菊池雄星　Lions17　顔晴れ岩手コミュの☆２０１１年４月１９日☆

菊池雄星が菊池「幽霊」になっちゃう

　byゲンダイネット
●開幕６試合　出てきそうで出てこない
　在籍はしているが誰も見たことはないし、存在感も希薄――世間では幽霊部員や幽霊社員などと呼ばれるが、すっかり幽霊選手となってしまったのが西武の高卒２年目、菊池雄星（１９）だ。
　開幕から中継ぎとして一軍メンバーに入っているものの、６試合で一度も登板なし。菊池は１５日のブログで「出番に向けて、最高の準備をしていきます」と意気込みを語っているものの、ベンチ入りした投手で投げていないのは、右肩の違和感で１６日に二軍落ちした大石以外は菊池だけなのだ。
　西武はリリーフがもろい上、左腕不足にあえいでいるが、それでも首脳陣は菊池を使わない。１７日のソフトバンク戦でも、こんなことがあった。
　３点ビハインドの七回裏、先頭打者は左の松中。その後は右打者が続いていた。状況からもう１点もやれないと考えれば、松中には左のワンポイントがセオリーだが、首脳陣がマウンドに送り出したのは、右の藤田。結局、松中にソロを打たれ、点差を広げられてしまった。
「首脳陣も菊池を一軍デビューさせたいと思っているが、使いどころに悩んでいる。なにせ、中継ぎ陣が脆弱（ぜいじゃく）だけに何点リードがあっても足りない。勝っている試合では、一軍登板が一度もなく、実際に通用するかどうかわからない菊池は投げさせられない。負けていても僅差ならやはり使えない。敗戦処理として使うタイミングを待っているのではないか」（球界関係者）
　これでは何のために一軍にいるのかわからない。二軍で実戦を積ませた方が、よっぽど本人のためになる。