうです。

リトアニアの人物や民俗の描写がもりだくさんで楽しいのですが、正直、リトアニアについてなんの知識もなく読んだら、かなり読みにくい…と思います(^^;)文章も原文の文体がきっと独特なのではないかと想像しますが、翻訳のご苦労がしのばれます…。

文中にチュルリョーニスの絵の描写が出てきます(^-^)

 『チュルリョオニス作の絵。一方には二人の王。やや褐色をおびた色調と青みがかった緑の色調。背後は鬱然たる黒い樹幹と樹枝、そのかいまから白い星のきらめく空が見える…』
 『そしてもう一方の絵はニ本の十字架。もとをただせば角を切り取ったニ本の棒で、上にのっかった尖り屋根の下に、のこぎりで鹿の枝角のように切った飾りに囲まれた十字架がついている…』(p.61)

一枚目の絵は、もう皆さんご承知のごとく、例の「王達・おとぎ話 Fairy tale」に間違いありませんね。
二枚目は、本の訳注に「ゼマイートの十字架」と紹介されている「ジェマイティスの十字架」です。ちょうどチュルリョーニス美術館HPに画像があります。
http://ldmuziejus.mch.mii.lt/Naujausiosparodos/M_K_Ciurlionio25p.htm

上に写真も出しましたが、木彫りの十字架はリトアニアのフォークアートを代表する一つだと思います。
下のようなページがあります(英語)。Part1、Part2から写真を見られます。セピア色ですが。
http://www.culture.lt/crests/en.html

本は、現在残念ながら絶版のようですので、関心をお持ちの方は、図書館などでお探しください。
日本で手に入るチュルリョーニス、もう一つ見つけました。
ロシアで活動中の日本人ピアニスト、宮崎朋菜さんのCDに収録されています。

セカンドアルバム『VIA AD SECRETUM』に収録されており、ディスコグラフィーからレビューが見られます。チュルリョーニスの曲は全部で10曲収録。
レビューによると、宮崎朋菜さんの魅力がもっとも発揮されているのが、チュルリョーニスの曲だとか。
05年夏には、リトアニアでコンサートもされています。

私も見つけたばかりなので、何も知らないのですが、ぜひ購入してみたいと思っています。
すでにお持ちの方がいらしたら、ぜひご感想をお聞かせください!

【宮崎朋菜さん公式HP】
http://tomona.jp/index.html
みこさん>
遅ればせながら、情報ありがとうございました!
東京都現代美術館…なるほど!そうですよね、そういう場所ならば所蔵されていて不思議ではないですよね!

なかなか時間使いが下手で、最近は読みたい本も見たい映画も溜まる一方ですが、これはがっちり計画をたてて、東京まで遠征する必要がありそうです。
ありがとうございました!
こんにちは。チュルリョーニスに触れている本を見つけました。
音楽家としてのチュルリョーニスです。

●『北欧音楽入門』大束省三著(音楽之友社、2000年)
p66〜71 第六章 
「リトアニアの天才―幻想の画家・作曲家チュルリョーニス」

北欧音楽を探求して50年という著者が、様々な北欧の音楽家達を紹介する一冊です。
北欧、というとやはりスカンジナビア諸国を思い浮かべてしまうのですが、チュルリョーニスが入っていました(笑)。
記事そのものは多くありませんが、著者が北欧の対岸、リトアニアのチュルリョーニスを知ったのは、やはり例のセゾン美術館での展覧会がきっかけなのだそうです。

「チュルリョーニスの絵画と音楽は不可分のものである。両方に接した人は誰でもそのように感ずるだろう」(p.70)

同感です。
くまさま>
はじめまして。遅ればせながら、管理人のきたむと申します。よろしくお願いいたします。

テイチクのCDは、管理人の地元横浜の図書館で貸し出されています。
演奏はヴィリニュス四重奏団とあります。
モスクワ音楽院大ホールにて1990年4月に収録。
曲目は、
 弦楽四重奏曲 ハ短調
 主題と変奏 ロ短調
 二つのフーガ
 二つのカノン

だそうです。
とっくに廃盤のようなので、中古か、こうした公立機関で探してみてはいかがでしょうか。
横浜以外でも試聴可能なすばらしい心がけの図書館を発見されたら(笑)、ぜひご紹介ください!
横浜の図書館は館内試聴のみで、貸し出しがないのが惜しまれます。川崎や都内は貸し出しできたんですが…。
くまさま>

貴重な情報をありがとうございます!!!
早速本屋さんに行ってみます!!!
くまさま>

すいません、ちょっとうっかりしておりました管理人です。
Esquireでは絵画作品もあわせて紹介記事が出ていて嬉しいかぎりでした(^-^)。
全集が未完というのはなんとも悲しいかぎりですね(;_;)
しかし、MIDIを作られるとは、すごい!
堪能させていただきました!
くまさま>

貴重な情報、ありがとうございます!(^▽^)/
全集ついに完成なるかっ!?
楽しみですね。
市内の中古CDショップで、チュルリョーニスの弦楽四重奏曲全集がありました。前述の物です。即購入! 気長〜に待てば入手可能ですね (⌒‐⌒) 興味深く聴きました。

ログインすると、残り8件のコメントが見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

チュルリョーニスとリトアニア 更新情報

チュルリョーニスとリトアニアのメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング