「the Merriam-Webster Dictionary of English Usage(以下MWDEU)」という書物によると「each otherは2人の間で用いられ、one anotherが3人以上の間で用いられる」と最初に述べたのは Gorge N. Ussherであり、それは1785年のことであったそうだ。
MWDEUが「one anotherとeach other」の使い方の区別について述べて以来多くの文法家は、それを典拠としてきたが、意見は分かれたままであり、現在に至るまで統一見解を見るにいたっていない。どちらの意見を述べる者もそれぞれ典拠とする書籍がある。書籍によっては「2人の間では one another/each otherのどちらでもよいが、3人以上ではeach otherを使う」という記述さえある。統一したルールが示されたことはない。
Oxford English Dictionaryには、Shakespeareの引用として
“When we are married, and have more occasion to know one another.”
という2人の間のことに one anotherが使われている文が収録されている。
参考文献:
1. Maslova, Elena & Nedjalkov, Vladimir P.. 2011. Reciprocal Constructions. In Dryer, Matthew S. & Haspelmath, Martin (eds.). 2011. The World Atlas of Language Structures Online. Munich: Max Planck Digital Library. http://wals.info/ Accessed on 2011-06-22.
2. “Each other.” The Merriam-Webster Dictionary of English Usage. 1994.
(要旨まとめ、以上)
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以上を踏まえますと、
1、one another と each other の区別については明確な根拠を示す歴史的物証がなく、「どちらをいつ用いても構わない」と言える。
> いいえ、each other も、one anotherも数でいうと「単数」です。
それなら、every〜と同じ扱いで、単数扱いにすればいいと思ったのですが、そう簡単な問題でもないのでしょうか。
> everyone という単語ですら、本来は「それぞれ1人ずつ」の意味なので単数なのですが、現実にはこれを they という複数の代名詞で受けることが多く見受けられます。(そうしないとhe or sheなどとたびたび繰り返さなければならないなど、不便な点も多い)
everyoneという単語は、不定代名詞ですよね。