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y_miyakeのゲームAI千夜一夜コミュの宇宙からアットホームへ

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スタートレックのファーストシリーズの劇場版6作がDVDボックスになる。
 http://forest.kinokuniya.co.jp/ItemIntro/184911

1作目は文句なしのSF映画の一級品。ラストは感動で涙が出る。
トレッキーでなくても、SFファンなら見ていて欲しい一作だ。

2作目以降はややファン向けだが、それでも、
大きなテーマを含んだ意欲作で、SF映画としても傑作。

この後、スターウォーズ、ガンダムなど、
宇宙を舞台にしたSF映画やアニメが量産される。

80年代の子供時代をすごした人にとっては、
アニメや映画と言えば、SFだった、と言ってもそういい過ぎではない。

少なくとも、あの頃は、未来指向の中に、
宇宙的なビジョンが含まれていた。
それは、NASAやソ連の超大国が持っていた雰囲気でもあったのだ。
エンターテインメントはいち早く、潜在的な宇宙への不安と憧れを、
活用したのだ。

しかし、それは冷戦とともに一挙にシフトする。
その後の世界の混乱は、知っての通りだ。

だが、ここではアニメの話をしよう。

うる星やつら、めぞん一刻など、
大きな世界など知らないが、小さな世界で精一杯、でも面白い、
80年代では一つの流れでしかなかったこの流れは、

冷戦後、宇宙への大きな引力を失ったアニメ界は、
そういった、局所的な場を、足場として、
その場を拡張して来た。

天地無用が新しかったのは、あれが、宇宙的なスケールの前提であるのに、
自分に家の周りでほとんどの事件が済まされてしまう。

また、セーラームーンが流行ったのも、
女性的な世界が、男性アニメに流入するきっかけにもなったのだ。

そして、それを呼び水として、
美少女ゲーム出身のアニメ、
特に、「ToHeart」が大きな成功を収め、
ビジネスモデルを確立し、
Playstation バブルの勢いに乗って、
一気に、自分の周りの恋愛事がテーマとなったり、
また、街をテーマにしたアニメ(世界系に準じる)が流行り出す。

2000年。それは、ロボットアニメの中で、不毛の年と言われる。
頑張ったのは、ビックオーぐらいか。

それを意識してか、それ以降は、ロボットアニメや、
硬派なアニメが盛り返す。そして、ガンダムシードなどを経て、
女性向けか、男性向けか、よくわからない、
つまり、もはや、それを区別しないアニメがヒットする時代になる。

今、ガンダムが飛んでいる宇宙と、80年代に飛んでいた宇宙は違う。
00の宇宙は、果てしなく、現実的で、暗い…。

思えば、遠くへ来たもんだ。

アニメというのが、如何に時代の産物であったかを思い知らされる。
現代は逆に、アニメが時代を作るように見えて、
実は、それだけの馬力が持てていない、もどかしい時代だ。

結局、牽引するのは何なのか?

ゲーム化? アニメか? 同人か? コミックか? ラノベか? 奈須きのこか?

たくさんのお祭りが開かれている。質も高い。
ただ、もう時代を貫くような強さを持つには、
既に、完全に資本主義の中のエンターテインメントとなってしまったので、
カウンターとしての強さは持ち得ないのかもしれない。

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