ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

ベン村さ来「と言えば・・・」コミュの【18・好感度】 平成12年1月15日(土)

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
原典:http://www.owarai.to/ben/18.html
written by ベン村さ来

◆ 『好感度タレント・ベストテン』が発表された。女性タレントの好感度NO.1は宇多田ヒカルだそうだ。それほどテレビ・ラジオにも出ずに、たまに出ても太てぇツラをしてる奴のどこに好感度があるのだろうか?足と二の腕が太てけのが庶民的で好感度が持てるぐらいである。しかも、今年はコロンビア大学を飛び級で受けるという。これでは明らかに「人気度」のアンケートだ。

◆ 「人気度」と「好感度」は全く別物である。私は「好感度」=「庶民的」だと思っている。やはり、数年前まで女性タレント好感度NO.1を何年も死守していた山田邦子さんが好感度のある意味、王道である。芸能人なにのインパクトのあるアゴを持ち、図体がデカくて、やや天然ボケ。別に恨みはナイのだが、これこそが「ザ・好感度」!本人もこれを理解してやっていると思う。その証拠に仕事が減った所で結婚をして庶民的好感度の巻き返しを図っている。つまり、今年の好感度NO.1は2位の和田アキ子さんが正解。この人は実力派シンガーなのにインパクトのある顔を持ち、図体がデカくて、天然ボケではないが臆病と、好感度の公式に当てはまっている。

◆ 男性タレントで当てはめると本当の好感度NO.1は松村邦洋さんや出川哲朗さんというところだろうか。別に好感度があるタレントが売れるとか、偉いとかいう分けではないが『好感度タレント・ベストテン』が発表されたので現在の芸能界の好感度のみの話をしただけである。

◆ 好感度と言えば思い出すのが…落語家である。落語は一人で全ての勝負をしなければならないので好感度は絶対に必要である。講座に上がった瞬間に好感度が持てなければ、そんな落語家の噺は聞きたくないと思う。断言すると、好感度を持ってない落語家は絶対に売れない。

昨年の暮れに出た『季刊・落語』(35号)という雑誌に「この人この芸」という企画が組まれ、東西184人の落語家が132ページにわたり紹介されたが、私にいわせれば「全員、好感度を持っている」の11字でおしまいである。(ただ、これじゃ雑誌にならないが)184人のどこにどのような好感度があるのか書いていたらキリがないので書かないが、たとえば亡くなった名人で三遊亭圓生師匠という人がいた。落語を知らない人がこの顔を見たら「イヤミな性格なんじゃないの?」というと思う。それくらい鼻につく顔をしているし、実際に皮肉屋で有名だった。そんな人だが、落語の登場人物の描写や自分をネタにしたようなギャグが可愛く、好感度が持てた。よくあるクスグリだが『阿武松』という落語で「ナニ?酒も博打も女もやらねぇ?まるで噺家の三遊亭圓生みてぇだな!」という部分がある。この部分などは気位が高い「皮肉屋の顔」だからこそギャップがあって笑えるのである。一番弟子の三遊亭円楽師匠が同じクスグリでやるが、あの駄馬のような顔と臭い芝居では笑えない。最初に「好感度」=「庶民的」だと書いたが、『阿武松』のクスグリも同じである。「三遊亭圓生師匠みたいな人が近所のオヤジみたいなこと言うなんて!」という笑いなのである。近所の親父みたいな顔の三遊亭円楽師匠には無理なクスグリである。(別に円楽師匠が嫌いなわけじゃないですよ!円楽師匠には円楽師匠の好感度がありますからね!)

◆ さて、書きたいこともなくなったので私の『庶民派ギャップ好感度ランキング』でも書きますか。ただのランキングでは面白くないので尻取りにしてみましょう。

◆ とりあえず圓生師匠から。

さ【三遊亭圓生】
  気位が高そうなのに普通の親父っぽいことも言うから。
  ↓
う【ウド鈴木】
  背が高いのに猫背なので座ると天野より小さくなるから。
  ↓
き【木村健吾】
  プロレスラーなのに
  目黒区権之助坂商店街の盆踊りに区議会議員の奥さんの
  代理で来ていたから。
  ↓
こ【ゴスペラーズ】
  あれだけゴスペルがうまいのにブ男集団だから。
  ↓
す【スラップスティックス】
  人気声優なのにGS好きのただのオッサン集団だから。
  ↓
く【草笛光子】
  年末の『警視庁24時特番』にコメンテイター
  として出演したのに「私、こういうの嫌い」とか
  「もう、見たくない」とか言ってたから。
  ↓
こ【小林亞星】
  あの強そうな見た目と図体で
  『花の子ルンルン』の作曲者だから。 
  ↓
い【池乃めだか】
  あの弱そうな見た目と図体でオールナイトニッポ
  ンにゲストに来た時に「台本なんているかい!」
  と私を怒鳴ったから。
  ↓
か【K A N】
  地味そうなシンガーソングライターなのにライブ
  はどう見てもコミックバンドだったから。
  あと、意外や大ファンである私が知り合いの紹介
  で、ドキドキしながら楽屋見舞いに行ったらジャ
  ージに革靴で現れたから。

◆追伸:KANさんを紹介して下さったアナウンサーの坂本咲子さん、ありがとうございました。そして、本番前なのに私ごときに会ってくださいましたKANさん、ありがとうございました。お礼を書くために無理ヤリ、尻取りをしました。こんなモンを読んでる皆さん、申し訳ございませんでした。


原典:http://www.owarai.to/ben/18.html
written by ベン村さ来

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

ベン村さ来「と言えば・・・」 更新情報

ベン村さ来「と言えば・・・」のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング