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企業の社会的責任(CSR)コミュの質問です。『動物愛護』がCSRになるのかについて。

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はじめまして。

私、岐阜でアニマルシェルター運営を計画しております、おくおくたみたみと申します。

今回は起業のCSR担当者様に質問がありトピックを立てさせてもらいました。


質問は『動物愛護・動物保護』『動物の殺処分削減』というテーマがCSRとして扱われる可能性についてです。
扱いたい、扱いやすい、扱いにくい、扱えないなどと、できればその理由をおしえていただければと思っております。


アニマルシェルターとはその名のとおり動物保護施設です。
行政などで殺処分される犬ねこを保護して、新しい里親を探すことが業務の中心になります。
計画中のシェルターでは、広報活動・避妊去勢活動などその他の活動にも力を入れていきます。

当然のことながら、運営には資金が必要で、既存のシェルターはそのほとんどを個人からの寄付金に頼っています。(それでも数千万〜1億以上の寄付を受けている団体もあります。)

今後、将来的に企業のCSRとして、こういった活動に起業が参画することは十分にありえると思います。しかし、企業様側から見れば、何のメリットもないことなのかもしれません。

担当者様の生の意見をお聞かせいただければと思っております。
よろしくお願いします。

コメント(11)

おはようございます、CSR担当者です。

CSRの活動としてはOK、企業としてはまだNGです。

CSRの取り組みとして扱われる可能性は大きいと思います。社内で募金を集めてお金を寄贈したり、ボランティア休暇を利用して有志によるお手伝いなど、参画する手段はいくつかあります。

ただ、企業側はその結果をパブリシティとして戦略的に活用することになりますので、ステークホルダーからの「納得感」を必要とします。「地震発生したから義捐金送ろう」みたいな思考プロセスですかね。ですので、唐突にアニマルシェルターに着想しないのでは、と思います。知名度もまだ低そうですし。

>アニマルシェルター
これって欧米的なコンセプトですね。大賛成です。
日本と欧米のペット事情の差が課題ですかね。
>>アズトラさん
早速の書き込みありがとうございます!!


>パブリシティとして戦略的に活用すること
これをいかに現実的なラインで行うか課題ですかね。

2年前話題になった広島ドッグパーク崩壊事件の時は、週刊誌やワイドショーなどの取材が入ったこともあり、企業からの物的支援もかなり多かったと聞きました。
マスメディアや、他の媒体でPRできるような構図を書く必要があるかもしれません。


>唐突にアニマルシェルターに着想しない
まさにそのとおりですね。

動物関連企業であればまだしも、普通の企業様では関連性が薄いという印象をいなめませんし。
CSR担当者様向け見学会などを行うなど、興味をもつきっかけを提供すべきかもしれませんね。
来ていただける人がいらっしゃるかどうか分かりませんが・・・。
航空会社のCSR担当者です。

弊社の場合、航空会社でありながら森づくりや沖縄のサンゴ植え付け活動などにも積極的に取り組んでおりますので、あながち企業の事業内容と社会貢献活動が直接結びつく・つかない、だけでは活動内容は決定されないと思います。ただ、本業との関連事業でない場合は「なぜ、動物愛護なのか?」という目的が明確でないとステークホルダーにもご理解を頂きにくいというのが難点ではないでしょうか?

>>青いしっぽさん
書き込みありがとうございます。

>「なぜ、動物愛護なのか?」目的が明確でないと
ですか…。
動物愛護というものの価値は、人によって大きく違うと考えられます。動物を好きな人は殺処分を減らすことに高い価値を見出しますが、そうでない人は、それほどかもしれません。

なぜ、動物愛護なのかという点においては
『いのちを大切にする誇りある社会の創生』
『もはや伴侶として家族となった動物たちを処分するという矛盾を解消する』
ということが理由としてあげられます。

実際に、私はそれがより豊かでより幸せな社会を作る礎になると確信しています。

しかし、そういった理由は、現実的には実感はなく、理解しにくいものではないかと思います。動物愛護というと、結局のところ
『動物たちを殺したくない』『幸せになって欲しい』
といったような、感情的な理由の方が、一般の方やステークスホルダーにとって現実感のある回答だと思います。

やはり、CSRにおいてはそのような感情的な部分に端を発するような活動は好ましくないような気がします。


『豊かでより幸せな社会を作る礎になる』とステークスホルダーの方に納得していただくことが理想ですが、現実的には感情的な理由での賛成される方のほうが大きいと思われます。
そうなってくると、CSRとしていかがなものかという判断が下されるようなイメージを持っています。

実際、感情的な『殺処分したくない』『幸せになって欲しい』のような理由でCSR活動へ参加されることはあるのでしょうか??


まとまりのない文章で申し訳ありません。よろしくお願いします。
社会的課題に対し,その成因にどのように企業が関与しているかを考えると,
ある業界においては,責任や関与は有り得るかと思います.

例えば,ペットの遺棄が問題になるのは,ペットを売買している業界が
有るからですので,その業界がある意味直接的な責任を有していると
言えます.

また,オフセットという点では,動物実験を行っている,利用している
製薬や化粧品業界から貢献が考えられます.まあ,オフセットは,
カーボンオフセットのように免罪符としての機能がメインになりますが.

これらの企業においては,ステークホルダーとして動物愛護団体が
あるわけであり,彼らを納得させ得る活動になると思います.
特に過激な団体に名指しされているような企業では,喫緊の課題だと
思います.
>おくおくたみたみさん

言葉足らずだったようですね。すみません。

動物愛護の目的や意義は私でも理解しているつもりですが、それが企業のCSR活動として「なぜ動物愛護を行うのか?」の定義づけが重要だと思いました。そういう意味では、CSR活動と言っても企業にとっては事業になりますので、本業と結びつきにくい場合は何らかのわかりやすい「目的」をしっかり持っておかないと継続が難しいのではないかと思います。

>yorozuyaさん

各企業さんの判断によるのでしょうが、動物愛護団体から糾弾を受けているような場合、逆にCSR活動に「動物愛護」は選択しないと思います。残念ながら、その内容や方法など更に攻撃の対象を増やすことになってしまう危険性があるからです。我が社がもしそのような状況なら選択しません。特定団体との交渉は総務・法務系の専門部署が対応しますし、CSR活動は本業の穴埋めをするものではありません。
はじめまして。CSR担当者ではなく、空間演出をしているものですが、現在、CSRを勉強中なので思いついたことをコメントします。

一般的に社内で物事を決定する過程において、”会社の利益にどのように結びつくか?”は重要な役割を示すので、その部分のストーリーが作れると、CSRと動物愛護を結びつけられる可能性が出てくるのではないかと思います。

たとえば、大型商業施設や商業地域の中にアニマルシェルターそのもの、もしくは、その出張所などをつくって、一般の人達が訪れやすくすると、”動物愛護”というキーワードに企業の広告がのせやすく、ストーリーがつくれるのではないかと思います。

まぁ、それがグリーンウォッシュなのか、それとも本当の動物愛護なのかは、誰が主導権をもってコントロールするかにかかってくるのでしょう。

もちろん、問題もいろいろありそうなので、おもいつきということお許しください。

皆さん親切な書き込みありがとうございます。
そして勉強不足と理解力のなさをお許しください。

>>yorozuyaさん

動物業界が一番の責任を有していることは間違いないんじゃないかと、私自身考えております。
実際、動物関連企業でCSR活動として、この問題に取り組もうとした事例も過去あったようです。現在はどうなったか分かりませんが・・・。
これからそういった企業へのアプローチは地道に行っていこうと思っております。

ただ、環境問題のように業界を超えたCSR活動として、取り組む価値のあるテーマとなればと思い、今はそのヒントを探しているところです。
一般の企業のウォンツが動物愛護の部分に符合すれば、その部分を掘り起こしたいと考えています。


>>青いしっぽさん

>企業のCSR活動として「なぜ動物愛護を行うのか?」の定義づけ
>何らかのわかりやすい「目的」
⇒『企業ののイメージアップ』や『自社サービスへの波及効果』などといったことでしょうか??(後者は本業と結びついてますが・・・)

また、ステークホルダーの納得を得るためには、他の方法をとるよりも効果的であることが必要なのかも知れませんね。


>>なかちょんさん

>”会社の利益にどのように結びつくか?”は重要な役割を示すので、その部分のストーリーが作れると、CSRと動物愛護を結びつけられる可能性が出てくる
>”動物愛護”というキーワードに企業の広告がのせやすく、ストーリーがつくれる

なるほど。ストーリーですか。
企業と交渉するなら、こちらから企業が提供する価値以上の価値を提供しなければならないわけですよね。こちらが提供する価値の裏づけとなるストーリーが必要というわけですか。

企業は慈善事業じゃなことをよく踏まえたうえで、こちらが何を提供できるか考えないといけないですね。


>>バカロングさん

>寄付/協賛/後援といったメセナ的なものとは異なるという発想を持った方が良い

勉強になります。どうしてもそういう企業への甘えの気持ちがありました。むしろそればかりでした。
企業のメリットを意識した、むしろ確実にメリットになることを納得させられるようなCSR活動の提案ができないと、どんな企業も、相手にしていただけないと思わないといけないですね。

逆に、確実にメリットのあるCSR活動のプランがあれば、勝負できるってことですよね!!
>おくおくたみたみ様
広範な業界を超えたCSRという点では難しいように感じます.
人間のエゴから,動物を囲って飼ったり,邪魔になったからと処分したり.結局,動物の愛護も人間のエゴの一部と考える人もいるでしょう.避妊去勢というのも,どういう権利があって行うことでしょうか? 遺伝子を残したいという動物の意思(遺伝子の利己性?)を阻害しないのか,など障壁は高いでしょう.
環境問題が広範な活動になったのは,それぞれの企業が環境に対して大なり小なりダメージを与えているからです.その延長である生物多様性の保護に比べ,動物の保護に関しては,残念ながら当事者意識を持つのは関係していない業界では難しいと言えます.

>青いしっぽ様
団体から糾弾を受けたとき,その糾弾をいかに逃れるかという方策を考えるのと同時に,その内容によっては誠実に受け止める必要があります.例えば,動物実験に関しては,SHACなどの団体の抗議を受け,動物実験に関する規定を見直した製薬企業やアカデミック研究機関もあります.また,生物多様性の観点から各地のコンサベーションプログラムに拠出した製薬企業もあります.

>特定団体との交渉は総務・法務系の専門部署が対応しますし、
>CSR活動は本業の穴埋めをするものではありません。
この2点は看過できません.確かに団体との窓口は総務・法務かもしれませんが,CSR部門もコミットすべき場合は多いと思います.利益供与を求めるような団体以外にも,傾聴に値する主張の団体もありますよ.そういう団体との交渉の中からも,自分達の活動をベンチマークできる機会もあります.
また,CSRの定義が青いしっぽ様とは違うのかもしれませんが,本業の穴埋め,尻拭いも立派なCSR活動ではないでしょうか? 環境活動の多くは,残念ながらその部分が大部分を占めています.企業の森づくりも,本業における温暖化ガス排出に対する認識から始まっている場合が多くありませんか?
yorozuyaさん

一番最初のコメントで「我が社の場合」と書いていましたが、yorozuyaさんへのコメントにもそのように書くべきでしたね。

我が社もご指摘の通り環境活動の発端がCO2排出に起因するものではありますが、現在のCSR活動の位置づけとしては決して穴埋めでも尻拭いでもなく、一事業です。そちらについては企業の方針ですので、内容によっては第3者の方にどう受け止められても仕方ないとは思いますが。CSR活動は「企業の経営方針による」という点で、各企業で色々な考え方があると思います。

特定団体からの糾弾云々については、業種によってこれまた攻撃する特定団体の種類、過激さ加減も様々です。おっしゃっておられるような、平和裏にCSR活動で対応できる状況であれば我が社も見習いたいものです。

あくまでも一企業の担当者として回答しており、一般的にどうこうという点については触れておりませんので、ご理解ください。

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