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【MTG】岩手県のプレイヤーコミュの大会のレポートなど

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 大会の結果や感想、カバレッジなどのトピをひとまとめにしました。
 参加した大会の様子などレポートしていただければ。

コメント(20)

Ichinoseki Portal Cup_11th
最終戦 カバレッジ
ライター:サトウ ゲンタ

 11回目を向かえたIchinoseki Portal Cup。
 大会の少ない岩手県では貴重な大会である。

 早速だが、Ichinoseki Portal Cup_11th の優勝を決める一戦をお伝えしよう。

 ニトベ タカユキ VS タサイ マコト

 どちらも現在全勝中でこの勝負に勝てば優勝が決定する。
 二人は一関のFNMでも顔馴染み。何度も勝負をしてきた仲である。

 ニトベの使用デッキは《獣相のシャーマン/Fauna Shaman》を使用した赤緑ステロイド。
 《シャーマン》から《復讐蔦/Vengevine》を捨て、《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf》をサーチしクリーチャーを展開するデッキ。 ナヤ(赤緑白)ではなく赤緑にすることでデッキをより鋭くしている。

 一方のタサイは白t青ウィニー。
 白の軽量クリーチャーを展開し、殴り勝つシンプルなデッキである。
 青をタッチすることでサイドからM11で得た優秀カウンター《マナ漏出/Mana Leak》と《否認/Negate》で相手の動きが阻害しながら動けるようにしている。

 Game1はタサイ、Game2はニトベが取り返すという一進一退の攻防。
 迎えたGame3。

 お互い初手の7枚をキープ。両者ノーマリガンで最後のゲームがスタートした。

 先攻のタサイは《平地/Plains》のセットから《原霧の境界石/Fieldmist Borderpost》をプレイしてターンを返す。
 後攻のニトベは《山/Mountain》をセットしてエンド。
 続くタサイは1ターン目と同じく《平地/Plains》をセットから《境界石》をプレイ。ウィニーの立ち上がりとしてはやや流暢ではあるが、これには当然考えがあった。
 ニトベは《水蓮のコブラ/Lotus Cobra》を出して次のターンに備えた。

 《境界石》を2枚コントロールするタサイは《平地》のセットから《白蘭の騎士/Knight of the White Orchid》をプレイ。ニトベと土地の数に差をつけた。
 ニトベは《コブラ》からのマナ加速で大きなアクションを起こしたいが、ハンドに恵まれず《極楽鳥/Birds of Paradise》を追加してターンを終えるのみ。
 タサイは《白蘭の騎士》からのアタック後、土地をフルタップして《悪斬の天使/Baneslayer Angel》を力強くプレイ。

 ニトベはこの《天使》をすぐにでも除去したい。その解答を求めるべく《血編み髪のエルフ》をプレイ。続唱でめくれたカードは《稲妻/Lightning Bolt》…。まずは《白蘭の騎士》を焼き、追加の《極楽鳥》プレイ。《天使》を除去できないニトベは苦しい様子。

 《天使》の空からの攻撃にニトベはスルーを宣言。ライフを25-13と有利にしたタサイは《白蘭の騎士》を場に出してニトベにターンを渡す。

 なんとか《天使》を除去したいニトベは《霧深い雨林/Misty Rainforest》を場に出し《コブラ》の上陸能力で追加したマナで《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker》をプレイ。
 《ガラク》のアンタップ能力を使用し、《天使》への解答策となり得る《包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander》をプレイしターンを終えようとするが、タサイも《流刑への道/Path to Exile》をすぐさま《司令官》へと向ける。
 さらにタサイは《ガラク》も《忘却の輪/Oblivion Ring》により退場させ、《天使》による攻撃の手を緩めない。
 耐えるニトベ。《強情なベイロス/Obstinate Baloth》をプレイしてエンド。
 タサイのアップキープにニトベは《焼却/Combust》を《天使》に放つが《精霊への挑戦/Brave the Elements》により回避されてしまう。
 ニトベのハンドに対し、全てが上手くかみ合っているタサイ。追加の《天使》をプレイして勝負を決めようとする。

 トップに賭けるニトベ。だか、《巣の侵略者/Nest Invader》をただ出すだけでターンを終える。
 2体の《天使》を止められないニトベは《カビのシャンブラー/Mold Shambler》で《ガラク》に付けられている《忘却の輪》を破壊するのみであった。

 ニトベ 1-2 タサイ
1PC_17th_カバレッジ 1
ライター:サトウ ゲンタ

 Ichinoseki Portal Cup 17th は 11月21日に開かれ、10人が参加した。
 カバレッジ内では本人の希望によりハンドルネームで呼称することを了承していただきたい。
 まずは1回戦の模様をお伝えしたいと思う。

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●1回戦 kenya VS いなぞー
 ミラディンの傷跡がスタンダードに入ってからヴァラクートを使い続けているKenya。
 一方いなぞーは緑青黒の《壊死のウーズ/Necrotic Ooze》を入れたビートダウンデッキ。

Game1
 両者7枚のハンドをキープ。
 先攻のKenyaは《怒り狂う山峡/Raging Ravine》、《山/Mountain》から《カルニの心臓の探検/Khalni Heart Expedition》とスタート。
 後攻のいなぞーは《極楽鳥/Birds of Paradise》、《水蓮のコブラ/Lotus Cobra》、《闇滑りの岸/Darkslick Shores》をアンタップインから《水蓮のコブラ/Lotus Cobra》の上陸で《獣相のシャーマン/Fauna Shaman》と2ターン目で早くも3体のクリーチャーを展開させる。

 3ターン目に土地を置くだけでアクションのないKenyaに対し、いなぞーはフェッチランドと《水蓮のコブラ/Lotus Cobra》の上陸を使い、《獣相のシャーマン/Fauna Shaman》の能力から《酸のスライム/Acidic Slime》をサーチ。そのまま《酸のスライム/Acidic Slime》の効果で《カルニの心臓の探検/Khalni Heart Expedition》を破壊してKenyaの土地を伸ばさせない。

 Kenyaは《耕作/Cultivate》をプレイするのみでターンを返す。
 いなぞーは《水蓮のコブラ/Lotus Cobra》と《酸のスライム/Acidic Slime》で攻撃。さらに《壊死のウーズ/Necrotic Ooze》を追加させる。

 ここで何かアクションを起こしたいKenyaだが《カルニの心臓の探検/Khalni Heart Expedition》と土地を置くだけでエンドを宣言。
 いなぞーはエンド時に《獣相のシャーマン/Fauna Shaman》の能力で《巨術士/Gigantomancer》をサーチし、自分のターンに《獣相のシャーマン/Fauna Shaman》の能力で《巨術士/Gigantomancer》を墓地に捨て、《壊死のウーズ/Necrotic Ooze》を強化して攻撃。
 Kenyaは止める術がなく投了した。

■Kenya 0-1 いなぞー


Game2
 お互い一度マリガンをしてゲームがスタート。
 先攻のKenyaは2ターン目に《探検/Explore》をプレイから追加の土地で《溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle》をセット。
 いなぞーも《忍び寄るタール坑/Creeping Tar Pit 》から2ターン目《獣相のシャーマン/Fauna Shaman》を戦場に出しスタート。

 お互い3ターン目は土地を出すだけでターンを返す。
 4ターン目のKenyaのエンド時にいなぞーは少し考え《獣相のシャーマン/Fauna Shaman》の能力で《巨術士/Gigantomancer》をサーチ。

 ここまで大きなアクションのない二人。だが、6マナ伸びたKenyaは《原始のタイタン/Primeval Titan》をプレイ。
 この1枚でゲームが終わってしまうほど強力なカードを、いなぞーは《マナ漏出/Mana Leak》できっちり対処。
 返しのターンでいなぞーは《獣相のシャーマン/Fauna Shaman》で《巨術士/Gigantomancer》を捨て《酸のスライム/Acidic Slime》をサーチし、これを即プレイ。 Kenyaの二つしかない森を破壊する。
 Kenyaは《森/Forest》をセットすることが出来たがアクションがなくエンド。

 いなぞーは《獣相のシャーマン/Fauna Shaman》と《酸のスライム/Acidic Slime》で攻撃し、《記憶殺し/Memoricide》をプレイ。
 指定は《ゼンディカーの報復者/Avenger of Zendikar》。
 Kenyaの手札には《ゼンディカーの報復者/Avenger of Zendikar》と《砕土/Harrow》。
 これには苦しいKenyaだが《砕土/Harrow》で《山/Mountain》をふたつ戦場に出し、《溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle》の能力で《獣相のシャーマン/Fauna Shaman》と《酸のスライム/Acidic Slime》を除去。

 いなぞーは《復讐蔦/Vengevine》をプレイし攻撃。
 次のターンに《忍び寄るタール坑/Creeping Tar Pit 》もあわせて攻撃し、Kenyaは《復讐蔦/Vengevine》に《稲妻/Lightning Bolt》を打つ。だが、次のターンの《忍び寄るタール坑/Creeping Tar Pit 》の攻撃を止められずライフは0になった。

■Kenya 0-2 いなぞー
1PC_17th_カバレッジ 1
ライター:サトウ ゲンタ

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●2回戦 空呑 VS ゆのん

 空呑といえば白ウィニーという印象があるが、今回は緑白青同盟者を持ち込んでの参加である。
 常にオリジナルデッキを作成し、それを大会に持ち込むゆのんはギミックを積んである緑青ビートダウンである。
 2回戦はこのビートダウンデッキ同士の対決をお伝えしよう。

Game1
 先攻を取ったゆのんは《極楽鳥/Birds of Paradise》、《ムル・ダヤの媒介者/Mul Daya Channelers》をプレイという立ち上がり。
 一方、空呑は《ムル・ダヤの媒介者/Mul Daya Channelers》に《未達への旅/Journey to Nowhere》で除去でスタート。
 ゆのんは《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker》をプレイでビーストトークンを戦場に送り込む。
 負けじと空呑も《カザンドゥの刃の達人/Kazandu Blademaster》を戦場に送り込む。
 《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker》のアンタップ能力をつかい、《エルドラージの碑/Eldrazi Monument》をプレイし一気に勝負を決めにかかるゆのん。
 苦しい様子の空呑は《カビーラの福音者/Kabira Evangel》を戦場に出し、プロテクション緑をもった《カザンドゥの刃の達人/Kazandu Blademaster》で《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker》をまず落とす。
 その返しにゆのんは《先駆のゴーレム/Precursor Golem》プレイから、次のターン《圧倒する暴走/Overwhelming Stampede》でいっきに空呑のライフを0にした。

■空呑 0-1 ゆのん
1PC_17th_カバレッジ 1
ライター:サトウ ゲンタ

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●2回戦 空呑 VS ゆのん

Game2
 両者マリガンからゲームが開始。
 空呑は2ターン目に土地を出して以降土地を引かずただターンを返す展開となってしまった。
 一方ゆのんは1ターン目から3ターン目まで《極楽鳥/Birds of Paradise》を4体出す展開だが、マナがあるのに何もアクションが起こせない。
 両者正反対な状態。

 空呑は6ターン目に森を置くことが出来、《ヘイラバズのドルイド/Harabaz Druid》をプレイ。
 ゆのんはその返しに《エルドラージの碑/Eldrazi Monument》をプレイ。
 空呑は《マナ漏出/Mana Leak》をプレイし、3マナ払うことを要求する。
 ちょうど《極楽鳥/Birds of Paradise》が3体からマナを支払い《エルドラージの碑/Eldrazi Monument》を通す。

 空呑は《オラン=リーフの生き残り/Oran-Rief Survivalist》を2枚展開し、同盟者の数を増やす。

 《エルドラージの碑/Eldrazi Monument》の維持のためにもクリーチャーを展開しなければならないゆのんは《コジレックの捕食者/Kozilek's Predator》をプレイ。
 これにも空呑は《マナ漏出/Mana Leak》で3マナ払うことを要求。ゆのんはこの3マナを払う。
 苦しい空呑だが、《カザンドゥの刃の達人/Kazandu Blademaster》を戦場に出し、《ヘイラバズのドルイド/Harabaz Druid》のマナから《滞留者ヴェンセール/Venser, the Sojourner》をプレイ。+2の能力で《ヘイラバズのドルイド/Harabaz Druid》の追放し、エンドに同盟者にカウンターを乗せパワーを上げる。

 返しに《滞留者ヴェンセール/Venser, the Sojourner》を倒すことができたゆのんだがクリーチャーを展開できず、ターンを返すことに。

 空呑は《太陽のタイタン/Sun Titan》、次のターンには《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura》を出し、《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura》の+2能力でゆのんのクリーチャーに攻撃を強制。
 横たわるクリーチャーを尻目に、大量のカウンターが乗った同盟者の軍勢はゆのんのライフを0にした。

■空呑 1-1 ゆのん


Game3
 お互い7枚のハンドをキープ。
 ゆのんは《極楽鳥/Birds of Paradise》、《巣の侵略者/Nest Invader》、3ターン目にも《巣の侵略者/Nest Invader》を追加で出すものの、土地は1枚でストップという立ち上がり。

 一方、空呑も1ターン目に《ハーダの自由刃/Hada Freeblade》を出すも、3ターン目までアクションがない。

 ゆのんはなんとか2枚目の土地を引き当て、エルドラージトークンと3マナで《酸のスライム/Acidic Slime》をプレイするが、これは《マナ漏出/Mana Leak》でカウンターされる。

 空呑は《天界の列柱/Celestial Colonnade》を戦場に出し、《ハーダの自由刃/Hada Freeblade》でアタック。
 次ターンには《カビーラの福音者/Kabira Evangel》をプレイする。

 何とか5マナにたどり着いたゆのんは《先駆のゴーレム/Precursor Golem》をプレイするが、返しのターンに《存在の破棄/Revoke Existence》で全て追放される。

 今度は《エルドラージの碑/Eldrazi Monument》をプレイするが、これも《存在の破棄/Revoke Existence》で追放。

 《先駆のゴーレム/Precursor Golem》、《エルドラージの碑/Eldrazi Monument》と対処されて苦しいゆのんだが、ここまで《巣の侵略者/Nest Invader》でコツコツダメージを与え、気づけば空呑のライフは4。
 しかし、この4点が遠く、その回答を求めるべく《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》をプレイし0能力でライブラリ模索。

 しかし、その返しに空呑は《城壁の聖騎士/Talus Paladin》をプレイ。絆魂をもった同盟者たちは4だったライフを12まで戻す。さらに次のターン、同盟者と《天界の列柱/Celestial Colonnade》の攻撃はゆのんのライフをあっという間に0にした。

■空呑 2-1 ゆのん
1PC_17th_カバレッジ
ライター:サトウ ゲンタ
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●3回戦 ゆのん VS シバ

 ここまで1勝1敗のゆのん。
 対する白単アーマーを持ち込んだシバは2勝0敗で全勝中である。

Game1
 先攻をとったゆのんは1ターン目に《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》を出すが2ターン目は土地を出すだけでエンド。

 後攻のシバは白単アーマーの基本的な動きの《聖なる秘宝の探索/Quest for the Holy Relic》からスタート。2ターン目に《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》をプレイしたが、装備カードをサーチせずにターンを返す。
 この動きに少し悩むゆのん。

 ゆのんは3ターン目に《ムル・ダヤの媒介者/Mul Daya Channelers》、4ターン目に《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》をプレイし、0起動でハンドを補う。

 対するシバはやはり装備サーチを忘れていたようで、《コーの空漁師/Kor Skyfisher》で《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》を手札に戻し、残った1マナで《バジリスクの首輪/Basilisk Collar》を戦場に出す。
 次のターンにさきほど戻した《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》を再度戦場に出し今度は《アージェンタムの鎧/Argentum Armor》をサーチする。
《コーの空漁師/Kor Skyfisher》は《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》に攻撃を向けさせ、追加の《コーの決闘者/Kor Duelist》を戦場出しエンドをする。

 ゆのんは《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》の0起動でさらに手札を補いつつ、5/5となっている《ムル・ダヤの媒介者/Mul Daya Channelers》で攻撃。もう1枚の《ムル・ダヤの媒介者/Mul Daya Channelers》戦場に出しエンドを宣言。

 シバのターン、まず《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》の能力で手札にある《アージェンタムの鎧/Argentum Armor》を戦場に出し、《コーの装具役/Kor Outfitter》をプレイで《聖なる秘宝の探索/Quest for the Holy Relic》のクエストを達成させる。
 《コーの装具役/Kor Outfitter》が戦場に出たので、《アージェンタムの鎧/Argentum Armor》を《コーの決闘者/Kor Duelist》に装備させ、さらに《聖なる秘宝の探索/Quest for the Holy Relic》を生け贄に捧げ、2枚目の《アージェンタムの鎧/Argentum Armor》を《コーの空漁師/Kor Skyfisher》に装備させる。
 こうなってしまうと、もう手がつけられない。ゆのんはそのまま投了した。

■ゆのん 0-1 シバ

Game2
 先攻のゆのんは先ほどと同じく《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》からスタートする。

 後攻のシバも同じく《聖なる秘宝の探索/Quest for the Holy Relic》から入る。

 2ターン目に《極楽鳥/Birds of Paradise》を2枚戦場に出したゆのんは、次のターン《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》をプレイして0起動する。

 対するシバは2ターン目に《戦隊の鷹/Squadron Hawk》、3ターン目に《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》から《アージェンタムの鎧/Argentum Armor》をサーチする。

 ゆのんは4ターン目、《先駆のゴーレム/Precursor Golem》をプレイし、《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》をプレイし0起動してターンを返す。

 シバは《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》から《アージェンタムの鎧/Argentum Armor》を戦場に出し、《コーの装具役/Kor Outfitter》で《アージェンタムの鎧/Argentum Armor》を装備しようとするが、ゆのんは《帰化/Naturalize》によってそれを阻止する。

 返しのターン《先駆のゴーレム/Precursor Golem》とゴーレムトークン2体で攻撃を宣言し、シバはこれをスルー。
 ダメージが入る前にゆのんは《巨森の蔦/Vines of Vastwood》を《先駆のゴーレム/Precursor Golem》にプレイ。20点あったシバのライフを0にした。

■ゆのん 1-1 シバ

Game3
 先攻はシバ。
 1ターン目に《メムナイト/Memnite》、《きらめく鷹/Glint Hawk》、2ターン目に《コーの空漁師/Kor Skyfisher》とゲーム入る。
 ゆのんは《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》、《水蓮のコブラ/Lotus Cobra》上陸から《巣の侵略者/Nest Invader》と入る。

 シバは飛行クリーチャーでクロックを刻み、追加の《きらめく鷹/Glint Hawk》をプレイ。

 とにかく飛行クリーチャーに対処できないゆのん。
 《ムル・ダヤの媒介者/Mul Daya Channelers》をプレイするが、空からの攻撃をどうすることも出来ない。気が付けば飛行クリーチャーの群れにライフを0まで持って行かれた。

■シバ 2-1 ゆのん
1PC_17th_カバレッジ
ライター:サトウ ゲンタ
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●4回戦 シバ VS 空呑

 ここまで両者全勝中。

 ここで勝てば優勝が決まるとあって、両者とも緊張した様子…ではなくとても落ち着いた様子だ。

 白単アーマー 対 緑白青同盟者。お互い早いデッキでここまで勝ち進んできた。ビート対決を制すのはどちらか。

 ここで大事なダイスロール。
 まずシバがダイスを振り、出た目は…、1。これにはがっかりな様子。
 なんとここで空呑も1の目を出してもう一度振りなおすことに。
 今度はシバが3、あまり浮かない様子だが、なんと空呑も3を出す展開。
 これには両者笑うしかない。
 次のダイスロールでシバが2、空呑が2・・・ではなく5を出し、優勝決定戦前の茶番は幕を閉じた。

Game1
 先攻は空呑で両者7枚のハンドをキープで優勝決定戦が始まった。

 《活発な野生林/Stirring Wildwood》セットから2ターン目に《カザンドゥの刃の達人/Kazandu》プレイでスタートする空呑。

 対するシバは《地盤の際/Tectonic Edge》セットから《メムナイト/Memnite》を2体戦場に出すも、2ターン目に土地を置けずエンド。

 3ターン目に《ハーダの自由刃/Hada Freeblade》と2枚目の《カザンドゥの刃の達人/Kazandu》を戦場に出し、同盟者の数を増やしていく。

 土地が欲しいシバはドローにかけるがそこには土地がない。返しの空呑のターンで《オラン=リーフの生き残り/Oran-Rief Survivalist》をプレイしたところで投了を宣言する。

■シバ 0-1 空呑

Game2
 ここでも両者7枚のハンドをキープ。
 先攻のシバは1ターン目に《聖なる秘宝の探索/Quest for the Holy Relic》セットから《羽ばたき飛行機械/Ornithopter》を2枚プレイ。
 さらに次のターンで《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》から《アージェンタムの鎧/Argentum Armor》サーチという展開。
 ここでシバは《羽ばたき飛行機械/Ornithopter》2体でアタック。
 空呑は戸惑いつつも、これをスルー。特に何もなく、ここでも小さな茶番劇を披露するシバ。

 空呑は1ターン目は土地を出すだけで、2ターン目に《存在の破棄/Revoke Existence》で《聖なる秘宝の探索/Quest for the Holy Relic》を追放させる。

 3ターン目は土地を出すだけのシバに対し、空呑は《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》に《未達への旅/Journey to Nowhere》。
 これに対応して、シバは《アージェンタムの鎧/Argentum Armor》を戦場に出す。
 シバは返しのターンで《コーの装具役/Kor Outfitter》をプレイ。《羽ばたき飛行機械/Ornithopter》に《アージェンタムの鎧/Argentum Armor》装備させる。
 あとは《羽ばたき飛行機械/Ornithopter》攻撃させ、空呑の土地を毎ターン破壊する。
 こうなると苦しい。空呑は投了を余儀なくされた。

■シバ 1-1 空呑

Game3
 優勝決定戦もGame3までもつれ、本当の最後の対決が始まった。
 先攻は空呑は7枚のハンドを力強くキープ。
 対するシバは…。何と、ここにきて痛恨のトリプルマリガン。

 1ターン目に土地を出せないシバに対し、空呑は2ターン目《オラン=リーフの生き残り/Oran-Rief Survivalist》からスタート。
 2ターン目に《メムナイト/Memnite》を戦場に出すだけで、土地を引けない、シバはかなり苦しい。

 3ターン目に《カザンドゥの刃の達人/Kazandu》を戦場に出し同盟者の数を増やす空呑に対し、まだ土地を引けないシバ。

 4ターン目に《オラン=リーフの生き残り/Oran-Rief Survivalist》と《ヘイラバズのドルイド/Harabaz Druid》をプレイし《オラン=リーフの生き残り/Oran-Rief Survivalist》と《カザンドゥの刃の達人/Kazandu》を攻撃に向かわせる。

 やっと土地を引き当てたシバは《羽ばたき飛行機械/Ornithopter》を2枚戦場に出し、《きらめく鷹/Glint Hawk》をプレイ。

 空呑は《太陽のタイタン/Sun Titan》をプレイして場を磐石に。この状況を打破できるカードのないシバは悔し涙を飲んだ。

■シバ 1-2 空呑

 Ichinoseki Portal Cup 17thは緑白青同盟者を使った空呑が優勝を飾った。
 空呑 おめでとう!
1PC_15th_カバレッジ
ライター:サトウ ゲンタ
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15回目を向かえたIchinoseki Portal Cup。
今月からFinals予選が開始しスタンダードの熱が上がる中、今回は8人の参加者が集まった。
ミラディンの傷跡が入り色々なデッキが今回目白押しだ。


2回戦
さっと VS neo

今回両者が使用するデッキはなんと毒デッキである。
お互い毒を乗せ合う奇妙な戦いをお伝えしよう。

Game1
Game1はneoの《疫病のとげ刺し》が《巨大化》と《巨森の蔦》×2によりあっという間にさっとに毒カウンターが10個乗って勝負がついた。

Game2
先攻のさっとは黒マナが無いハンドを即マリガンし、6枚でキープ。
対するneoは7枚のハンドをキープ
さっとの《強迫》からゲームがスタートし、土地と《極楽鳥》×2《活線の鞭》《胆液爪のマイア》の手札から《活線の鞭》を落とした。
neoは《新緑の地下墓地》から《森》を出し《極楽鳥》をプレイでエンド。
さっとは2マナから《疫病のとげ刺し》プレイしてターンを返す。
neoは《極楽鳥》とこのターン出した土地から追加の《極楽鳥》と《胆液爪のマイア》をプレイでターンを返す。

2マナから《水蓮のコブラ》を出したさっとは《新緑の地下墓地》を出し上陸のマナを使い2枚目となる《疫病のとげ刺し》をプレイし《疫病のとげ刺し》で攻撃をする。
これでneoに毒カウンターが1個乗る。

2マナから《活線の鞭》をプレイしたneoはこれを《胆液爪のマイア》に即装備してアタック。
さっとに毒カウンターが3個乗る。

《湿地の干潟》を出し《水蓮のコブラ》で上陸し4マナ使い《法務官の手》を出したさっとは2体の《疫病のとげ刺し》で攻撃をする。
これをスルーしさらに毒カウンターが2個乗り、現在5個となる。

neoは《活線の鞭》を装備した《胆液爪のマイア》でアタック。
すこし悩みこれをスルー。毒カウンターが3個乗りこれで計6個乗っている。
《活線の鞭》を《極楽鳥》に装備しターンを渡す。
ここでアクションを起こせないneoは苦しい様子。

さっとは《疫病のとげ刺し》のアタックに《極楽鳥》でブロックし何か打開するカードを引きたいneoだが引けず、最後は《疫病のとげ刺し》に《地うねり》をプレイし一気に毒カウンターを載せてさっとがGame2を取った。
1PC_15th_カバレッジ
ライター:サトウ ゲンタ
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Game3
Game3は両者7枚のハンドをキープ。
初ターンはお互い土地を並べるだけでターンを返す。
2ターン目にneoが《疫病のとげ刺し》をプレイするが、さっとは2ターン目アクション無くエンド。
neoは《疫病のとげ刺し》アタックし、《極楽鳥》と《活線の鞭》をプレイする。
2マナから《水蓮のコブラ》をプレイしたさっとは《霧深い雨林》を場に出し上陸させ2マナから《荒廃のマンバ》をプレイしターンエンド。

neoのターン《疫病のとげ刺し》に《活線の鞭》を装備させようとするが、装備スタックで《巨森の蔦》を《疫病のとげ刺し》にプレイし装備を出来ないようにするさっとに対しこれを了承する。
《疫病のとげ刺し》を攻撃に向かわせ、さらに追加の《活線の鞭》を場に出しターンエンド。
大きく動けないさっとは苦しい様子で、《水蓮のコブラ》と《荒廃のマンバ》を攻撃に向かわせるのみでターンエンド。
現在さっとに毒カウンターが2個、neoに毒カウンターが1個。

このターンも《疫病のとげ刺し》に《活線の鞭》装備。さっとに装備が良いか確認をし、さっとはそれを了承。
もう1枚の《活線の鞭》を装備させようとするが、それは《自然の要求》により破壊。
《活線の鞭》が装備されパワーが3になった《疫病のとげ刺し》でアタックし、さっとに毒カウンターを3個乗せる。
《荒廃のマンバ》アタックからさっとはここで5マナから《荒廃のドラゴン、スキジリクス》をプレイし形勢逆転を狙う。

《荒廃のドラゴン、スキジリクス》に対し《疫病のとげ刺し》と《極楽鳥》の2体しか居ないneoは苦しい様子でドロー。
まずはneoは《活線の鞭》が装備されてる《疫病のとげ刺し》に《巨大化》をプレイし《活線の鞭》により2点ダメージを《荒廃のドラゴン、スキジリクス》に与え、さらに《巨森の蔦》をキッカー込みでうち2点ダメージを《荒廃のドラゴン、スキジリクス》に与え破壊しようとするが、これに対しさっとは《巨森の蔦》で回避し何とか凌ぐ。
《荒廃のドラゴン、スキジリクス》倒せなかったneoだがパワーが10の《疫病のとげ刺し》でアタック。
これはもちろん《荒廃のドラゴン、スキジリクス》でブロックし倒す。
3マナから《ミミックの大桶》をプレイしエンドを宣言したneoはさきほど《荒廃のドラゴン、スキジリクス》の感染によって−1/−1カウンターが2個乗っている《疫病のとげ刺し》は終了時に墓地に置かれそれを《ミミックの大桶》で刻印する。

《荒廃のドラゴン、スキジリクス》は除去されさっとも苦しくなるが、《疫病のとげ刺し》をプレイし《荒廃のマンバ》でアタック。

《皮裂き》をプレイし《疫病のとげ刺し》を除去したneoはとりあえずターンを終わらせる。
さっとはエンドをするのみ。

neoはさらに追加の《活線の鞭》、《胆液爪のマイア》をプレイし《ミミックの大桶》からのトークンとで攻撃を続け、さっとはマンバでブロック・再生で延命をするが、無常にも毒カウンターは10個乗ってしまった。

さっと 1-2 neo
1PC_15th_カバレッジ
ライター:サトウ ゲンタ
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3回戦
neo VS まこっさん

ここで全勝はふたり。
ひとりは上記でも記載していが毒デッキを持ち込んだneo。
対するは黒単コントロールのまこっさん。
実はこのふたり、前回優勝者と前々回優勝者のふたりである。
neoの2連覇なるか、それをまこっさんが阻止するか優勝が決まる一戦をお伝えしよう。

Game1
先攻はまこっさん。
両者マリガン無しでのスタート。
まこっさんが《強迫》からneoのハンドを見るところで優勝決定戦が始まった。
土地と《活線の鞭》《巨森の蔦》《荒廃のドラゴン、スキジリクス》《極楽鳥》から《活線の鞭》を落とした。
neoは《新緑の地下墓地》から《極楽鳥》でターンエンド
《血の署名》により2ドローで手札を補ったまこっさんはそのままエンド。
neoはアクション無くエンド。

《マラキールの門番》をキッカー込みでプレイし《極楽鳥》を除去したまこっさん対しneoはまたもアクションが無くターンを終える。
もたついているうちに《ナントゥーコの影》も場にだし一気に勝負をかける。

neoも5マナで《荒廃のドラゴン、スキジリクス》をプレイするが、返しに《マラキールの門番》でこれを除去し一気にライフを0にした。



Game2
先攻のneoはマリガンをし6枚のハンドをキープ。
対するまこっさんは7枚のハンドをキープ。
2ターン目、neoは《疫病のとげ刺し》、まこっさんは《血の署名》からゲームが始まった。
《疫病のとげ刺し》で攻撃後、《胆液爪のマイア》をプレイしエンドのneo。
まこっさんは《吸血鬼の夜鷲》を出すのみ。

《シルヴォクの生命杖》をプレイしそれを《疫病のとげ刺し》に装備させ、《胆液爪のマイア》と2体で攻撃。
《疫病のとげ刺し》を《吸血鬼の夜鷲》でブロックし《胆液爪のマイア》はスルー。
この時点でまこっさんの毒カウンターは2個。
まこっさんは《マラキールの門番》をキッカー込みでプレイしneoは《胆液爪のマイア》を生贄にささげる。

次ターン、neoは《シルヴォクの模造品》、まっこさんは《ナントゥーコの影》をプレイ。
《ナントゥーコの影》は《皮裂き》によって即退場。
まこっさんは、《リリアナ・ヴェス》をプレイし-2を使いライブラリーからカードを1枚サーチしトップに置き、有利に動こうとする。

neoはまず《シルヴォクの模造品》に《シルヴォクの生命杖》を装備させ、《皮裂き》と2体で《リリアナ・ヴェス》に攻撃を向かわせる。
まこっさんはこの2体を《マラキールの門番》と《吸血鬼の夜鷲》でチャンプブロックし、《リリアナ・ヴェス》を守る。
neoは《極楽鳥》と2体目の《シルヴォクの模造品》をプレイしターンエンド。

まこっさんは6マナから勝負を決める決定力をもつ《墓所のタイタン》を力強くプレイ。
1枚でアドバンテージをとる《墓所のタイタン》にneoは苦笑い。
さらに《リリアナ・ヴェス》でカードをサーチし、トップに置く。

だがneoも負けじと、《皮裂き》をプレイして《墓所のタイタン》に-1/-1カウンターを3個乗せ攻撃してきても、《皮裂き》で相打ちを取れるようにした。
まこっさん《マラキールの門番》をキッカー込みでプレイし、neoは《シルヴォクの模造品》を生贄にする。
ここでさきほど、トップに置いた《漸増爆弾》をプレイ。これにはnemも《シルヴォクの模造品》ですぐ対処する。

neoのターンすこし遅いが《法務官の手》をプレイし《皮裂き》に《シルヴォクの生命杖》を装備させてエンド。
まこっさんは、ここで強力カードである《ミミックの大桶》をプレイ。
《墓所のタイタン》を攻撃に向かわせトークンを追加する。
さすがに《ミミックの大桶》がある状態ではブロックできないneoはこれをスルー。

かなり苦しいneoだったがなんと《ミミックの大桶》を自らも引き込みこれをプレイ。

これでお互い硬直状態が続いたが、まこっさんが《血の署名》から《闇の掌握》を引き込み、これをneoターン中に《墓所のタイタン》にうち、自分の《ミミックの大桶》に刻印させneoを投了に追い込んだ。

neo 1-2 まこっさん
1PC_17th_カバレッジ
ライター:サトウ ゲンタ
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17回目のIchinoseki Portal Cup。

今回は10人の参加である。



1回戦 kenya VS いなぞー

ミラディンの傷跡がスタンダードに入ってからヴァラクートを使い続けているKenya。

一方いなぞーは緑青黒の壊死のウーズを入れたビートダウンデッキ。

17回目のIchinoseki Portal Cupはこの一戦からお伝えしよう。


Game1
両者7枚のハンドをキープ。
先攻のKenyaは《怒り狂う山峡/Raging Ravine》、《山/Mountain》から《カルニの心臓の探検/Khalni Heart Expedition》とスタート。
後攻のいなぞーは《極楽鳥/Birds of Paradise》、《水蓮のコブラ/Lotus Cobra》、《闇滑りの岸/Darkslick Shores》をアンタップインから《水蓮のコブラ/Lotus Cobra》の上陸で《獣相のシャーマン/Fauna Shaman》と2ターン目で早くも3体のクリーチャーを展開させる。

3ターン目に土地を置くだけでアクションのないKenyaに対し、いなぞーはフェッチランドと《水蓮のコブラ/Lotus Cobra》の上陸を使い、《獣相のシャーマン/Fauna Shaman》の能力から《酸のスライム/Acidic Slime》をサーチし、それを即プレイ。
《酸のスライム/Acidic Slime》で《カルニの心臓の探検/Khalni Heart Expedition》を破壊しKenyaの土地を伸ばさせない。

Kenyaは《耕作/Cultivate》をプレイするのみでターンを返す。
いなぞーは《水蓮のコブラ/Lotus Cobra》と《酸のスライム/Acidic Slime》で攻撃をし、《壊死のウーズ/Necrotic Ooze》を追加させる。

ここで何かアクションを起こしたいKenyaだが《カルニの心臓の探検/Khalni Heart Expedition》と土地を置くだけでエンドを宣言。
いなぞーはエンド時に《獣相のシャーマン/Fauna Shaman》の能力で《巨術士/Gigantomancer》をサーチ。

自分のターンで《獣相のシャーマン/Fauna Shaman》の能力で《巨術士/Gigantomancer》を墓地に捨て、《巨術士/Gigantomancer》の能力をもった、《壊死のウーズ/Necrotic Ooze》をKenyaは止める術がなく投了。

Kenya 0-1 いなぞー
1PC_17th_カバレッジ
ライター:サトウ ゲンタ
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Game2
お互い一度マリガンをしてゲームがスタート。
先攻のKenyaは2ターン目に《探検/Explore》をプレイから追加の土地で《溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle》をセットとした。
いなぞーも《忍び寄るタール坑/Creeping Tar Pit 》から2ターン目《獣相のシャーマン/Fauna Shaman》を戦場に出しスタート。

お互い3ターン目は土地を出すだけでターンを返し。
4ターン目のKenyaのエンド時にいなぞーは少し考え《獣相のシャーマン/Fauna Shaman》の能力で《巨術士/Gigantomancer》をサーチ。

ここまで大きなアクションが無いふたりだが、6マナ伸びたKenyaは《原始のタイタン/Primeval Titan》をプレイ。
この1枚でゲームが終わってしまうほどのカードをいなぞーは《マナ漏出/Mana Leak》できっちりケアをした。
返しのいなぞーのターンで《獣相のシャーマン/Fauna Shaman》で《巨術士/Gigantomancer》を捨て《酸のスライム/Acidic Slime》をサーチし、これを即プレイ。
Kenyaのふたつしかない森を壊しにかかる。

Kenyaは《森/Forest》をセットすることが出来たがアクションがなくエンド。

いなぞーは《獣相のシャーマン/Fauna Shaman》と《酸のスライム/Acidic Slime》で攻撃し、《記憶殺し/Memoricide》をプレイ。
指定は《ゼンディカーの報復者/Avenger of Zendikar》。
Kenyaの手札には《ゼンディカーの報復者/Avenger of Zendikar》と《砕土/Harrow》。
これには苦しいKenyaだが《砕土/Harrow》で《山/Mountain》をふたつ戦場に出し、《溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle》の能力で《獣相のシャーマン/Fauna Shaman》と《酸のスライム/Acidic Slime》を除去。

いなぞーは《復讐蔦/Vengevine》をプレイし攻撃。
次のターンに《忍び寄るタール坑/Creeping Tar Pit 》もあわせて攻撃しKenyaは《復讐蔦/Vengevine》に《稲妻/Lightning Bolt》を打つが、さらに次のターンの《忍び寄るタール坑/Creeping Tar Pit 》の攻撃を止められずライフが0になった。

Kenya 0-2 いなぞー
1PC_17th_カバレッジ
ライター:サトウ ゲンタ
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2回戦 空呑 VS ゆのん

空呑といえば白ウィニーという印象があるが、今回は緑白青同盟者を持ち込んでの参加である。

常にオリジナルデッキを作成し、それを大会に持ち込むゆのんはギミックを積んである緑青ビートダウンである。

2回戦はこのビートダウンデッキの対決をお伝えしよう。


Game1
先攻を取ったゆのんは《極楽鳥/Birds of Paradise》、《ムル・ダヤの媒介者/Mul Daya Channelers》をプレイという立ち上がり。
一方空呑は《ムル・ダヤの媒介者/Mul Daya Channelers》に《未達への旅/Journey to Nowhere》で除去でスタート。

ゆのんは《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker》をプレイでビーストトークンを戦場に出す。
空呑も《カザンドゥの刃の達人/Kazandu Blademaster》を戦場に送り込む。

《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker》のアンタップ能力をつかい、《エルドラージの碑/Eldrazi Monument》をプレイし一気に勝負を決めにかかるゆのん。

苦しい様子の空呑は《カビーラの福音者/Kabira Evangel》を戦場に出し、プロテクション緑をもった《カザンドゥの刃の達人/Kazandu Blademaster》で《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker》をまず落とす。

その返しにゆのんは《先駆のゴーレム/Precursor Golem》プレイから、次のターン《圧倒する暴走/Overwhelming Stampede》でいっきに空呑のライフを0にした。

空呑 0-1 ゆのん
1PC_17th_カバレッジ
ライター:サトウ ゲンタ
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2回戦 空呑 VS ゆのん

Game2
両者マリガンからゲームが開始。
空呑は2ターン目に土地を出して以降土地を引かずただターンを返す展開となってしまった。

一方ゆのんは1ターン目から3ターン目まで《極楽鳥/Birds of Paradise》を4体出す展開だが、マナがあるのに何もアクションが起こせない。

両者正反対な状態である。

空呑は6ターン目に森を置くことが出来、《ヘイラバズのドルイド/Harabaz Druid》をプレイする。

ゆのんはその返しに《エルドラージの碑/Eldrazi Monument》をプレイ。
空呑は《マナ漏出/Mana Leak》をプレイし、3マナ払うことを要求する。
ちょうど《極楽鳥/Birds of Paradise》が3体からマナを支払い《エルドラージの碑/Eldrazi Monument》を通す。

空呑は《オラン=リーフの生き残り/Oran-Rief Survivalist》を2枚展開し、同盟者の数を増やす。

《エルドラージの碑/Eldrazi Monument》の維持のためにもクリーチャーを展開しなければならないゆのんは《コジレックの捕食者/Kozilek's Predator》をしっかり手札にあり、プレイする。
これも《マナ漏出/Mana Leak》で3マナ払うことを要求し、この3マナを払う。

苦しい空呑だが、《カザンドゥの刃の達人/Kazandu Blademaster》を戦場に出し、《ヘイラバズのドルイド/Harabaz Druid》のマナから《滞留者ヴェンセール/Venser, the Sojourner》をプレイ。
+2の能力で《ヘイラバズのドルイド/Harabaz Druid》の追放し、エンドに同盟者にカウンターを乗せパワーを上げる。

返しに《滞留者ヴェンセール/Venser, the Sojourner》を倒すことができたゆのんだがクリーチャーを展開できず、ターンを返す。

空呑は《太陽のタイタン/Sun Titan》、次のターンには《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura》を出し、《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura》の+2能力で攻撃を強制。
ゆのんのクリーチャーがフルタップの返しにカウンターがたくさん乗っている同盟者たちがライフを一気に0にした。

空呑 1-1 ゆのん
1PC_17th_カバレッジ
ライター:サトウ ゲンタ
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2回戦 空呑 VS ゆのん

Game3
お互い7枚のハンドをキープ。
ゆのんは《極楽鳥/Birds of Paradise》、《巣の侵略者/Nest Invader》、3ターン目にも《巣の侵略者/Nest Invader》を追加で出すが、土地が1枚でストップという立ち上がり。

一方空呑も1ターン目に《ハーダの自由刃/Hada Freeblade》を出すも、3ターン目までアクションが無い。

ゆのんはなんとか2枚目の土地を引き当て、エルドラージトークンと3マナで《酸のスライム/Acidic Slime》をプレイするがこれは《マナ漏出/Mana Leak》でカウンターする。

《天界の列柱/Celestial Colonnade》を戦場にだし、《ハーダの自由刃/Hada Freeblade》でアタック。
次ターンには《カビーラの福音者/Kabira Evangel》をプレイする。

何とか5マナにたどり着いたゆのんは《先駆のゴーレム/Precursor Golem》をプレイするが、返しのターンに《存在の破棄/Revoke Existence》で全部追放される。

今度は《エルドラージの碑/Eldrazi Monument》をプレイするが、これも《存在の破棄/Revoke Existence》で追放。

《先駆のゴーレム/Precursor Golem》、《エルドラージの碑/Eldrazi Monument》と対処されて苦しいゆのんだが、ここまで《巣の侵略者/Nest Invader》でコツコツダメージを与え、気がつくと空呑みのライフは4である。
しかしこの4点が遠く、その回答を求めるべく《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》をプレイし0能力で模索する。

しかし、その返しに空呑は《城壁の聖騎士/Talus Paladin》をプレイで絆魂をもった同盟者たちは4だったライフを12まで戻し、さらに次のターン、同盟者と《天界の列柱/Celestial Colonnade》の攻撃でゆのんのライフを0にした。

空呑 2-1 ゆのん
1PC_17th_カバレッジ
ライター:サトウ ゲンタ
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3回戦 ゆのん VS シバ

ここまで1勝1敗のゆのん。

対する白単アーマーを持ち込んだシバは2勝0敗で全勝中である。


Game1
先攻をとったゆのんは1ターン目に《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》を出すが2ターン目は土地を出すだけでエンド。

後攻のシバは白単アーマーの基本的な動きの《聖なる秘宝の探索/Quest for the Holy Relic》からスタートし2ターン目に《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》をプレイしたが、装備カードをサーチせずにターンを返す。
この動きに少し悩むゆのん。

ゆのんは3ターン目に《ムル・ダヤの媒介者/Mul Daya Channelers》、4ターン目に《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》をプレイし、0起動でハンドを補う。

対するシバはやはり装備サーチを忘れていたようで、《コーの空漁師/Kor Skyfisher》で《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》を手札に戻し、残った1マナで《バジリスクの首輪/Basilisk Collar》を戦場に出す。
次のターンにさきほど戻した《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》を再度戦場に出し今度は《アージェンタムの鎧/Argentum Armor》をサーチする。
《コーの空漁師/Kor Skyfisher》は《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》に攻撃を向けさせ、追加の《コーの決闘者/Kor Duelist》を戦場出しエンドをする。

ゆのんは《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》の0起動でさらに手札を補いつつ、5/5となっている《ムル・ダヤの媒介者/Mul Daya Channelers》で攻撃をして、もう1枚の《ムル・ダヤの媒介者/Mul Daya Channelers》戦場に出しエンドを宣言。

シバのターン、まず《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》の能力で手札にある《アージェンタムの鎧/Argentum Armor》を戦場に出し、《コーの装具役/Kor Outfitter》をプレイで《聖なる秘宝の探索/Quest for the Holy Relic》のクエストを達成させる。
《コーの装具役/Kor Outfitter》が戦場に出たので、《アージェンタムの鎧/Argentum Armor》を《コーの決闘者/Kor Duelist》に装備させ、さらに《聖なる秘宝の探索/Quest for the Holy Relic》を生け贄に捧げ、2枚目の《アージェンタムの鎧/Argentum Armor》を《コーの空漁師/Kor Skyfisher》に装備させる。
こうなってしまうと、もう手がつけられないゆのんはそのまま投了した。

ゆのん 0-1 シバ
1PC_17th_カバレッジ
ライター:サトウ ゲンタ
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3回戦 ゆのん VS シバ

Game2
先攻のゆのんは先ほどと同じく《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》からスタートする。

後攻のシバも同じく《聖なる秘宝の探索/Quest for the Holy Relic》から入る。

2ターン目に《極楽鳥/Birds of Paradise》を2枚戦場にだしたゆのんは、次のターン《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》をプレイし0起動する。

対するシバは2ターン目に《戦隊の鷹/Squadron Hawk》、3ターン目に《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》から《アージェンタムの鎧/Argentum Armor》をサーチする。

4ターン目、《先駆のゴーレム/Precursor Golem》をプレイし、《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》をプレイし0起動しターンを返すゆのん。

《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》から《アージェンタムの鎧/Argentum Armor》を戦場にだしたシバは《コーの装具役/Kor Outfitter》をプレイし《アージェンタムの鎧/Argentum Armor》を装備しようとするが、《帰化/Naturalize》によってそれを阻止する。

返しのターン《先駆のゴーレム/Precursor Golem》とゴーレムトークン2体で攻撃を宣言し、シバはこれをスルー。
ダメージが入る前にゆのんは《巨森の蔦/Vines of Vastwood》を《先駆のゴーレム/Precursor Golem》にプレイし、20点あったシバのライフを0にした。

ゆのん 1-1 シバ
1PC_17th_カバレッジ
ライター:サトウ ゲンタ
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3回戦 ゆのん VS シバ

Game3
先攻はシバ。
1ターン目に《メムナイト/Memnite》、《きらめく鷹/Glint Hawk》、2ターン目に《コーの空漁師/Kor Skyfisher》とゲーム入る。
ゆのんは《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》、《水蓮のコブラ/Lotus Cobra》上陸から《巣の侵略者/Nest Invader》と入る。

シバは飛行クリーチャーでクロックを刻み、追加の《きらめく鷹/Glint Hawk》をプレイ。

飛行クリーチャーを対処できないゆのん。
《ムル・ダヤの媒介者/Mul Daya Channelers》をプレイするが、空からの攻撃をどうすることも出来ず気が付けば飛行クリーチャー達にライフを0にまでもっていかれた。

シバ 2-1 ゆのん
1PC_17th_カバレッジ
ライター:サトウ ゲンタ
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4回戦 シバ VS 空呑

ここまで両者全勝中。

ここで勝てば優勝が決まるとあって、両者とも緊張した様子…ではなくとても落ち着いた様子だ。

白単アーマー 対 緑白青同盟者のお互い早いデッキでここまで勝ち進んできたが、ビート対決を制すのはどちらか。

ここで大事なダイスロール。
まずシバがダイスを振り、出た目は1…これにはがっかりな様子。
なんとここで空呑も1の目を出してもう一度振りなおすことに。
今度はシバが3、あまり浮かない様子だが、なんと空呑も3を出す展開。
これには両者笑うしかない。
次のダイスロールでシバが2、空呑が2・・・ではなく5を出し、優勝決定戦前の茶番が幕を閉じた。

Game1
先攻は空呑で両者7枚のハンドをキープで優勝決定戦が始まった。

《活発な野生林/Stirring Wildwood》セットから2ターン目に《カザンドゥの刃の達人/Kazandu》プレイでスタートした空呑。

対するシバは《地盤の際/Tectonic Edge》セットから《メムナイト/Memnite》を2体戦場に出すも、2ターン目に土地を置けずエンド。

3ターン目に《ハーダの自由刃/Hada Freeblade》と2枚目の《カザンドゥの刃の達人/Kazandu》を戦場に出し、同盟者の数を増やしていく。

土地が欲しいシバはドローにかけるがそこには土地が無く、返しの空呑のターンで《オラン=リーフの生き残り/Oran-Rief Survivalist》をプレイしたところで投了を宣言。

シバ 0-1 空呑
1PC_17th_カバレッジ
ライター:サトウ ゲンタ
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4回戦 シバ VS 空呑

Game2
ここでも両者7枚のハンドをキープ。
先攻のシバは1ターン目に《聖なる秘宝の探索/Quest for the Holy Relic》セットから《羽ばたき飛行機械/Ornithopter》を2枚プレイ。
さらに次のターンで《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》から《アージェンタムの鎧/Argentum Armor》サーチという展開。
ここでシバは《羽ばたき飛行機械/Ornithopter》2体でアタック。
空呑もちょっと戸惑ったが、これをスルー…特に何も無くここでも小さな茶番が・・・。

空呑は1ターン目は土地を出すだけで、2ターン目に《存在の破棄/Revoke Existence》で《聖なる秘宝の探索/Quest for the Holy Relic》を追放させる。

3ターン目は土地を出しただけのシバに対し、空呑は《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》に《未達への旅/Journey to Nowhere》。
これに対応して、《アージェンタムの鎧/Argentum Armor》を戦場に出した。
シバは返しのターンで《コーの装具役/Kor Outfitter》をプレイし、《羽ばたき飛行機械/Ornithopter》に《アージェンタムの鎧/Argentum Armor》装備させる。
あとは《羽ばたき飛行機械/Ornithopter》攻撃させ、空呑の土地を毎ターン破壊する。

こうなると苦しい、空呑は投了を余儀なくされた。

シバ 1-1 空呑
1PC_17th_カバレッジ
ライター:サトウ ゲンタ
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4回戦 シバ VS 空呑

Game3
優勝決定戦もGame3までもつれ、本当の最後の対決が始まった。
先攻は空呑は7枚のハンドを力強くキープ。
対するシバは…何とここにきて痛恨のトリプルマリガン。

1ターン目に土地を出せないシバに対し、空呑は2ターン目《オラン=リーフの生き残り/Oran-Rief Survivalist》からスタート。
2ターン目に《メムナイト/Memnite》を戦場に出すだけで、土地を引けない、シバはかなり苦しい。

3ターン目に《カザンドゥの刃の達人/Kazandu》を戦場に出し同盟者の数を増やす空呑に対し、まだ土地を引けないシバ。

4ターン目に《オラン=リーフの生き残り/Oran-Rief Survivalist》と《ヘイラバズのドルイド/Harabaz Druid》をプレイし《オラン=リーフの生き残り/Oran-Rief Survivalist》と《カザンドゥの刃の達人/Kazandu》を攻撃に向かわせる。

やっと土地を引き当てたシバは《羽ばたき飛行機械/Ornithopter》を2枚戦場に出し、《きらめく鷹/Glint Hawk》をプレイ。

その返しに空呑は《太陽のタイタン/Sun Titan》をプレイしたら、この状況を打破できるカードがないシバは投了をした。

シバ 1-2 空呑

17回目のIchinoseki Portal Cupは緑白青同盟者を使った空呑が優勝を飾った。

空呑 おめでとう!

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