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短歌点コミュの短歌点1154△お題「茶」

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おこげさんのお題「癖」からバトンを受け取りました蜜柑です。

今年は猛暑でしたが、ようやく秋を感じる北国です。
今回のお題は秋のイメージで「茶」です。
漢字で「茶」を詠みこんでください。
意味はお茶でも色でも、または茶碗など、なんでも構いません。
茶は2回目ではありますが、たくさんのご参加よろしくお願い致します。


ルール

1:出題者が、お題を出します。
2:お題は、何でもありで面白そうなもの。
  50題以前に出されたものであれば、既出のお題でもOKです。
3:トピック本文に「前回の出題者名」「前回のお題ワード」を明記してください
 (例:●●さんの「▲▲」というお題からバトンを受け取りました)。
4:出題者じゃない人はお題を詠み込んだ短歌を書き込みます。(1人1首のみ)
5:一週間以後、出題者が(独断で)もっとも素晴らしいと思った短歌を1つ選
び、その選出理由を書きこみます。
6:次のお題は、最優秀短歌をつくった人が出すことになります。
 (新トピックの番号は「自分が選ばれたトピック番号+5」)
7:その後は、みんなでワイワイ感想をかわします。
ーーー
※2012年4月17日一部改定
(基本ルールに「特定の単語・文字列を指定してください。」を加筆。管理人:ツトム)
※2022年3月9日一部改定
( ルールの3番として以下加筆。「トピック本文に『前回の出題者名』『前回のお題ワード』を明記してください(例:●●さんの『▲▲』というお題からバトンを受け取りました)」。

コメント(51)

紅茶には輪切りの檸檬うすく浮ききみの記憶のかおりは溜まる
ぬるいお茶流しへ捨ててまならうらのインディゴの空に睡るわが鳥
たぶんもう落ちない茶渋 真夜中のリビングでふと眺めてしまう
最寄り駅2本の傘をぷらぷらと茶柱みたいにきみが待ってる
きみといるとことばがとけちゃう どうしよう 紅茶をもじもじ回してばかり
喫茶店では残された吸い殻とコーヒーだけが孤独のままだ
コーヒーを啜りしばらく時忘れ 琥珀になりぬ飴色喫茶
出題者の蜜柑です。
ご投稿ありがとうございます!
こちらの締め切りは11月9日(土)いっぱいまでと致します。

引き続きのご参加、よろしくお願い致します!
弁当を今日も残して帰るきみ負けるな一茶はここにいるなり
過ぎ去りし茶色い季節脱ぎ捨てて私は今日を生で生きてく
まだ触れたことのない服 君がハンドルを切るたび深まる焦茶色
おはようございます!
出題者の蜜柑です。
ここで締め切りと致します。

ご投稿くださいました皆様、ありがとうございました!
いつも通り少しずつですが感想を書かせていただいてからの選歌という流れで進めたいと思います。 

しばらくのお付き合いをよろしくお願い致します。
感想まで少しお待ちください。
申し訳ないのですが、激しい腱鞘炎になってしまい、痛みが引くまでしばらくお時間ください顔(願)‍♀
すみません顔(願)‍♀顔(願)‍♀顔(願)‍♀
>>[31]

ご無沙汰していました。
舞い戻ってまいりました。
蜜柑さんの瑞々しいお歌、選歌感想をまた拝見するのが楽しみです。よろしくお願いいたします。

腱鞘炎、心配です。
ご無理なくお大事になさってください。
長らくお待たせしていて申し訳ありません。
なかなか回復せず、明日まで痛みが軽減しなければ選歌を先にさせていただこうと思います。
m(_ _)m
流れを止めたままにしてしまい申し訳ありませんでした。
思うように回復せず、腱鞘炎ではないとの診断。
少し時間がかかりそうなので、気持ちは残念ですが、先に選歌だけ致します。

最優秀は
*秋雨のなごりの茶事のホトトギスだぁれのことも知らぬ顔して
(はしるさん)

に決定いたします。
いろいろ書きたいのですが、読み返す毎に深まる秀逸な詩を感じました。

はしるさん、バトンをお願い致します。

次点は
*たぶんもう落ちない茶渋 真夜中のリビングでふと眺めてしまう
(HOHAさん)

です。
お気に入りも沢山あって、回復致しましたらわいわいで改めて感想をかけたらと思います。

皆様にわいわいで盛り上げていただけたら幸いです。

たくさんのご参加ありがとうございました。
>>[35]
すぐに受け取っていただきありがとうございます。
よろしくお願いしますクローバー
>>[32]
遅くなりました。お帰りなさい。
よろしくお願いします。
>>[37]
お辛い中での選歌、大変お疲れ様でした。
今少しごゆっくりなさってください。
急に寒くなってきました。お大事にね。
蜜柑さん、選歌お疲れ様です。
体調お大事にしてくださいね。

蜜柑さんの復活までちょこちょこワイガヤ伸ばしておこうかと思って軽くコメントしますー。

はしるさん、最優秀おめでとうございます!
上の句の愛唱性っていうんでしょうか、口ずさみたくなる感じのフレーズを「だぁれのことも」と受けることで歌の流れを失わせないのが良いですね。
そこらへんの選択、歌作りの面で自分がわりとビビってしまうゾーンなので、カッコいいなと思いました。

そして次点ありがとうございます!
真夜中の、何にも音のない静かな感じにしたくて。
目立たない歌だと思うので、拾ってもらえたのが嬉しく。
もしまた感想を聞ける機会があれば楽しみです。
(復活を急かしてるとかじゃないですよ!)

お気に入りもまた書きにきます〜!
>>[39]
ワイガヤ伸ばしありがとうございます!
ありがたいです。
書きたい事あるので復活したらまた来ますね!
>>[34]

選歌お疲れさまでした。
いつも引き込まれるご講評を書かれる蜜柑さんだけに書けない気持ちをお察しします。
今は何よりお身体をお大事になさってください。早く回復されることをお祈りしております。
私のお気に入りは
HOHAさん
むらしんさん
ジョズエさん
はしるさん
でした。
>>[35]

最優秀、おめでとうございました!

秋雨のなごりの茶事のホトトギスだぁれのことも知らぬ顔して

茶事という言葉を知らなくてネットで調べました。茶会しか知りませんでした。ひょっとしたらドラマか何かで見たことがあるのかも…。
そんな茶事のことを知ったうえではしるさんのお歌をあらためて読みなおすとぽっかりとした味わいを感じました。茶事とホトトギス、これも調べると茶花のよう。
してみると「だぁれのことも知らぬ顔して」いるホトトギスのとぼけたような、泰然としたような雰囲気が漂ってきます。とくに「だぁれ」の表現が味わいをさらに深めているよう。
「秋雨のなごりの茶事」が茶室の空気、湿度を表しているような気がしました。
>>[42]
すっかりお返事が遅くなってしまってごめんなさい。
ようやく日常にあまり支障がない感じになってきました。
ご心配ありがとうございました。

はしるさんへの歌評も味わい深く読ませていただきました。
自分が書けないもどかしさの時に、HOHAさんやひでさんがわいわいを繋いでくださり、安心をいただきました。

お気に入りもありがとうございます。

少し回復しましたので、本当は全投稿歌に感想を書きたいのですが、ひとまず最優秀と次点の感想を書かせていただきます。

>> 秋雨のなごりの茶事のホトトギスだぁれのことも知らぬ顔して
(はしるさん)

現代短歌でありながら、そこにある「にほい」は古典のようでもあり、「新しい正統派」という感想を一番に持ちました。
HOHAさんとひでさんも触れられていましたが、それはまさに「だぁれの」という一語がこの短歌に静謐な雰囲気を与えているからだと感じました。
一見幼い響きの「だぁれの」が、ホトトギスの花の佇まいに過不足なく寄り添っている事で、茶の世界感を見事に表していると思いました。

まさに茶室にいる(またはある)各々がなににもだれにも干渉することなく、ただそこにある。
茶事の本質みたいなものがこの短歌には見事に表現されていて、同時に短歌の詩情とはこれだ、という真っ当さがこの歌にはあると思いました。
さすがの一首だったと思います。

ひでさんのコメントの返信に添えられた写真、納得の一枚でした。
花を詠ませたらやっぱりはしるさん、すごいです。

バトンもすぐに繋いでくださって、改めて感謝いたします。
>> たぶんもう落ちない茶渋 真夜中のリビングでふと眺めてしまう
(HOHAさん)

感想の前に、まずはすぐにわいわいにコメントをくださったこと、嬉しいご配慮ありがとうございました!
もどかしい気持ちが救われましたm(__)m

では、感想を。
ご本人もコメントされていましたが、いい意味でまことに地味な短歌です。
なのに読み流せない。
こういう短歌に出会うといつもやられたなーと思います。

さざ波さえ起こせない、体の奥の奥の奥に秘めた凪ぐしかない思いみたいなものが、この短歌には滲んでいます。
目を逸らしているわけではないけど、もう洗い流せないであろうなにかを、抗うことなく、「受け入れる」という言葉さえ大袈裟なくらい自分の一部として俯瞰している。

本来、茶渋って落ちるんですよね。笑
なので、落ちないのではなく、正確には本気で落とすのをやめた、ということ。
諦めたのではなく、やめた。
それを「たぶんもう落ちない」のだと作中主体はなかば悟りのように傍観しています。
でも、あくまでも悟ってはいないんですよね。そこがいい。
落ちない茶渋は心象風景と重なります。

そんな茶渋をリビングでふと眺めてしまう。
この達観まではいかない一歩手前の感じが秀逸です。
あくまでもどこまでも地味なのに、きっとだれしもにある茶渋の、人間だもの感がとにかく絶妙で、この読後感はやはり拾わずにいられませんでした。

ご投稿ありがとうございました!
皆様にご投稿いただいた短歌については、全てにとはいかないかもしれませんが、折をみて感想を書けたらと思っています。
>>[38]
お帰りなさい!
ご心配ありがとうございました。
お返事もなかなかできずにいて申し訳ありませんでした顔(願)‍♀

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