スピードの神に恋した男
バート・マンロー
ハーバート・ジェームス・マンロー (Herbert James Munro, 1899年3月25日 ニュージーランド、インバーカーギルにて生 – 1978年1月6日 同インバーカーギルにて没) は、今も続く1000cc以下のオートバイ陸上速度記録を、1967年にボンネビル・ソルトフラッツにて自ら改造したインディアンで樹立した。彼の記録樹立までの奮闘は、アンソニー・ホプキンス主演の映画「世界最速のインディアン」(2005年)の元ネタとなっている。
彼は、1927年に結婚した妻フローレンス・ベリル・マーティンとの間に、ジョン、ジューン、マーガレット、グウェンの4人の子供をもうけた。
バートの生涯をダイナミックに綴った評伝『バート・マンロー/スピードの神に恋した男』がランダムハウス講談社より刊行。 監修は日本のバイク業界でその名を知らない者はないといわれる柴崎武彦氏。 2007年1月刊 ISBN:978-4270001820
記録
1962年に、51in3 (850cc) にボアアップしたエンジンで、時速288km (時速178.97マイル) の世界記録を樹立した。
1967年には、58in3 (950cc) にボアアップしたエンジンで、階級記録の時速295.44km (時速183.58マイル) を樹立した。記録を樹立するために、彼はインディアンでの最速の公式速度記録である、一方向走行での時速190.07マイルを達成している。非公式の速度記録は時速331km (時速205.67マイル) である。
2006年にはアメリカモーターサイクル協会のオートバイ殿堂入りしている。
参考wikipedia
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