福岡県出身。 大石 達也(おおいし たつや)投手。
小学2年から投手としてソフトボールを始める。
太宰府西中時代は大野城ホークスボーイズに所属し投手兼外野手。
3年時に九州大会に出場。九州選抜で全国制覇。
福岡大大濠高では1年春から左翼手のレギュラーとして活躍。
2年秋から投手に専念すると福岡南部大会準々決勝でノーヒットノーラン(7回参考)を達成し注目される。その後右肩を痛め九州大会は初戦敗退。
3年夏も初戦敗退で甲子園出場経験は無し。高校通算9本塁打。
145?本格派右腕としてプロ12球団からマークされたが早大進学を選択した。
早大では高校時代3番を打っていた打撃センスを買われ遊撃手としてスタートを切ったが
ケガが続いたことに加え本人の強い希望もありリーグ戦開幕前には再び投手。1年春の大学選手権で公式戦初登板、以後早稲田の守護神として君臨。
これまでリリーフで39試合92回に登板しイニングを大きく上回る135奪三振(率13.21)、 防御率は圧巻の0.49を誇る。
1年秋から3年春の4シーズンにかけて38.2回連続無失点を記録。
(六大学記録は慶大・志村亮投手の53回)
3年春の立大戦では当時神宮最速タイとなる154?をマーク。
一方先発としてはリーグ戦初登板初先発となった1年秋東大戦では5回を1安打無失点で
初勝利を飾ったものの2度目の先発となった3年春の法政戦では5回8安打4失点で連続
無失点記録ストップ、3年秋の慶応戦でも4回を9安打6失点と結果を残せずにいる。
3年春最終戦となる慶大2回戦では7番遊撃手としてスタメン出場。
三塁打を放ち優れた打撃センスを証明すると共に守備でもまずまずの動きを見せ最終学年では中堅手兼投手としての起用が予定されている。
最速155?の重い直球とカーブ、スライダー、フォーク、チェンジアップ。
武器である直球は球威と共に空振りを奪える球速表示以上のキレを備える。
3年秋のU-26NPB選抜との試合ではプロ若手を振り遅れさせての1イニング2奪三振。
被本塁打は4年春、上本(明大)に浴びた2ランのみ。 変化球の精度にやや課題。
高い身体能力に投手歴も短く伸びしろも十分だが気がかりは左脇腹、背筋痛など故障の多さ。
困ったときには