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規矩術の勉強会コミュの基本の勾配図においての決まりごと

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直角三角形の基本の図を参照しながらの説明となります。

まず、直角三角形を描き、各頂点をABCとします。
直角三角形の線分それぞれに、水平線ABは『殳(こ)』、垂直線BCは『勾(こう)』、斜線ACは『玄(げん)』という名称が付けられています。

直角三角形ABCのB点から『玄』(斜線AC)へACに対して垂直な線を引き、交点をDとします。
この線BDを『中勾(ちゅうこう)』といいます。

中勾と玄との交点Dで玄を2つに分割されたうちの下の長さADを『長玄(ちょうげん)』、上の長さCDを『短玄(たんげん)』といいます。

交点Dから『殳』(水平線AB)へABに対して垂直な線を引き、交点をFとします。
この線DFを『欠勾(けっこう)』といいます。

直角三角形ABCのC点から『玄』(斜線AC)と直角となる線を描き、『殳』(水平線AB)を延長させた線と交差した点をEとします。
この線CEを『補玄(ほげん)』といいます。

交点Dから『勾』(垂直線BC)へBCに対して垂直な線を引き、交点をGとします。
この線DGを『小殳(しょうこ)』といいます。

交点Gから『玄』(斜線AC)へACに対して垂直な線を引き、交点をHとします。
この線GHを『小中勾(しょうちゅうこう』といいます。

水平線AE上のAから『玄』(斜線AC)と同じ寸法の点をIとします。
BIを伸びといいます。

この直角三角形の角度による比例計算から、

殳/玄=長玄/殳=中勾/勾=勾/補玄=欠勾/中勾

勾/玄=中勾/殳=欠勾/長玄=短玄/勾

勾/殳=補玄/玄=中勾/長玄=短玄/中勾

などの関係が求められます。

建築の勾配は『殳』(水平線AB)の長さと『勾』(垂直線BC)の長さの割合を分数で表します。
例えば、勾配5/10という表記の場合は、水平1mの距離で高さが0.5m上がるということになります。この場合の勾配の呼び方は、「5寸勾配(ごすんこうばい)」といいます。

コメント(4)

僕は、原寸引き付けをずっとしてきていたので、一応、ねじり軒でも書けますが、みなさん規矩から勉強されるようですが、まず、展開図から始めると理解しやすい思いますよわーい(嬉しい顔)

見づらくてすみませんが、
伏図(緑で囲った範囲)
平断面図(オレンジ)
隅断面図(ピンク)
これらの図面を水平と立で展開していき、勾配や高さを求めるやり方です。
例えば隅勾配のだしかたです。
まず伏せ図で任意の90°と書かれた所の高さを見てみましょう。
平断面でaと書かれた所の高さだと解ります。
それを点線を立に下ろし、隅木に交わった所で隅木に対して矩に点線のように立ち上げます。
そして隅断面で桁天から同じ値のaを取れば、それで隅勾配になります。

ここで気づかれたと思いますが、平断面の桁天と書かれた線と平勾配と書かれた線、そしてaの高さを取った点線は、基本図の勾・殳・玄になっています。
隅断面を同様の見方をすると殳が平断面の√2になっています。
そして、勾は同じ値。つまり規矩の基本図で見る隅勾配なのです。

これは最も基本的な展開ですが、どんなに難しい納まりも何回展開するかというだけでやり方は変わりません。
木幅を書かずに省略してますが・・・

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