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東アジアの近代建築コミュの京城路面電車復活!?

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日本時代の1930年代から68年まで京城そして戦後はソウル市内を走った電車381号が原状に復元されました。

この電車は昭和5年頃、名古屋の日本車輌製造株式会社が製作したもので、全長13.7メートル・幅2.4メートル、定員100人のキャパシティーを誇っております。

日本統治終了後は米国製の部品を使用して車両の外部と内部を改造されました。

復元作業過程において、電車内で見つかった表示板を見ると、乙支路を中心に運行したものと推定されるとのことです。

68年にソウル市内で電車の運行が停止され、電車は廃棄処分されましたが、この381号は広津区のオリニ大公園に展示されました。

しかしながら381号はオリニ大公園に展示された当時、赤いペイントが塗られたうえ、腐食が深刻で、本来の姿とはかけ離れていました。

そこで展示をしているソウル歴史博物館が資料調査と考証作業を経て、車両の外部を本来の色(下部は緑、上部はアイボリー色)に塗り替え、内部は日本車輌製造株式会社から入手した図面と保存処理前の状態を基礎に過去の姿を取り戻すことがほぼ可能となりました。


復元にあたり、ソウル歴史博物館のパク・ヒョンウク展示運営課長は「電車381号は原形をよく保っており、電車の構造や当代の世相を見るうえで貴重な資料になるだろう」と述べました。

朝鮮半島初の電車は1899年に高宗皇帝が明成皇后の陵(洪陵)へ移動するために製造したもので、西大門から清涼里まで運行されました。

ちなみにソウル市内ではこの電車381号のほか、昌慶宮隣接のソウル科学館に展示中の363号の系2両が残っております。

個人的には少しづつではありますが、こうした産業遺産の保存に関心が払われ始めて来たことに安堵感を感じております。

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