私も遅まきながら30歳でハーバードに留学し、Children’s Television Workshop Advisory Board ChairpersonをされていたDr. Lesserの講座を受講したところ、 かねてからお名前を伺っていた上田先生(当時は博士課程)をBobといってご紹介いただきました。英語学習会の共通の先輩から留学を勧められ、セサミストリートの生みの親の一人レッサー教授から、米国で上田先生をご紹介されたのも何かの運命だったのかもしれません。私はどちらかというとセサミストリートで英語を勉強しましたから、現在の二人の娘にもできればNHKでしかも英語でセサミストリートを視聴させたいな、と強く希望しています。
Children’s Television Workshopはその後Sesame Workshopと名称を変更して、各国の教育環境、文化、風俗慣習に照らし国際化を進め、各国が独自にプログラムを製作する方向に方針を変更しました。その結果アメリカにおけるプログラムを放送していたNHKは、従来の方針を変更することなく、契約解除となり、あらたに日本でセサミストリートの受け皿が出来上がり、最近では12チャンネルで日曜日午前9時から日本語で放送することになりました。しかしながら、私のように子どもを持つ親の世代は、自らが英語を学ぶすばらしいプログラムとしての原体験がありますから、子どもに視聴を促す場合もできれば英語教育番組としてありたいというのが本音でしょう。それを裏付けるかのように全国の平均視聴率は3%を切っており、競合するアニメーション・プログラムに対象となる視聴者を食われているのが現実です。また、視聴者からの要求も英語教育番組として放送して欲しい、というものが圧倒的だとのことです。そのせいか最近では中途半端な英語学習のセグメントが番組に組み込まれています。せっかく文部科学省が英語教育を小学校から導入するわけですから、NHKが早期英語教育番組としてセサミストリートを放送すべきであると思います。数年以内に契約更新のタイミングがあるはずですから、早期教育に英語を望む80%の母親のウォンツを充足させるためにもNHKに頑張ってもらいたいものです。
2.>さかなちゃんさん
私もセサミを見ているうちにとりこになり、テキストを見たら
中学生の時に習ったmake take get giveがでてくるけれどよく分からない。そうだPlain English(米国民主党カーター大統領発令), Basic English(英国)という運動があった。これで行こうと思いました。法律用語も実は50語注意すると概略分かるといわれています。