ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

ベン村さ来「と言えば・・・」コミュの【35・プール】平成12年7月2日(日)

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
原典:http://www.owarai.to/ben/35.html
written byベン村さ来

◆プール開きだそうだ。関東では昨日、「西武園ゆうえんちプール」と「としまえんプール」が開いたとか。しかし、何だろうね。あのプール開きに招待される「某・女子大の皆さん」っていうの?非常に頭が悪そうでいらっしゃる。流行ってんだか流行ってないんだかわからない水着を着て、太ってんだか痩せてんだかわからない体をして一生懸命はしゃいでらっしゃる。そりゃモデルじゃないから仕方がないだろうが、あんな姿を見てるとそのプールに行きたくなくなる。せめて大学名を出してプールの面目を保つべきだ。テロップで「日本体育大学の皆さん」とか「国際武道大学の皆さん」とか出せば、「あぁ、そんなモンだろ」ぐらい思う。(頭が悪い大学の例えで自分の母校を出さないところが偉い!)


◆そもそも、彼女たちのはしゃぐ演技が気に入らない。タダで招待されてうれしいのか、テレビや新聞に出るからうれしいのか、その年によっては寒くてキレてるのかがわからない。こちらの方もテロップ処理をお願いしたい。モルモットの実験だって「ニコチンを注射した状態」ぐらいのテロップが出るのだ。こっちは人間様なのだから、もっと丁寧に扱うべきだ。「タダで招待された地方の共稼ぎ農家の娘さんたち」とか、「これを逃したら一生マスコミに登場しない美貌も才能のない娘さんたち」とか、「寒さを麻痺させる為にヒロポンを注射してあります」ぐらい出しなさい。もっとリアルなプール開きの映像が楽しめますぞ。

◆プール開きという行事があるのならば、プールに関連した細かな行事もやって欲しい。例えば、プールサイドでは神主を呼んでマネキンを沈める「水死始め」や、町内で1番頭の悪いガキを招待しての「水中放尿始め」。ロッカーでは町内で1番のイジメられっ子を招待しての「パンツ隠され始め」。入口では地元をシマにしているヤクザの中でも入れ墨の見事な奴を招待しての「入れねぇ〜っつーのは差別じぇねぇの?始め」。海開きだったら、シミーズの似合うおばあさんを招待して足だけ海に入ってもらい「海は薬だぁ!始
め」ぐらいはやって欲しい。もっと、水の神様に感謝しなきゃ。

◆プールと言えば思い出すのが…監視員さんである。驚くなかれ!私は高校1年の夏休みの1ケ月半、地元の区民プールで監視員のアルバイトをしていたことがあるのだ。別に「将来、ビーチフラッグの達人になりたかったんすよ」などという意味はなかった。ただ泳げるし、バイト料が高かったので始めただけだった。しかし、入って驚いたのがバイト料は確かに高かったのだが、バイト量も多かったことだ。朝は8時に出勤。屋内プール・屋外プール・幼児プールを清掃して9時に開園。9時から11時までは浮輪類の使用が禁止だったので、その見回りに大忙し。プールサイドでの「ウンコもらし」もこの時間がピークなのだ。(当然、手で取って片付けるのよ)12時に午前の部が終了。午後の準備をしてから30分間の昼食。その後には地獄の訓練が待っていた。

◆50メートルプールをX型(ナナメ)に10往復ぐらい泳ぎまくるのだ。しかも、ただ泳ぐのではない。ジュンカ(漢字忘れた)と呼ばれるジャンピングニードロップのような形で飛び込み、顔上げクロールで泳ぐ。コレ、すべて救助の目測(溺れてる人)を見失わない為に目が正面にイクように設定されてるシステムなのだ。それが終わると巻き足(足にアホの坂田の手のような動きをさせてその場に浮く練習)が20分。さらに救助訓練(監視員仲間の首を左の肩に乗せて右手と両足だけで泳ぎまくる練習)がズーッと続く。最初の頃は足が攣って攣って困ったが、夏休み後半は何とかこなせるようになっていた。余談だが、このアルバイトは中学の同級生4人で始めたのだ。ところが始まって3日もしないうちに2人辞め、もう1人は最後まで務めたが始めて1週間で受付(キップ切り)への移動を願い出た。俺って偉いなぁ!(誰も言ってくれないので自給自足)

◆午後の部は1時半から開園。午後は人手が増えると同時にヤンキーも増える。彼らは体を焼きたいだけなので消毒やシャワーを浴びないのだ。これを注意するのに、またひと苦労。一応、お客さんなので怒鳴る訳にはいかないので、『もうやめてくれロックンロール』のミッキーのような奴にも頭を下げてお願いする。差別のない区民プールだったので入れ墨ヤクザも本当にいた。別に悪さをする訳ではないのだがうれしそうに我々、監視員にガンを飛ばしてくる。目が合うたびに笑顔を振り撒くので疲れる疲れる。あまりに疲れた場合はよく幼児プールに逃げた。幼児プールにはヤンキーもヤクザもいないので面倒臭くない。ただ、オシッコとウンコ臭いのが難点だった。でも、若奥さんたちの笑顔と控えめに艶っぽい水着で充分にお釣りがきたもんだ。

◆後片付けを終えて6時半にはバイトが終わるのだが、青春は終わらない。バイトの大半が大学生だったので毎日のように飲み会があるのだ。男女大学生同志で飲みながら「君が好きだ!」とか「私には好きな人がいるの!」とかやってる。今、こうして書いてると犬も食わない会話だが、高校1年生にとってはイイ酒の肴になった。「俺たちって大人だなぁ」とか言って飲んでた気がする。たまに女性の先輩に「酔っちゃったから送ってって」なんて言われて大赤面。「あの、イヤ、それは…」なんて『裸の大将』みたいになって笑われたりして。今だったら、そんな男をからかうような女は○○会の友達に頼んで売り飛ばすのだが、その頃はそんな風に遊ばれるのも楽しかった…。

◆さぁ、夏が来るなぁ!仕事と『目黒のさんま祭り』の準備と、自分の脇の下の匂いに追われるだけの毎年恒例の夏だが、毎年恒例で楽しく思う。吉田拓郎でこんな例えようのない夏への喜びを唄った歌があったよね。確か『夏休み』って歌だ。歌詞は…ええ加減は奴じゃけ ほっといてくれんさい!(違うっつーの!)さぁ、例えようのない夏への喜びをハンガーを振り回して表現しよう。

原典:http://www.owarai.to/ben/35.html
written byベン村さ来

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

ベン村さ来「と言えば・・・」 更新情報

ベン村さ来「と言えば・・・」のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング