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ベン村さ来「と言えば・・・」コミュの【59・説得力】 平成15年2月14日(金)

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原典:http://www.owarai.to/ben/59.html
written by ベン村さ来
挿絵:橋本ポンセ


◆ バレンタインデーである。すでに34歳で頭も禿げ(謙遜だかんね)、妻子もいるので別に 「ときめき」もしないが、若き日ですらたいした思い出がない。というのも私は男女共学 という「ときめき」の状態を味わったのが幼稚園2年間と小学校6年間の8年間しかない のだ。つまり、堅気の皆さんが最も青春を味わう中学・高校・大学を男子校で過ごした。 まぁ、最後の國士舘大学政経2部(夜間部)は共学だったが、当時は同級生に女子はいな かった(いや、2人いたけど事情があってね)。幼稚園じゃチョコのやり取りもクソのな いが、小学校の5年・6年になると「クラスの人気者(そういう奴いたよね)」というこ とでチョコをもらったこともある。好きな娘からもらった時は1週間は飾り、削りながら 食ったっけ。バレンタインデーの思い出はコレだけ。あとはナイ。あとは芸人になったあ とでファン(と言っても師匠の浅草キッドのね)の皆さんからいただいたり、それで勘違 いしてやろうとしたり(笑)。そのあとは女房だけだ。こいつも芸人だったからサッパリ してた。「バレンタインデーだから寿司でも食わせてよ」って御恩と奉公が立場は間違っ てる。結婚して9年目。今日はバレンタインデーだからと焼肉用のカルビを買ってきた。 筋は合ってきたがくれる物体がまだ違ってる。


◆ 『説得力』と言えば思い出すのが…聖教新聞のCMである(別に勧誘じゃないからね)。 お仕事をいただいているニッポン放送のラジオCMでこんなのがあった。「友人が家に来 た…うちの本棚を眺めている…本棚は自分の知識を映す鏡だ…(節付き)せいきょーしん ぶんっ!」みたいなことを言っていた。ひねくれて考えれば「池田大作先生の本を買えっ てか?」と思ってしまうが、「本棚は自分の知識を映す鏡」というのはその通り(当たり 前?)だと思う。そう思い自分の仕事部屋の本棚を改めて眺めたら笑ってしまった。私の 仕事部屋には自分の身長程の大きな本棚がある。高さ170cm×幅120cm、ちょっとした創価 学会の仏壇ぐらいだ(笑)。スライド式ではないが、スライド式のように奥に普段読まな い本が入っている(ほら、作家先生だから本の多さを自慢しておかないとさぁ)。実は以 前の仕事部屋は六畳だったので本棚も2つ並べていたのだが、四畳半に引っ越した為に( 不景気とは無関係)2つの本棚に入っていた本を1つの本棚にまとめざるを得なかった。 本当なら仕事用と趣味用とに分けたいのだが、分ける程のスペースがないのでごっちゃ混 ぜ。「知識の食あたり」を起こしそうな並びである。ただ、聖教新聞の言う通りならこの 並びが「ベン村さ来」という人間を1番わかりやすく表しているのだろう。今回はネタを 書くのが面倒なので(今のひと言の方が最も人間を表してると思うが)今回はうちの仕事 部屋の本棚を知って、私という人間を感じてもらおう。



−1段目−(上段から)

◇『海の向こうで笑いたい』高田文夫
◇『アタシをとるか、ギャグとるか』高田文夫
◇『近くてトーク』高田文夫
◇『楽屋の王様』高田文夫
◇『いけるね!スポーツ新聞大賞』高田文夫
◇『ギャグマンたちのブルース』高田文夫
◇『あんときゃ笑った』高田文夫
◇『コントも書けば恥もかく』高田文夫
◇『オレたち天才!めちゃぶつけ』高田文夫&景山民夫
◇『わッ、毒ガスだ』ツービート
◇『もはやこれまで』ツービート
◇『笑ってゴマかせ』ツービート
◇『ツービートの逆襲』ツービート
◇『変態志願』ビートたけしのオールナイトニッポン
◇『三国一の幸せ者』ビートたけしのオールナイトニッポン
◇『幸せひとり占め』ビートたけしのオールナイトニッポン
◇『幸せになってしまいました』ビートたけしのオールナイトニッポン
◇『無条件幸福』ビートたけしのオールナイトニッポン
◇『ニッチも幸も』ビートたけしのオールナイトニッポン
◇『幸か不幸か』ビートたけしのオールナイトニッポン
◇『不幸中の幸い』ビートたけしのオールナイトニッポン
◇『全面幸福』ビートたけしのオールナイトニッポン
◇『その男、幸せにつき』ビートたけしのオールナイトニッポン
◇『ここに幸あり』(カセットブック)ビートたけしのオールナイトニッポン
◇『毒針巷談』ビートたけし
◇『続 毒針巷談』ビートたけし
◇『続々 毒針巷談』ビートたけし
◇『新 毒針巷談』ビートたけし
◇『ビートたけしのダカーポ』マガジンハウス
◇『ギャグ狂殺人事件』ビートたけし
◇『たけし!』ビートたけし
◇『昭和天皇論』小堀桂一郎
◇『昭和天皇論・続』小堀桂一郎
◇『平成の天皇 青春の日々』高杉善治
◇『天皇・伏見宮と日本海軍』野村實
◇『奇跡の今上天皇』小室直樹
◇『天皇裕仁』河出書房新社
◇『近代の天皇』鈴木正幸
◇『世界を駆けた天皇報道』海外特別取材班
◇『国を定めるもの』武田熙
◇『斯の道』筑波山梅田學筵
◇『劇画 天皇陛下』河原俊明
◇『劇画 皇后陛下』河原俊明
◇『今なぜ日本の神話なのか』出雲井晶
◇『ミカドの肖像』猪瀬直樹
◇『特攻』御田重宝
◇『山本五十六の無念』半藤一利
◇『天皇の野球チーム』桑原稲敏
◇『天皇と日本人』豊田有恒
※この奥にビートたけし関連本など30冊。



−2段目−

◇『言わんのバカクイズ』浅草キッド(構成参加)
◇『言わんのバカクイズ2』浅草キッド(構成参加)
◇『スタースマッシュ報告』松村邦洋(構成参加)
◇『アルマゲ丼スマッシュ』松村邦洋(構成参加)
◇『カジノ・フォーリー』カジノ・フォーリー社 1〜5号
◇『高田文夫責任編集 カジノ・フォーリー』1〜3号(寄稿)
◇『高田文夫責任編集 キンゴロー』1〜2号(寄稿)
◇『高田文夫責任編集 笑芸人』1〜9号(構成参加)
◇『コミックソング・レコード大全』(資料提供)
◇『アントニオ猪木とは何か?』紙のプロレス(寄稿)
◇『アントニオ猪木VSターザン山本』紙のプロレス
◇『日本人礼儀作法読本』マガジンハウス
◇『日本全国お祭りさがし』さの昭
◇『セイフティ・マニュアル』ワールドムック
◇『部落差別と人権』現代書館
◇『「ちびくろサンボ」絶版を考える』径書房
◇『戦後広告50年史』広告批評
◇『金なら返せん! 天の巻』大川豊
◇『金なら返せん! 地の巻』大川豊
◇『誰が新井将敬を殺したか』大川豊
◇『スマートな日本人』サトウサンペイ
◇『ニッポンなんでも10傑』週刊ダイヤモンド別冊
◇『隠しことば2000語』毎日新聞社
◇『ものごとしくみ辞典』磯部光雄
◇『プロ野球 珍戯大全』スポーツデータバンク
◇『プロレス入門』小学館
◇『プロレス必殺技読本』別冊宝島
◇『おたくの本』別冊宝島
◇『1960年大百科』宝島コレクション
◇『1970年大百科』宝島コレクション
◇『1980年大百科』宝島コレクション
◇『ぼくらの時代大年表』宝島コレクション
◇『日本が女子供ばかりの国になってよいか?』新野哲也
◇『十六菊花紋の謎』岩田明
◇『思い出の昭和天皇』秩父宮勢津子 他
◇『国を思って何が悪い』阿川弘之
◇『国を思えば腹が立つ』阿川弘之
◇『日の丸・君が代問題とは何か』山住正己
◇『日本は悪くない』下村治
◇『アメリカは間違っている!』ジェラルド・M・マークス
◇『日本の驕慢 韓国の傲慢』渡部昇一 
◇『北方領土 高校生が聞いた202話』根室高校地理研究部
◇『われらの北海道領土』外務省広報課
◇『クナシリ・メナシの戦い』根室歴史研究会
◇『父上さま 母上さま』神社新報社
◇『A級戦犯とは何だ!』神道政治連盟
◇『東京裁判のマインドコントロールから抜け出そう』英霊にこたえる会
◇『平成元年の右翼』別冊宝島編集部
◇『國士舘大学に学ぶ』1〜3巻 國士舘大学
◇『青春の日々 國士舘大学』(ビデオ)國士舘大学
◇『國士舘大学歌集』(カセットブック)國士舘大学同窓会
※この奥に放送関連資料・皇室関係資料など30冊。



−3段目−

◇『圓生全集』1〜5巻 青蛙房
◇『東都噺家系図』橘左近
◇『落語家の生活』柳亭燕路
◇『古今東西 落語家辞典』平凡社
◇『ライブラリー落語辞典』保田武宏
◇『東京落語地図』佐藤光房
◇『落語家面白名鑑』小島貞二
◇『現代落語論』立川談志
◇『笑点』立川談志
◇『あらイヤーンないと』立川談志
◇『東京横浜 夜を楽しむ店』立川談志
◇『談志楽屋噺』立川談志
◇『あたなも落語家になれる』立川談志
◇『酔人 田辺茂一伝』立川談志
◇『ヤクザという生き方』別冊宝島
◇『これがシノギや!』別冊宝島
◇『実録・ムショの本』別冊宝島
◇『実録「仁義なき戦い」戦場の主役たち』洋泉社
◇『山口組・血の四〇〇〇日』洋泉社
◇『山口組血風録』洋泉社
◇『ヤクザ指定24組織の全貌』洋泉社
◇『義理回状とヤクザの世界』洋泉社
◇『伝説のヤクザたち』洋泉社
◇『ヤクザ 血の抗争史』洋泉社
◇『戦場の侠たち』実話時代編集部
◇『愚連隊伝説』洋泉社
◇『アウトロー伝説』ワニマガジン
◇『暴力団データブック』福井愛輔
◇『やくざ・テキヤ・愚連隊の実態』相田猪一郎
◇『ヤクザがおくる普通人への独白』北川紘洋
◇『ヤクザが信じる組織の情と非情』北川紘洋
◇『任侠道に生きる』名和忠雄
◇『暴力団対策法を斬る』名和忠雄
※この隣にヤクザ専門誌『実話時代』(3年分)約40冊。



−4段目−

◇『若者よ!』三遊亭圓歌
◇『苦悩する落語』春風亭小朝
◇『昭和下町人情ばなし』林家木久蔵
◇『デキるブスよりバカでも美人!』三遊亭圓弥
◇『志ん朝のあまから暦』古今亭志ん朝
◇『噺の咄の話のはなし』春風亭一柳
◇『どの花みてもきれいだな』古今亭圓菊
◇『背中の志ん生』古今亭圓菊
◇『風もないのに世の中まわる』春風亭柳昇
◇『御乱心』三遊亭圓丈
◇『小さんの昔ばなし』柳家小さん
◇『わが師、桂文楽』柳家小満ん
◇『正蔵師匠と私』林家正楽
◇『笑いの引き出し』桂米丸
◇『圓右のなんともかとも艶噺』三遊亭圓右
◇『風とマンダラ』1〜2巻 立川志加吾
◇『似顔絵』山藤章二
◇『人間ころがし』1〜2巻 山藤章二
◇『テレビ犯科帳 許せん!』吉川潮
◇『ホンペンの男たち』吉川潮
◇『狼の眼』吉川潮
◇『江戸前の男 春風亭柳朝一代記』吉川潮
◇『江戸っ子だってねぇ 廣澤虎造一代記』吉川潮
◇『浮かれ三亀松』吉川潮
◇『本牧亭の鳶』吉川潮
◇『笑うとは何事だ!』ラサール石井
◇『だめだこりゃ』いかりや長介
◇『レッドスネークCOME ON』ショパン猪狩
◇『僕はこれほどまでに生きたかった』萩原正人
◇『お笑い筋肉の達人』なべやかん
◇『極道の正論』森田健介
◇『闘いて候』森田雅
◇『土佐遊侠外伝 鯨道』正延哲士
◇『博徒 森川鹿次の生涯』正延哲士
◇『三代目山口組若頭 山本健一の生涯』溝口敦
◇『山口組四代目 竹中正久の生涯』溝口敦
◇『遊侠愚連一代 実録・南海の松』山平重樹
◇『極道一番搾り』溝下秀男
◇『愛嬌一本締め』溝下秀男
◇『修羅の自叙伝』井乃上孝彦
◇『裏から見た日本』森泉人
◇『悪タレ極道 いのちやりなおし』中島哲夫
◇『ヒットマン なんで俺が宅見組長を…』中保喜代春
◇『日本任侠史名鑑』名和忠雄
◇『浪速の侠客』政治結社人権を守る会
◇『義理回状の研究』猪野健治
◇『型録・現代ヤクザ』実話時代編集部
◇『山口組直系若中113人衆』竹書房
◇『任侠大百科』日本任侠研究会議
※この隣にヤクザ専門誌『実話時代BULL』(3年分)約40冊。



◆ もう、書き写すのに疲れたので省略するが4段目にはA4判サイズ以上の仕事用(お笑い ・演芸)と趣味用(右翼・任侠・暴走族)の資料が並ぶ。こちらも『六代目三遊亭圓生写 真集』(少年社)の隣に『改造車名鑑』(ヤングオート編集部)が並んでいたりとムチャ クチャだ。しかし、ここに並んでいる仕事用の本は16年前まで趣味で集めた本だった。親 に見つかると「こんな本ばかり読んで!」と言われるので隠していた時代もあった。それ が今では「仕事」という名の大義名分によって堂々と並べられている。つくづく、俺って 出世しちゃったなぁ〜と思う(誰も言ってくれないから)。ただ、今の趣味で集めてる本 が仕事にならないようには気をつけたい。  


原典:http://www.owarai.to/ben/59.html
written by ベン村さ来
挿絵:橋本ポンセ

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