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フォトグラファー 「Dai」コミュのウレシパ モシリ “原始回帰への旅” を終えて......

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それはまるで夢でも見ているかのような2日間だった。

そこにはこれから僕たちが目指すべき理想郷があった。

第一回目となるウレシパ モシリ in 高尾 は大成功で幕を閉じ、未来へ
と続く新たな扉を開いた。

前日まで続いていた豪雨は朝起きると小雨に変わり、会場へと向かう車
の中でレラさんは俺にこう言った

「大丈夫、カムイノミをやれば雲が割れすぐにお日様が顔を出すから」

レラさんの言葉は力強く、俺の不安を拭い去ってくれた。

レラさんがいる祭りには神様(カムイ)がいる。

それはアイヌ結婚式の時にも理屈を超えて皆がいくつもの奇跡を目の当たりにしていた。

祭りは神聖なカムイノミをするところから始まった。

天 地 太陽 月 火 水の精霊を呼びだし護摩焚きをし五穀を投じて
その土地を納める神様(カムイ)やご先祖様に感謝し祈りを捧げる神聖
な儀式

この高尾の土地でカムイノミを起こすことに大きな意味があると俺は直
感的に感じとっていた。

今後高尾は日本に旋風を巻き起こす台風の目になるはず。

今回の祭りはただのお祭りではなくレラさんを呼んでカムイノミを行う以上、神ごとであることも充分分かっている。

今時代が急速に変わろうとしている。

光が闇を包み込もうとし闇は最後の悪あがきをしようと必死にもがいて
いる。

光と闇は表裏一体

光を降ろす神ごとを行う祭には決まって現れる闇の具現 トリックスター

今回も神事である以上それは十分覚悟していたが、昨年のアイヌ結婚式
同様そいつはいろいろなものに形を変え手段を変えては絶えず俺を試し
闇に引きづり込もうとしてきた。

その矛先は俺だけではなく、恵美香、そして愛虹香にまで及んだ。

祭りの2か月前、出産を直前に控えた恵美香宛てに1通のメールが届い
た。

“この土地でカムイノミを起こさせるわけにはいかない! それでもそ
れを強行すれば生まれてくる赤ちゃんに牙をむき、魂は抜け、視覚、聴
覚、臭覚、味覚、触覚のどれかを失うことになるだろう”

そのメールを見た時、怒りが腹の底から込み上げてきた。

俺のことを言うならまだしもこれから生まれてこようとするいのちに対
して、しかも精神的に一番大事な時期の恵美香に直接送りつけてくるな
んて!

それと同時に、この祭りをやるべきか やめるべきかの選択を迫られた。

何度も恵美香とも話し合った。

すると不思議なことにその日 立て続けにますみさん、中山さん、AKI
RAさんと光の戦士たちからコンタクトがあった。

ますみさんは恵美香の妊娠が分かるずっと前から「エミリンの後ろに2つの赤ちゃんの魂が見える、女の子が優先の状態でDaiちゃんそっくりだ!」

そう言い当てた俺と恵美香が心から信用している素敵な女性。

今朝のメールのことを話すと3人からおもしろいように同じ答えが返っ
てきた。

「むしろ高尾でカムイノミを起こすべきだ!」

その言葉に俺の覚悟は定まった。

狂気に対して怒りをもって返すのではなく、目の前に現れる闇すらも愛
をもって包み込んでしまうような祭りを起こしていこう!

その日から祈ることが始まった。

自分の欲や我を削ぎ落とし、何のためにこの土地で祭りを起こすのかを
もう一度自分自身に問い正した。

そして会場を訪れては木々たちに触れ心の底から話しかけてはこの場所でお祭りをやらせて頂くことを請い、どんな想いでこのお祭りを起こすのかを説き、人も自然も精霊もすべてが一つになって楽しめるお祭りを共に起こしていこうと心の底から伝えて歩いた。

その想いはスタッフたちの心まで動かし、ティピに使う竹を切り出す時
も、キャンプファイアーのストーンサークルを組む為に使われる石を河
原に拾いに行った時も、みんな心の底から自然と対話しながら一つ一つ
心を込めて行った。

一人一人の目に見えない想いが、一つ一つの過程に愛を吹き込んでこの
お祭りは成り立っている。

しかしその毒牙はこの祭りが終わるまでずっと俺の意識の深いところに
食い込んではいつも俺を試し不安と恐怖に引きずり込もうとしてきた。

それでも自分の直感を信じて正面から逃げずにこの祭りと向き合ってき
た。

だからこそカムイノミが無事に終わった時、必死に立ち続けてきたこの
2ヶ月間のことを思い出し、立ち昇る煙と共に自然と涙が込み上げてきたんだ。

俺の心を察したかのように雲の隙間から一筋の光が差し込んではみんな
を照らし続けた。

それは神様が俺の祈りにこたえてくれ、みんなを祝福してくれているようで嬉しかった。

レラさんの息子 ヒビキによる弓の舞いに続いて子供たちの歌や踊りが披
露され、オープニングセレモニーが始まった。

手にはネイティブインディアンの聖なるハーブ セージを焚いた俺が会
場全体を清めるように先頭を切って歩いてゆく。

それに続いてイナウを掲げたPIKALE、インディアンドラムを打ち鳴らす
AKIRAさん、続いてレラさん、そして最後に孝輔がディジュリドゥを吹き
ながらゆっくりとステージへと向かう。

ステージの前ではクリスタルボールが奏でられ、2つの音は一つに溶け
合うことで次元を歪ませ人々の意識の扉をゆっくりと開いてゆく

最後にクリスタルボールの余韻が終わるや否や、PIKALEの南アフリカの
聖なる歌「コシシケレリ アフリカ」が山や森や大地に高らかと木霊し
ていく。

 ≪コシシケレリ アフリカ 訳≫

私たち 私たちに繋がる子供達に
神様の祝福がありますように

私たちに降り掛かる災いや心の迷いなどがあれば
どうぞ遠くに連れ去ってください

精霊達よ 精霊達よ

今 この場所に 集いたまえ

精霊達よ 精霊達よ


PIKALEの歌には祈りがある。

言葉を超えて、魂の奥深くにある大切なものを揺さぶって目覚めさせる
力がある。

この歌にはこの祭りを通して伝えたいことがすべて詰まっているように
感じる。

PIKALEがすっと手を差し出し歌い終るや否や間髪をいれずにAKIRAさんの
「ウレシパ モシリ」が空や大地に響き渡った。

“わたしとわたし”

この歌はこの祭り ウレシパ モシリの象徴として、人も自然も精霊もすべてを包み込んで本当は一つであることを思い出させてくれる大きな愛の歌

AKIRAさんの歌に続いてレラさんが太鼓を叩きながら「熊の親子」「死者の国から帰ってきた男」などのカムイ ユーカラ(アイヌの神揺)を謡い、AKIRAさんが合い間合い間に解説を入れ、みな物語の中からアイヌの知恵や教え、生き方を感じ学んでいく。

続いては東アフリカの伝統的な太鼓と踊り マビマンジ&ゴンダブワテテメコの登場で一気に会場を盛り上げアフリカンバイブレーションを巻き起こしていく。

女性ダンサーチームの躍動感溢れた踊りに引きつけられ一人また一人と
踊りの輪の中に加わっていく。

まさに原始回帰と女性性の目覚めを象徴する太古のあるべき姿

一汗かいた後は今回このウレシパモシリを全面的にバックアップしてく
れた「虔十の会」の坂田さんのお話し。

今年の4月、坂田さんのガイドで生まれて初めて高尾山を歩いた。

そこで坂田さんは山や森、自然の違った見方を僕らに教えてくれた。

それは人間から見た一方的な自然のあり方ではなく、自然から見た自然
の本来あるべき姿

俺自身それが大きなきっかけとなってこの高尾に引っ越すことを決め
た。


≪AKIRAさんの日記から抜粋≫

「ここ高尾は世界遺産になるほど豊かな森と水があります。イギリス全土に生息する植物の種類と同じ数の草木が高尾に生息しているんだから驚きでしょう?」
坂田さんの話はユーモアにあふれ、若者たちは食い入るように惹きつけられていく。
「国は、豊かな植生と水をたくわえた高尾山にトンネルを掘り、高速道路を作ろうとしています。国の利益というか一部の土建屋や政治家だけが目先の利益を得るためだけなんです。
森は長い年月をかけ生まれ死に成長していくので、ものすごいスピードで人工的に傷つけられた森は二度と再生することはありません。お腹に開けられた傷からから血液が吹き出るように、トンネルを掘られた高尾山からは一日2000トンもの水があふれ流れ落ちています。水は森にかえることなく、枯れた土には草木が生えず、土砂崩れの原因にもなってしまいます」
坂田さんはまるで森が自分の体ででもあるかのように話す。
「人は地球の守り人です。草木も昆虫も鳥もすべての生き物がわたしたちと同じたったひとつの種族なんです」


このウレシパモシリは坂田さんの協力なしにはありえなかった。

もともとこの高尾でお祭りを起こす運びとなったのも、俺の想いと坂田
さんの願いが完全なタイミングで一致したことから始まった。

10月11日から名古屋と奄美大島で行われる「生物多様性会議 COP10」

1992年に生き物の絶滅を食い止め、人がひとりひとり違うように生物の
多様性を守ろうという条約が締結された。

今年は条約が締結された10年目の節目の年であり、名古屋には世界200カ
国 たくさんの人々が集まってくる。

そして世界中から13人のグランマザー(シャーマン)が集い、祈りが
行われる。

その13人の中にホスト国となる日本のグランマザーは入っていない。

そこで日本を代表するグランマザーであるレラさんをこの高尾の土地に
お呼びして祈りを捧げ、みんなの意識を名古屋まで飛ばそうというのが
このお祭りの大きな目的でもあった。

実際カムイノミで起こした祈りの火は、26日の朝セブンジェネレーシ
ョンウォークの人たちの手によって高尾から600キロの行程を経て会
場となる名古屋まで運ばれる。

虔十の会もそれに向けて名古屋入りする。

いろいろな人の想いが一つになってこのお祭りは実現した。

そして坂田さんの念願だった“レラさんを高尾に呼びたい!”という願
いも今回実現し、意気投合して二人のトークは止まることを知らなかっ
た。

トークの後はそうやたちのジャンべ隊が続く。

今回の流れは内省と解放の繰り返し、トークの後は踊ることで身も心も
解放させる。

昨年のアイヌ結婚式の中で行われたアースダンスを通して踊ることによ
って開かれる無限の可能性を体感した。

気難しく祈ったりすることよりも皆が大地を踏みしめて一心に踊ること
によってその土地を鎮め、新たな次元の扉を開き、すべてを一つにして
しまう力があると感じていた。

彼の全身から紡ぎ出される音はその場の空気を変え、人の心を一つに
し、僕たち現代人が忘れかけていた太鼓の記憶を揺さぶり目覚めさせる
力があると思う。

まさに音の申し子 野性児そうやはウレシパ モシリには欠かせない中心
人物だ!

今回もそうやたちは期待をはるかに超えて巻き起こし、すべてを一つにしてくれた。

もうそれは言葉では表現出来ない感じる世界

体から湧き上がる蒸気と共に皆生まれ変わったように最高にいい顔をし
ていた。

今度はティピの前で縄文エネルギー研究所所長の中山康直さんのお話し
だ!

これまで「Earth tribes」として我が家を開放し、AKIRAさん、中山さ
ん、サヨコさん、ACHICOさん、PIKALE、孝輔、そうやと人の心を動かせ
る表現者として数々のイベントを足元から起こしてきた。

今回のこのウレシパモシリはそんなEarth tribesの集大成

どれをとっても大御所続きで、一人一人がメインを張れる選りすぐりの
表現者たちなのだ!

中山さんの話は相変わらず人の意識の深いところに触れ、一人一人を無
意識レベルで覚醒させていく。

俺自身中山さんと出会い、大切なことを思い出させてもらった。

 「自分の物語を生きろ! それだけでいいんだよ」

その言葉にハンマーで頭を殴られまるで催眠が解けたかのように、お
金の為だけにやっていた仕事を辞め、表現者として人を感動させること
に一生を費やしていこうと決めた。

最後はおなじみ“天地満開”で締めくくった。

そして宴はまだまだ続いていく。

トランスと原始な民族音楽の融合 ぶっ飛ばし屋 LAGOの登場だ!

今回 原始回帰というテーマのこのお祭りにLAGOを入れるかどうかを
最後まで悩んだ。

しかし行きついた答えは、すべてを昔に戻す必要はない。

太古から受け継がれてきた知恵や教えの中に秘められた精神意識と今の
最先端のテクノロジーとを融合させ第三の道を歩いていけばいい。

坂田さんが言う“ネオ ネイティブ”の時代だ!

使うツールは違えども行きつく境地はすべて同じだと思う。

もうその頃になると俺の足は筋肉痛を通り越して肉離れのようになって
いた。

それでもただひたすらに一心不乱に踊り続けた。

今回のこの2日間は俺自身サンダンス(ネイティブ インディアンに伝わ
る儀礼で4日間飲まず食わずで踊り続ける儀式のこと)だと思って臨ん
でいる。

思考を飛ばし、音に繋がって、体の奥深くから螺旋を描き昇ってくるエ
ネルギーに身をゆだねていく

それはパキスタンのスーフィーの巡礼で俺が命懸けで学んだこと。

主催である俺が先頭切って全身全霊で踊ることで、楽しむということ
を、そして自分の世界を生きるということをみんなに感じてもらいたか
った。

ふくらはぎは肉離れとなり、右足に付けた2つの鉄の輪で足首は内出血
で腫れ上がり体はぼろぼろだったけど、気持ちはまるで生まれ変わった
ようにすっきりとしていた。

そしてお待ちかねのAKIRAライブの始まりだ!

今回のメインでもあり、史上最強の隠し玉

ずっと憧れ、同じ舞台に立った今でも尊敬し続ける魂の兄貴

AKIRAさんの歌を聴くたびにいつも自分の気持ちに素直になれて“俺を産
んでくれてありがとう”ってお母さんに伝えることが出来たんだ。

生きることも、死ぬことも、祈ることも、この人から大切なことをたく
さん教えてもらった。

この人がいてくれたから俺は自分の道を迷わずに歩いてこれた。

自分がこの人と出会い救われたように、出来るだけ多くの人にAKIRAさん
の歌を届けたいと思う。

今回はAKIRAさんの100曲以上ある持ち歌からセットリスト(選曲と曲
順)をすべて決めさせてもらった。

今回のウレシパモシリのために何度も何度も繰り返し聴き込んでは初め
て聴く人へのインパクトや感情の流れを繰り返しイメージしながらセッ
トリストを組み上げていった。

この日の流れを何度も何度も頭の中でイメージしながら、それがはっき
りとしたビジョンとして描けるまで繰り返し繰り返しイメージし続け
た。

みんながいい顔して笑っている姿や、踊った後でハグをしながらみん
なが一つになっている姿、大歓声の中で沸き起こった拍手、その時の匂
いや伝わってくる空気感まで....

そしてそれが完全な形としてイメージ出来た時、そのビジョンは必ず現
実なものとして創造できると信じていた。

それは俺だけではなく何度もミーティングを開いてはこの祭りを支える
スタッフたちにも同様に同じビジョンを描いてもらうことを努めてき
た。

そしてその日頭の中で描いていたすべてのビジョンは完璧な現実となっ
て目の前に現れた。

想像することは創造すること

そして自分を信じ続けること

このお祭りを通して大切なことをたくさん学んでいた。

後半は座って涙を流していた人たちが一斉に立ち上がって踊り出し、
300人の大合唱が始まった。

その波は止まることを知らず「なんくるないさ」では全員が沖縄のカチ
ャーシーで陽気に踊り狂った。

いろんなことがあるけど“なんくるないさ(なんとかなるさ)”

この祭りを通して伝えたかった大切な言葉

最後の「ウレシパ モシリ」では手を取り合っていたもの同士が肩を組ん
で一斉に歌い出し、その歌声は一つの清らかな祈りとなって高尾の山々
に木霊していく。

一人一人を隔てていた壁が崩れ、繋がっていく。

それはまるでこれから僕たちが目指すべき“Earth tribes”「地球家族
構想」のあるべき姿だった。

そんな姿を見ていたら自然と涙が込み上げてきて止まらなかった。

あの一通のメールは最後の最後まで俺と恵美香の心の奥底に毒牙として
残り続け、この2ヶ月間見えないプレッシャーの中で不安と恐怖を必死
に押し殺してきた。

それでもずっとずっと自分を信じ続けてきたんだ。

辛かったこともたくさんあったし、楽しかったこともそれ以上にあっ
た。

そんな思い出が心の底から溢れ出してきて頬を伝ってこぼれ落ちていった。

今ならすべていい思い出として受け入れられる。

AKIRAライブは、大成功で幕を閉じ一人一人の心に大切な記憶を刻み込ん
だ。

フィナーレは炎の舞師 ACHICO のファイアーセレモニーからサヨコBand、そしてファイアーメディテーションへと続いていく。

カムイノミで起こした神聖な炎をまとったACHICOは、パートナーNOBUさ
んの詩の朗読に合わせて漆黒の森の中、幻想的な舞いで人々の心を引き
つけていく。

中央に組まれたキャンプファイアーにひとたび命の火が吹き込まれると
炎は勢いを増し 色を変え形を変えて燃え盛っては上へ上へと天に向かっ
て昇っていった。

火の神様(アペフチ カムイ)は、煌々と人々を照らしあたたかく包みこ
んではみんなを祝福しているかのように感じた。

そしてお待ちかね 歌姫サヨコの登場だ。

今回はサヨコオトナラではなく今夜限りのウレシパ特別ユニット 

ギターリストにアキヒロさん、ベーシストにコウチさん、そしてジャン
ベでそうやも加わっての豪華メンバーとなった。

サヨコさんの何とも言えない美しく力強い歌声に人々は魅了されサヨコ
ワールドに引き込まれていく。

そして特別ゲスト レゲーシンガーのアイリーさんまでステージに上がっ
てみんなで「Imagine」を歌った。


≪ Imagine  訳≫

想像してごらん、天国はないと
簡単でしょう
地面の下に地獄もない
私達の上に空があるだけ
想像してごらん、全ての人間を、
今日を生きている

想像してごらん、国境のない世界を
そんなに難しくないさ
命を奪う武器もなくて
宗教の違いもない
想像してごらん、全ての人間を、
平和に生きている

僕は夢見人かもしれないけれど
一人ぼっちじゃないよ
いつの日か仲間になって
世界がひとつになる

想像してごらん、財産のない世界を
あなたにできるだろうか?
欲張りや飢餓の心配もない
人類の兄弟愛
想像してごらん、全ての人間を、
世界を分かち合う

僕は夢見人かもしれないけれど
一人ぼっちじゃないよ
いつの日か仲間になって
世界がひとつになる



みんなの想いは一つに繋がっていく。

最後はサヨコさんもステージから下りてきてキャンプファイアーの炎を
囲んで「JAH JAH LOVE」を輪になってみんなで歌った。

それはとても幻想的な特別な時間だった。

サヨコBandも大きな拍手の中で幕を閉じ、炎に照らされたみんなの顔は
夢心地のうっとりとしたいい顔をしていた。

そして一人一人が持つロウソクに次々に祈りの火が灯されてファイアー
メディテーションが始まった。

クリシュナ マチャリアヨガの直ちゃんがマントラを唱えて人々を先導
し、一人一人目を閉じてその声に自分のマントラを重ねていく。

マントラは人々の祈りと共に漆黒の森へと木霊していき、同時に心の深
い深いところに沁みわたっていった。

一人一人を隔てていた壁が崩れ、木や森や山々、そこに生きる花や虫や鳥たち、そしてこの山を守る神々や精霊たちまで すべてが一つになって僕たちの祈りは天に向かって昇っていった。

カムイノミで生まれた祈りの火は一人一人の心の中に灯された。

たとえ目の前にある火が消えたとしても心の内に宿った火の神様(アペ
フチ カムイ)は、これからもずっと一人一人の心を照らし見守り続けて
いくことだろう。

そしてあなたの中に灯された祈りの炎を、これから出会う多くの人々の心に灯していってほしいと心から願っている。


すべての繋がるソウルメイトたちに、心からありがとう。






お忙しい中 高尾までわざわざ来て下さった僕らのビックマザー アシリレラさん、そして弓の舞をありがとう ヒビキ、最高のパフォーマンスで人々の心を動かしてくれた最強アーティストの皆々様、全面的にバックアップしてくれた坂田さん始め、虔十の会の皆々様、テクニシャン PAのやっさん、レラさんも大絶賛 理想郷を創ってくれたデコのまさき君、えいたろうさん、かなえちゃん、ジェネレーターのりゅういちさん、そして楽しかったことも辛かったことも一緒に乗り越えてきた魂の弟 陸、すべての時間が楽しかったよ ウレシパスタッフの仲間たち、そしていつもいつも俺を支え愛してくれた恵美香と愛虹香、最後にすべての繋がるソウルメイトたちに心からありがとう、みんな愛してるよ〜〜。 





高尾に引っ越してきて3ヶ月
出産とお祭りとを同時にこなし、多くの仲間たちに支えられながらお祭
りは大成功で幕を閉じた。
ウレシパモシリはここに大きな礎を築き、今動き始めた。
このお祭りには神様(カムイ)がいる。
世代を超え国籍を超えあらゆる壁をも超えて、人も自然も精霊もすべてが一つになるようなお祭りを起こしていきますのでこれからもよろしくお願い致します。



“イヤイライケレ”

アイヌ語のありがとう。わたしはわたしを死なせるくらい感謝してます






ウレシパ モシリのコミュ二ティー

http://mixi.jp/view_community.pl?id=5242829

 是非参加してね。





≪この日のAKIRAさんの日記↓≫

http://ameblo.jp/akiramania/entry-10660423301.html








★鈴木洋見(Dai)公式ホームページ↓
    ( http://www.watarigarasu.org
世界放浪の時の写真や文章、スーフィー巡礼からキックボクシング時代の写真なども載っていますので是非覗いてみてください


   
          Bringer  of  the  light      Dai

コメント(1)


素敵すぎて

涙が出ちゃいます。

パワーがどんどんわいてくる。

お祭りの空間、みなさんが抱いているものを一緒に共有したい。
そんな気持ちでいっぱい。


そしてmixiを通じてだけどDaiさんに出会えて
嬉しい。

近いうちリアルに会いたいなー

楽しみにしてます!!!

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