昨今の
メインストリーム音楽市場で
最も勢いがあったEDM
(Electric Dance Music) が
失速気味である。
毎日、リリースされる楽曲を頻繁にチェックしているからこそ感じる部分だが、特に 昨年後半から現在にかけて、もはやネタ切れではないかと錯覚するほど、似たような楽曲ばかりが巷にあふれ、DJとしてもリスナーとしても非常に退屈に感じる… 毎回同じような音色やアレンジによって、新鮮な驚きを感じる場面も極端に少なくなってしまった。
音楽業界は1つの曲がバカ売れすると全員が右にならえで似たような曲が湯水のように湧いてくる。良い意味で流行を最も気にするジャンルだからこそ、そろそろ方向転換が必要な時期にさしかかってきた。むしろそうでなければシーンは衰退する一方だ。これは今のEDMシーンを牽引しているアーティスト自身が一番よく理解しているところだと思う！
PCDJの発達はMix技術の均一化という事態を招き、今では誰でも気軽にDJを楽しめる時代となったが、かつてのClub DJとはいち早く新曲をフロアに提供する存在だった。
インターネットにおけるmp3販売が定着した今、楽曲の鮮度は世界のどの地域に住んでいても大差はなく、要はそれをどう料理するかという味付けが重要視されるようになってきました 。選曲や構成がDJのアピールポイントとして重要です！
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