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クリス・マッカンドレスの革命コミュの【主題:CHE 観ました。】

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副題:革命指導者

我が尊敬する人物の1人。“チェ・ゲバラ”こと、

エルネスト・ラファエル・ゲバラ・デ・ラ・セルナの半生を描いた映画。

【CHE 28歳の革命】【CHE 39歳別れの手紙】を観てきました。

客が非常に少なく、席が1/20ほどしか埋まっていなかった。
非常に残念なことです。ですが、仕方ありません。
主な原因は3つ。

1:映画にも欠点あった。

  基本の作り方がドキュメンタリータッチで構成されているため、
  全体的に盛り上がりに欠けてしまう映画となっていた。
  おそらく、映画評論としては低く評されてしまうことでしょう。

2:客を選ぶ映画であった。

  映画を見ていて、もう一度見直したい場面が数多く、
  情報の多い映画となっており、登場人物の紹介や細かな説明はなく、
  予備知識なしでは見れない映画であった。
  そのため、映画が客を選んでしまう映画であった(と思う)。

3:日本人はそれだけ見る眼がない。(国民性)

  日本人は、島国で中で演技の上手な女優/俳優/アイドルを重宝がり、
  有名人×話題(=凡作)の映画には足を運ぶ。
  ブランド映画に慣れ親しんでいるため、価値ある映画は見に来ない。
  ブランド志向の国民性とでも言うのだろうか。

日本人への皮肉、愚痴はさておき。

彼らの歩んできたことじっくり見れることができた。
細かい内容が散りばめられているにも関わらず、語られていないことも多く、
それだけ彼らの偉業を映画で表現するのには、時間が足らないのだと思った。

DVDを買い、何度も見返したい映画である。

私の映画感想〜。

主に2つ。

1:精神の果てに…。

  ゲバラはボリビアで捕まり、処刑された。
  この映画を通して見て、チェ・ゲバラの価値観に触れることができたが、
  処刑される時、チェの精神はどこに辿り着いたのだろうか。
  この最後を見ていて、この考えが頭の中でグルグル廻っていた。

  同志への心苦しさ?
  キューバ(郷土)への想い?
  革命を成せない無念さ?
  人生への達成感?
  アメリカへの憤怒?

  全く推測しきれない。単純であったのか?複雑であったのか?
  たった一つだけ言えることは、最後まで何一つ諦めていなかったことだと思う。
  銃弾を撃たれても、死しても尚、チェは何一つ諦めていないだろう。

  フィデル・カストロと統一された精神として、
  共通点として言えることは、完全なる“不退転”の精神。
                          (↑最っ高に素晴らしい精神です!)

  チェの精神は“不退転”をもって、一体どこに辿り着いたのだろうか…。


2:水は低きに流れ、人の心もまた低きに流れる。

  革命が成せなかった原因として、大きく2つ。
  1つはアメリカの本格的な介入。(戦争推進委員会 CIA の介入)

  それと、ボリビアの国民性であった。
    
  彼らは圧政により、貧しい暮らしをさせられているにも関わらず、
  ゲバラ達(革命軍)を信用しなかった。

  あげくの果てに政府軍の圧力に屈し、政府軍に加担してしまう始末。
  革命とはそもそも、国民の支持なしには成立しない。(食糧や現地情報など。)
  
  ボリビアの下々の民が、現状を変えたい意志が低いために、
  革命軍への参加兵も少なく、革命軍への応援もなく、政府の言いなりになってしまう。

  生まれながらに、奴隷の精神なのだ。
  これでは、いくら頑張っても革命は成せない。

  人の大半は何かに流されてしまい、我が身可愛さに、
  低きへとどんどん流されてしまうのだなと理解した。
  仕方がないことだが、悲しい現実。否定できない事実。

  革命の必要性はなかったのか?
  チェはボリビア国民のために、生命を賭した。
  しかし、ボリビア国民は、チェの生命を売ったのだ。

  革命は何のために…。
  

  以上。


  追記:思うに、日本でも革命が起きることはない。
      国民性はボリビアと変わらない。
      もしかしたら、それ以下だ。
      政府に騙され続け、死ぬまで官僚のために働くのでしょう。


今回、【CHE】の感想でしたが、

フィデル・カストロの独占インタビューした映画
「コマンダンテ」はオススメです。非常に良かった。必見です。

ゲバラは夭折したために神格化され、世界から熱狂されておりますが、
真の意味で、神格なのはカストロ本人だと思います。

ゲバラを調べれば調べるほど、彼の凄さとカリスマ性に、圧倒されます。
カストロは、本当に凄い人だなと感じます。

最後に一言。

I Love Che Guevara & Fidel Castro !!!
(訳:私は、ゲバラとカストロが大好きです。)

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