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AGN研究会コミュのQSO

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QSO

QSOとクェーサーって違うんですかね〜
ってかQSOってなんですか〜

最近、知り合いが”完全におんなじもとじゃないんだよ”って言ってたんです。

ご存知な方教えて下さい。

コメント(1)

マジレスすると「発見に至った経緯」がちがいます。

●クエーサー(quasar):quasi-stellar radio sources の略

→ "電波"による全天サーベイで検出され、可視画像で見ると点源で恒星に見える系外天体


●QSO:quasi-stellar objects の略

→ "可視とかX線"での観測(U-Bカラーが異常に青いとか、broad-lineがあるとか、narrow-lineの強度比がクエーサーと同程度とか、X線で強く検出されてるとかいろいろ)で見つかった、可視画像では点源で恒星に見える系外天体


比較的近傍で見つかっているものでいえば、個数はQSOの方がクエーサーより10倍以上多いです。そしてクエーサーはほぼ確実にQSOでもあります(クエーサー⊂QSO)

※クエーサーだけどQSOではないみたいな例外があったかどうかは把握してません。確かなかったと思うけど、、

※QSOの選定方法は複数あって、それぞれで得られるサンプルの母体が若干異なります。(例えばbroad-lineを持つ系外天体という選定方法にするとtype2のQSOがサンプルに含まれなくなる)。なので出来るだけ広くカバーできる選定法がQSOサンプル作りに好ましく、今のところ硬X線観測によるものとかnarrow-lineによるものが
一般的です。 (ちなみに硬X線による選定法だとULIRG(の少なくとも一部)もQSOの範疇に含まれるのかな?可視で受からないから含まれないか)




長々説明したけど最近はクエーサーとQSOをきちんと発見の経緯に則って区別して使っている人はあまり多くないです。上で説明したようなQSO選定基準で得られたサンプルを全部QSOと呼ぶ人もいればクエーサーと呼ぶ人もいます。

ただradio-loudnessに応じて使い分けている場合は多いです。
(case1)
・radio-quietな"QSOサンプル" → QSO
・radio-loudな"QSOサンプル" → クエーサー

全部まとめてQSOと呼ぶ人々は
(case2)
・radio-quietな"QSOサンプル" → radio-quiet QSO
・radio-loudな"QSOサンプル" → radio-loud QSO

全部まとめてクエーサーと呼ぶ人々は
(case3)
・radio-quietな"QSOサンプル" → radio-quiet quasar
・radio-loudな"QSOサンプル" → radio-loud quasar


などです。
世のAGN研究者の人々はどうかというと、たぶんcase2が若干一番多い気もしますが、case1もcase3もけっして少なくない印象です。ちなみに自分はcase2派ですがクエーサーという単語もよく使います。一番すっきりしているのは間違いなくcase2だけど、クエーサーの方が単語の歴史が古いから根強く残ってるのが混乱をきたしている原因のような気もします。


>なぎささま
こんな説明でよろしいでしょうか?

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