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やさしくなろうネットワークコミュの最初の一滴…

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雨のお蔭で
今日の野外ライブが中止になった。
梅雨どきのイベントはリスクが大きい。
雨は当たり前のことなのだが、
誰かが私のせいだという。
私は雨男だと決めつけられて
やや迷惑している。

うちのバンドのメンバーは9人。
もちろん仕事や家事もあり
なかなか一緒にたっぷりとは時間を作れない。
雨で中止と分かったのは今朝だったが
この際、とばかりに全員でジャケット撮影会を行い
その後、全員そろって練習することができた。
雨のお蔭などと言うと主催者には悪いが
実にありがたかった。
集中練習の日が取れなくて困っていたところだったのだ。

人が揃うと嬉しい。
出るべき音がちゃんと出るのは嬉しい。
いつになくアレンジが進んで
疲れたけれど、上機嫌の私だった。

この6月と7月は
結構、出番が詰んでいて、毎週、何かがある。
私自身8本のライブが入っている。
そのうえで、7月末には私たちの夏のリサイタルが待っている。
先週ようやくそのポスターやチラシが出来上がり
チケットの販売依頼を開始したところだ。

今回のテーマは「Singer」…。
でも、その文字よりも数倍大きく「東の空へ、歌よとどけ」のコピーが踊っている。
何度かこの欄でもお話した「forEAST」が
ついに動き出したのだ。

「東日本の被災地の学校にピアノを贈ろう」…
それをテーマとした運動の先頭に私たちも立つことにしたのだ。
3月の震災後1週間に生まれたこの歌。
そして、何かしなければ…とずっと思いつつ
動けないまま約4カ月が経った。

実はこの「被災地にピアノを」の考えは4月早々からあった。
その先頭に立つのが私でいいのか、とか
ちゃんと始末がつけられるか、などと
二の足、三の足を踏んでいたのだ。

そんな私を奮い立たせ、勇気を与えてくれたのが
「山鳩とリス」の話である。
コンサートのチラシにも掲載したが
この欄でも紹介しておきたい。

「山鳩とリスのお話」…

山鳩の親子がいました。
小高い山の森の中、木の上に巣を作って、
まだ飛べないヒナたちの子育ての真っ最中でした。

ある日、嵐が吹き荒れ、巣が木の下に落ちてしまいました。
幸いヒナたちも無事でしたが、山鳩のお母さんは困り果てていました。
そこに通りかかったリスは、仲間たちと一緒に巣を元通りに直し、
ヒナも巣に戻してくれました。
それから、山鳩とリスは大の仲良しになりました。
やがてヒナも育った山鳩たちは、
リスたちに何度もありがとうを言って隣の山に引っ越していきました。

それから数日後の夜、リスたちの住む山が火事になりました。
大きな炎は隣の山を真っ赤に染めるほどでした。
「リスさんたちが危ない」…そう思った山鳩のお母さんは、
近くの湖に向かい、口にいっぱいの水をふくんで炎の上に飛んで行き、
その水を一滴、ポトリと落としました。
そんなことぐらいで消えるはすもないことは分かっていましたが、
そうしないではいられなかったのです。

その姿を見た小鳩たちも、小さな口にいっぱいの水をふくんで飛び立ちました。
山鳩の親子は、湖と山とを何度も何度も行き来しました。
けれどもやっぱり、火の勢いは衰えませんでした。
そのことを知った山鳩の仲間たちもその山に向かいました。
みんな、同じように口いっぱいに水をふくんで…。

夜が明けて、別の山の山鳩たちも駆けつけて来ました。
その数はどんどんと増えていきました。
やがて、何百羽になり何千羽になり、
ついには空が真っ黒くなるほどの山鳩の大群が、
一斉に湖と山とを往復しはじめました。

その一滴一滴は、まるで大雨のように山全体に降り注いだのです。
火は少しずつ小さくなっていきました。


……この物語の出典は明らかではありませんが
とにかく私たちは、このお話で勇気が湧きました。
山鳩のお母さんのように
「最初の一滴」を運びたいと思ったのです。

そして全県的規模で「一滴の会」が近く誕生する運びとなり
「forEAST」を歌う子どもたちの合唱団「クルック・ソングメイツ」も
来週には結成して、レッスンを始めることになっています。

思うだけで、動けなかった私でしたが
たった一つの小さな物語が
私だけでなく、多くの人を動かしてゆく…
そのすごさを感じます。
私の歌もそうでありたいものだと思います。

このmixiで知り合った方々にもリサイタルのお知らせを送りました。
県内や四国島内に限らず
決して近くはない、鳥取や島根、岡山や兵庫にも
そして、ものすごく近くはない、山形にも秋田にも…。
来れる訳ないよね、とは思いつつも
いま、私が何を頑張っているのかを知ってもらいたくて。

たとえ、来れなくても、何か手伝ってね。
来れる人は、もちろんいっぱい手伝ってね。
そして、おんなじ思いになってもらって
ピアノの前で微笑む子どもたちの元気な顔が見たいものです。




コメント(1)

KAZUOさん、連日、充実されているご様子ですが、睡眠時間は、とれていますか?

夏のリサイタルの前月、そして出番の多い中、「一滴の会」の発足、「クルック・ソングメイツ」のスタート、すごいですね。

と、他人事のように書いていてはいけませんね。

21世紀は、口コミの時代と聞いたことがあります。

趣旨をしっかりと伝えるために、自分の的確な表現力を磨いていきたいです。

「あなたの言うことなら賛同したい」と言われる人柄になっていきたいです。

お忙しいのは、この日記からも充分、察することができます。

が、2滴め、3滴め、また、要所要所で、次の報告があると、ありがたいです。

やさしくなろうネットワークのみなさま、微力な私ですが、今後とも、よろしくお願いいたします。

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