菊池雄星　Lions17　顔晴れ岩手コミュの☆２０１１年３月２８日☆

渡辺監督　雄星は「敗戦処理、短いイニングからかも」

　byスポニチ
西武の菊池雄星投手が、中継ぎとして開幕１軍入りを果たすことが濃厚となった。
　渡辺監督は菊池について「去年だったら先発で使う方針だったけど、今年は高校出の選手と同じスタート。敗戦処理、短いイニングからステップアップするようになるかも。昨年肩を痛めたし、その辺の選択をこれから考えたい」と方針を示した。
　「開幕１軍の可能性がないわけじゃないので、結果を残して１軍に残りたい」と謙虚に話す菊池は起用法についてこだわりはない。

雄星開幕１軍で東北に「いいニュースを」

　by日刊スポーツ
　西武菊池雄星投手（１９）に中継ぎ開幕１軍の可能性が出てきた。菊池は３月に入って主に中継ぎで登板を重ね、前日２７日にはオリックスとの練習試合で８回の１イニングを３者凡退に抑えた。最速１４５キロもマーク。渡辺監督は「選択肢として１軍で短いイニングで使って徐々に増やしていくか、ファームで先発なのかというのがある」と腹案を披露。さらに「肩を痛めているのもあるし、短いイニングでいった方がいいかもしれない」と踏み込んだ。
　ここまでは昨年痛めていた左肩も問題なく、徐々に球速も出るようになってきている。球種の少なさや制球など課題はあるが、体さえ万全なら早い段階で１軍を経験させておくに越したことはない。勝負の年と位置づけた２年目の開幕を前に訪れたチャンス。東日本大震災に心を痛め「（東北に）いいニュースを届けられるように頑張りたい」と話す岩手出身の１９歳は、この機を逃すつもりはない。