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短歌点コミュの短歌点1151△お題「オレンジ」

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@貴さんの【花火】からバトンを頂きました、HOHAです。

お米の品薄でここしばらくパスタばっかり作って食べてたりしたんですが、どうやらオレンジも世界的に不作で値段が高騰してるらしいですね。
…というわけで(どういうわけで)、今回のお題は【オレンジ】とさせて頂きます!

果物のオレンジでも、色のオレンジでも、はたまた他の何かでも、とにかくオレンジが詠み込まれていれば大丈夫です。

〆切はざっくり10月半ばの予定です。またアナウンスさせて頂きますね。
ではどうぞ、よろしくお願いいたします!



ルール

1:出題者が、お題を出します。
2:お題は、何でもありで面白そうなもの。ただし、直近で既出のお題を避けてください。
3:トピック本文に「前回の出題者名」「前回のお題ワード」を明記してください(例:●●さんの「▲▲」というお題からバトンを受け取りました)。
4:出題者じゃない人はお題を詠み込んだ短歌を書き込みます。(1人1首のみ)
5:一週間以後、出題者が(独断で)もっとも素晴らしいと思った短歌を1つ選
び、その選出理由を書きこみます。
6:次のお題は、最優秀短歌をつくった人が出すことになります。
 (新トピックの番号は「自分が選ばれたトピック番号+5」)
7:その後は、みんなでワイワイ感想をかわします。



※2012年4月17日一部改定(基本ルールに「特定の単語・文字列を指定してください。」を加筆。   管理人:ツトム)
※2022年3月9日一部改定( ルールの3番として以下加筆。「トピック本文に『前回の出題者名』『前回のお題ワード』を明記してください(例:●●さんの『▲▲』というお題からバトンを受け取りました)」。3番を4番に移動し、以下同じく番号を移動。  管理人:とみいえひろこ)
※2023年6月9日一部改定( ルール2番、「50題以前に出されたものであれば、既出のお題でもOKです。」→「ただし、直近で既出のお題を避けてください。」に変更。  管理人:とみいえひろこ)

コメント(52)

平均台落ちないように生きていくはみ出し禁止オレンジライン
溶けていくオレンジ色の筆先に脆い固形のような夕暮れ
性別欄あなたが無記とした日々の粗熱をとるオレンジピール
オレンジの点滅 衝動を疑うな 間違いだっていつかの正解
セロファンのオレンジ色をつまみ上げ空に貼ったら夕焼け一枚
気温が下がって秋めいて来ましたね。
ここまでご投稿くださっている皆さん、ありがとうございます!
こちらのトピックの〆切は10/13(日)いっぱいまでとさせて頂きます。
どうぞよろしくお願いいたします〜!
来ないで 燃えちゃうんだよ 国道のオレンジの灯に揺れるひとかげ
出題者のHOHAです。
三連休なの忘れてました。
というわけで〆切は14日(月)いっぱいとさせて頂きます。
よろしくお願いいたします。
とろとろのうすオレンジの「もも氷」夏のひかりと練乳添えて
夕暮れに沈む観覧車は輪切りオレンジ 降りる人ひとしずく
お待たせしております〜!!
選が遅くなってしまってすみません。
ここからポツポツ感想を書かせて頂きます。
よろしくお願いします。
>>[4]
オレンジをクラッシュすればオレンジの国がひろがる朝の食卓


オレンジの香りが部屋中に広がる瞬間、その様子を良い具合に短歌にされてます。
ジュースを作っているところかな。
"クラッシュ"という語感がわりと固いものを砕く印象があるので、どこか現実のオレンジとは違うもののようにも感じられて、そこからオレンジの国を探検する物語が始まるようなそんな感じもしつつ。
でもやはりここはオレンジの香気に包まれる様への言及でしょうね。
爽やかで好きなお歌でした。
>>[6]
思い出したように電話をまたくれる? オレンジにシュガー、目の下にほくろ


グレープフルーツに砂糖かける人とかわりと聞く気がするんですが、オレンジに砂糖は珍しいですね。
目の下のほくろとともに"甘い顔の美男子"のようなキャラクターがここで想起されます。
一条ゆかり作画な感じ。笑

思い出したように電話をかけてくる相手のその気ままさが良いんでしょうね。こちらも縛られずその時々を愛でていられる。
五感を複数刺激する"オレンジにシュガー"、その癖が食べ物にまつわる嗜好であることも含めて、ほどよいエロスが関係性を真空保存しているような雰囲気が良いなと思いました。
>>[12]
シグナルは基本オレンジ 人生はハッピーエンドになる、てゆうか、である


一説によると、鬱の状態にある人がいちばん選ばなくなる色がオレンジなんだとか。
明るさと暖かさ、のオレンジ色は人間心理との関わりからしても幸福感やポジティブさと結びつきやすいらしく、そういうオレンジという色の質感を生かしたお歌になっています。

つくづく思いますが、信じきっちゃってる人間って強いんですよね。「自分ならできる」でも「自分は愛される」でも、何でも。
この主体にとって人生というのはハッピーエンドになる物語である、そう信じきっている。
あるいはそう信じきろうとしている、のか?とか、ハッピーじゃなくてハッピーエンドってことはエンドまで行かなわからんのんかい、とか、そういう人間の悲哀みたいなものもちょっぴり嗅ぎに行きたくなるところまで引っくるめて好きなお歌でした。
>>[13]
平均台落ちないように生きていくはみ出し禁止オレンジライン


ゆーさんと以前、一首の中の漢字のバランスや意味の詰め込み具合について「コテコテ豚骨ラーメン680円」か「水みたいに澄んだ高級ラーメン1500円」かみたいな話になったと思うんですが(笑)、すごく良いバランスを見つけてきてらっしゃるんじゃないでしょうか。
ちょうどいい1000円前後の美味しいラーメンですよこの感じ。

…という私信は置いておいて笑、あれですね、中学校の体育とかで平均台の上を歩いたことがある人には伝わるあのグラグラとした不安定な感じ。怖いんですよね、あれ。
前述のとおりオレンジが幸福感やポジティブさを表す色なのだとしたら、社会によって規定された"幸せでポジティブな生き方"からはみ出さないように必死になっている人間の苦しさがここには描かれているように思います。
そう思うと平均台の"平均"という言葉にも毒が効いてて良いですね。

>>[15]
溶けていくオレンジ色の筆先に脆い固形のような夕暮れ


空の色彩を見てそれを絵筆の技のように見立てる、という短歌はわりとちょくちょく見る気がするんですが、このお歌はその逆の展開になっているところが新鮮で良いですね。
手元にある絵筆の先に夕暮れの空を見ている。
水彩画の絵の具を水で溶くんだけれど、パレットの中でまだ溶け残っている半固形の絵の具が筆先に重たく感じられる、そのわずかな重たさから一気に夕暮れの空へと意識がトリップしたのかな。

高校のとき美術選択だったんですけど、放課後によく美術室に残って絵を描いたりしてたのでなんか懐かしい気持ちになりました。



>>[16]
性別欄あなたが無記とした日々の粗熱をとるオレンジピール


オーストラリアとかだと、パスポートの性別欄も「男」「女」以外に「Xジェンダー」という欄があったりするみたいですね。
日本でも民間のアンケートとかだとそういう第三の選択肢が用意されてたりするけど、公的な書類などはまだまだ「男」「女」の二択なので、どちらもしっくりこない人にとってはウッとなる瞬間。

作中の"あなた"はおそらくそんな瞬間、瞬間の選択を「無記」とすることでその苦しさに対処してきた。
ここではその日々が過去形で描かれているのが気になります。"あなた"のその葛藤はどのようにして終わったのか。受容なのか、性別適合手術などを受けたのか、あるいは死なのか。
ここにその答えは書かれていないけれど、オレンジの皮を砂糖で煮て冷ましていく作業のように、あなたの過去の苦しみが癒えていくといい。
"あなた"をずっと見てきた主体の視線になんかちょっと泣きそうになります。
>>[18]
オレンジの点滅 衝動を疑うな 間違いだっていつかの正解


ここに出てくるオレンジは、幸福感やポジティブさの表れというよりは、信号の赤と黄色の意味を足したようなニュアンスでしょうか。
「ほら、今を逃したらもうないぞ」と知らせてくる本能からのアラートのような感じがします。
オレンジは第2チャクラの色でもあるそうなので、うん、やはり本能の訴えなんじゃないかと(←急にスピる奴)

素直に読むと、今は間違いのように思えることもいつかは正解に変えられる、というお歌ですが。
さらに面白いと思ったのは、「いつかの」は過去を指すこともできる言葉なので、過去のいつかは正解だったはずの選択が後になって間違いに変わってしまうという危険性も孕んでいるんですよね。
それでもなお、衝動を疑わない。その自己信頼こそが結局はいちばん大事なのかもしれませんね。
>>[20]
10月のオレンジcountyにかざられしあまたのお化けカボチャがおどる


オレンジカウンティって言うとカリフォルニアですよね。
ちょっと自信なかったので調べたら、LAの南隣の郡で大谷翔平のいたエンゼルスの本拠地もここにあるとか。
気候が良くて裕福な地域、そのあちこちの家や街路にハロウィンの飾りが並んでいる、涼しく晴れた10月のアメリカ。
大統領選が、とかブルーステートですから、とかややこしく掘り下げることも出来るのかもしれませんが、ここは素直にアメリカ的な幸せの情景を楽しみたいです。
>>[21]
セロファンのオレンジ色をつまみ上げ空に貼ったら夕焼け一枚


オレンジ色のセロファンを、ではなくてセロファンのオレンジ色を、という語順なのでおそらく手元に様々な色のセロファンを持ってるんですよね。オレンジ色のセロファン1枚だけを持ってるのではなくて。
その時々の気分で好きな色のセロファンをすっと1枚つまみ上げて空にかざしたりしてるのかな?
青空の下にいてもオレンジ色のセロファンをかざせば夕焼けになる。
わからないですけど、なんか小学生時代のひでさんの(主体の、ではなくあえてもうひでさんの、と言ってしまおう)下校中の様子だったりするのかなーと思ってなんか可愛かったです。笑
>>[23]
来ないで 燃えちゃうんだよ 国道のオレンジの灯に揺れるひとかげ


来ないで 燃えちゃうんだよ をどちら側の台詞(?)と取ればいいのか迷うところですね。
ひとかげがこちらに警告してきているのか、それともその逆なのか。
そして、この"ひとかげ"は生身の人間なのか、それともこの世ならざる者なのか。

「来ないで」の発話にいま手元から出たような勢いを感じるので、僕はなんとなく、この世ならざる者に対して「こっちに来ると危ないよ」「まともな人間の世界こそまともじゃないんだよ」って主体が教えてあげてる歌のような気がしました。
そういう幽玄的で怖いけどちょっと優しい雰囲気を感じたのは、夜の国道を照らす光がオレンジ色だからで、これが青とか緑とか赤だったらまた違う印象を受けたと思います。
>>[26]
とろとろのうすオレンジの「もも氷」夏のひかりと練乳添えて


「」でくくってあるので「もも氷」っていう商品が実在するのかな。サクレレモンみたいな。
…と思って一応調べたんですが僕の検索ではヒットせず。
なので、かき氷に桃のスライスと桃風味のシロップがかけてあるような、ちょっと高級なかき氷屋さんのかき氷を想像して読んでいました。
とろとろ、と表現されるぐらいですからきっと氷の粒も繊細で練乳たっぷりで…たまらんですね。

夏のひかりの中でフォーカスされるオレンジ色っていうのもまたエモいですね。
これもやっぱり、うすいピンクの、とか言われてたらこの質感にはなってなさそうで。
>>[27]
夕暮れに沈む観覧車は輪切りオレンジ 降りる人ひとしずく


ちょっと離れたところから観覧車の全体像を見渡しているのかな。
夕暮れの空を背景にして回る観覧車は夕暮れの色に染まって、まるで輪切りオレンジのよう。
「沈む」と表現されてますからその夕暮れもそろそろ終わりの頃、きっと空の反対側には夜の暗さが近付いてきている。
そんな中、観覧車を降りてくる人を輪切りオレンジから垂れた果汁に例えています。
(果汁100%のオレンジジュースのパッケージによく描かれているあの絵のような感じ。あの絵って果汁100%の製品じゃないと描いちゃダメらしいですね)

リズムも面白いし、見立てにも工夫や仕掛けがあってすごく面白く読ませて頂いたお歌でした。
以上、ご投稿頂いた12首の感想を書かせて頂きました。
素敵な短歌をお寄せくださりありがとうございます。
自分の中で最優秀の候補が二首あるんですが、今日中には決められなさそうなので選はまた明日発表させていただきます。
もう一日だけお待ちくださいませ。
お待たせしております。
あらためて、たくさんの素敵なお歌をありがとうございます。

今回出題するにあたって、一度カタカナのお題を出してみたくて「オレンジ」か「ライオン」で迷ってオレンジにしたんですが、いずれにしてもカタカナのお題ってやっぱりちょっと作歌しにくい部分はあったかもなーと少し反省してます。
そんな中トライしてくださった皆さん、本当にありがとうございました!

むらしんさん、蜜柑さんのお歌など人生観そのものを歌ったお歌が出てきたことに「オレンジ」という色の持つ新たな一面を見た気がしました。
ゆー@毎日酔っ払いさんのお歌も生き方のお歌ですし、オレンジって何かそういうところを引き出しやすい色なのかもしれないな、と。
そういう発見を頂けて嬉しかったです。



さてそんな中で。
僕が独断と偏見で選んだ最優秀候補は次の二首です。


性別欄あなたが無記とした日々の粗熱をとるオレンジピール
(@貴さん)


夕暮れに沈む観覧車は輪切りオレンジ 降りる人ひとしずく
(おこげさん)
>>[16]

性別欄あなたが無記とした日々の粗熱をとるオレンジピール


前からずっと思っていることなんですけど、@貴さんはまずシンプルに短歌が上手いです。
お題の語句からどんな風にポエジーを引き出すかっていうところにいつも余裕すら感じます。

その上で今回は、一首単位ではなかなか表現しきれなさそうな性別違和というテーマに向き合って(お題の語句を含まないパートでそれを描かれているということは単なるお題からの連想以上の意味を持っているように感じました)、しっかりと一首の中でそれと組み合っているところに、何か真摯なものを感じてグッと来てしまいました。

最初は「〜日々の粗熱をとる」という文脈に沿って一方向に読んでいったので、結句のオレンジピールが鎮静化の力を持つ存在であってほしいのにオレンジピール(オレンジの皮の砂糖掛け)自体が粗熱を取らなきゃいけないモノだしな…とそこに引っかかったんですが。
でもよく考えるとその作業全体が「あなた」への労りを表しているんだなと気が付きました。

そのままでは苦いオレンジの皮を砂糖で煮て、粗熱が取れて冷めていくのを静かに待つこと。
「あなた」の苦かった日々が、熱く沸騰するような場面もあったその日々が、甘苦くて香り高いオレンジピールになりますように。
そういう労りと祈りの視線がここには描かれてるんだなぁと思って、なんか心に沁みました。
すごく良いお歌だと思います。
>>[27]

夕暮れに沈む観覧車は輪切りオレンジ 降りる人ひとしずく


出題者冥利に尽きると言いますか、今回この「オレンジ」というお題にいちばん向き合って作って頂いたのが、おこげさんのこのお歌だと思いました。

夕日のオレンジ色、輪切りオレンジに見立てられた観覧車、そこから垂れる果汁の滴に見立てられた乗客。
何重にも表現された「オレンジ」がひとつの絵の中に収まっている。

リズムもすごく面白いんですよね。
57577に合わせると
沈む観覧/車は輪切り/オレンジ降りる/人ひとしずく
とこれでもかってぐらいの句またがりの連続で、宇多田ヒカルのAutomaticを初めて聴いたときみたいな「そこでブレス入れるんだ」みたいな楽しさがあります。
下句での「オレ/降り」「人/ひと」、さらに言えば「沈む/しずく」と音韻で遊んでくる感じとか、ほんとに工夫がいっぱいあるお歌で。
普通これだけリズムや音で遊んだらそれだけになりそうなところ、絵としての見立て(観覧車→輪切りオレンジ)まで盛り込んでくるんだからもうあっぱれです。

老婆心的にひとつだけ言えば、「半角の一字空けって依存性ないですか」というのがちょっとだけ心配です。
(全角で一字空けちゃうと空きすぎな感じがするけど、でもちょっとここにはタメがほしいんだよな…)ぐらいの感覚だったら、読者を信頼して空きなしでもいいのかなとは思います。
ある程度感性のある読者なら勝手にタメて読んでくれますので。
……とはいえこれは僕のうっとうしい老婆心発言なのであんまり気にしすぎず「コイツウゼー」ぐらいで流してくださって大丈夫です。笑

要らんこと言っちゃいましたけど、こんなにも「オレンジ」と向き合ってたくさん工夫の入ったお歌を投稿してくださったのがとても嬉しかったです。
というわけで最優秀候補二首について語らせていただきました。
それぞれ全然別のベクトルで惹かれたお歌なので、どう決めていいのかめちゃくちゃ悩みました。

その上で今回は、これが題詠だっていう原点に立ち帰って、


>>[27] おこげさん
夕暮れに沈む観覧車は輪切りオレンジ 降りる人ひとしずく


にバトンをお渡ししたいと思います!
「オレンジ」というお題をこんなにも生かして頂いて感謝しきりです。

さっきちらっと書きましたが、「沈む」と「しずく」の音韻の合わせも素晴らしくて。
夕暮れが今まさに終わってだんだん夜になっていく遊園地の様子、さっきまで夕日に染まって輪切りオレンジみたいだった観覧車もそろそろ影になりそう、その観覧車から降りてきたお客さんも影のシルエットに見えて…っていう。
そんなエモさたっぷりの微妙な時間経過が見えてくるのも「沈む/しずく」の音韻効果だなぁと。

長くなりましたがそんなわけでおこげさん、バトンを受け取っていただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。


選歌が遅くなりすみませんでした。
皆さん本当にありがとうございました!
>>[48]

参加講評、お疲れ様でした。
そして僕の歌にバトンをお渡しくださりありがとうございます!ありがたくお受けしますお願い


HOHAさんの歌評はとても理知的で、詩世界への理解とともに世の中ごとへの感覚が鋭く、それに裏打ちされた読みひらきはすべての歌の解像度を上げるものでした。
HOHAさんの評で歌の全体像が見えたものや、好きになった歌もいくつもありました。

>「半角の一字空けって依存性ないですか」
またこれも見透かされてしまったようで、ここまで歌一つに相手の心の内まで見透かす洞察眼には目が開かれる思いです。
視覚的な仕事に携わっていることもあり、音というより、字詰め的なビジュアルとしての並びが気になり、結構安易に半角空けしてしまいます。
絵としての美しさで置く感覚的な悪癖なのでなかなか治らなそうではあります笑

御礼が遅くなりましたが、素敵な評といただいたバトンに感謝です。


>>[49]

あーよかった!!
バトン受け取って頂きありがとうございます!
なんか要らんこと書きすぎてバトン受けてもらえない可能性あるかな?とかドギマギし始めていたところでした。笑

一字空けの件、変に突っ込んだせいでコメント書きにくくさせてしまいましたよね。すみませんでした。
リズムよりビジュアル面の理由だったんですね。
僕自身がリズム的に一字空けに依存してしまってた時期が過去にあったので、同じ症状なのではと勝手に老婆心発動させてしまいました。
ご本人が自覚的に使ってらっしゃるなら何も問題ないと思います!
余計なおせっかいですみませんでした。

素敵なお歌をありがとうございました。
新しいトピ楽しみにしてます!
>>[48]

大変たいへん遅くなりましたが、ご講評・選歌お疲れさまでした!
HOHAさんのご講評はとても軽妙で、どんどん楽しく読み進めてしまうのですが、書かれている内容がとても深く、「ああ、そうか!」と、何度も読みの深さに感嘆しました(中でも蜜柑さん、おこげさんのご講評)。
拙歌にも温かいご講評をありがとうございました!

お気に入りは
りりる♪さん
クンタ・キンテさん
蜜柑さん
おこげさん
でした。
>>[49]

とても遅くなってしまいましたが、最優秀おめでとうございました!

夕暮れに沈む観覧車は輪切りオレンジ 降りる人ひとしずく

私も今回の「オレンジ」のトピックの中で、このお歌が一番でした。
すでにHOHAさんさんが隅々までこの短歌を汲み尽くされておられるので何をか言わんな感もありますが。
「夕暮れに沈む観覧車」を「輪切りオレンジ」に、「降りる人」を「しずくに」例えたところは秀逸で、その絵画的な情景に酔いしれました。一首の中の音韻などの巧みさはHOHAさんのご講評に共感しきりでした。
素晴らしい短歌をありがとうございました。

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