ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

第一コンバットコミュの【連載】第19話「実録 第一コンバット十五年史」

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

プロレスラー橋本真也が、若くしてこの世を去った2005年。ライブも経験することなく過ごし、既に結成8年目となった第一コンバットは、この年、大きな変革期を迎えることとなる。

2004年の秋から続いていた、楽曲コピーによる練習も、マリリンマンソンあたりをコピーしだす頃になると、そろそろ倦怠期が訪れはじめていて、「どうして、我々はマリリンマンソンをコピーしているのか?」という哲学にぶちあたり始めるのである。究極のマリリンマンソン信者であれば、自分達が満足できればそれでいいのだが、特に信者といったわけではない。コピーして特にかっこいいわけでもないし、爽やかな気分になるわけでもない。もちろん世の中の役になんか、さっぱり立たない。「あれ、どうして僕たちはマリリンマンソンをコピーしているんだろう?」と、ふと我に返ったのである。

そんな第一コンバットが、「よぉ!カジヒデキ」に続く、オリジナルナンバーを作ろうとする流れは、ごくごく自然なのであったが、実は、オリジナル曲を作ろうとした、もう一つ大きな動機があった。それはフジロックフェスティバルだった。

第一コンバットと時を同じくして1997年に誕生したフジロックは、もはや日本を代表するロックフェスティバルであった。そんなフジロックには、新人アーティストの登竜門として”ROOKIE A GO-GO”というステージがあり、現在でも、毎年、出場者のオーディションを行っている。サンボマスターやASIAN KUNG-FU GENERATION、BACK HORNなんかも、ここから世に出ていったバンドであった。

そんな舞台に第一コンバットも立つしかない。そのためには、「オリジナルの楽曲を3曲デモテープに入れて、フジロック事務局まで送付する」ことが必要であったのだ。

そして、まだライブさえ、一度もやったことのない第一コンバットは、フジロックに出場するために、「よぉ!カジヒデキ」に加えて、あと2曲のオリジナル曲を作曲しはじめるのであった。



<緊急告知>
第一コンバットの久々のライブが2014年1月13日(祝)両国SUNRIZEにて行われます。是非、お越しください。

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

第一コンバット 更新情報

第一コンバットのメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。