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麦からのプレゼントコミュの2.微笑み返し

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ここに来て2週間くらい経った8月31日、僕の前にイケメンのお兄さんとモデル系のお姉さんが近寄ってきてジーっと見つめてきました。
毎日、誰かがそうやって近寄ってきたのやけど、今回はいつもと違う視線を感じたのです。
僕もジーっと見つめ返してやりました。そしたら今度は二人ともにっこりと笑うのです。
「何がおかしいねん」と、僕はさらに微笑み返しをしてやりました。
「まっ、可愛い!」と言って、そのあと30分ほど他のワン達にも声をかけてから二人は帰って行きました。

よくわからないけど、不思議な感覚で「あの人達のところへ行きたいな」と心のどこかで思いました。

そうしたら夕方、さっきの二人が再びやってきたのです。小さいのを3人引き連れて。

よ〜く見ると、二人はお兄さんとお姉さんではなく、普通のおじさんと普通のおばさんでした。
男の人は小さくてころころしていました。女の人もころころしていました。
子供は・・・やっぱりころころしていました。

今度は5人で僕を見つめてきます。
眼力には自信があります。こちらも見つめ返してやりました。
子供たちが「可愛い〜!」って叫びます。

「そりゃそうや〜。でもあんたらも可愛いよ〜。」って言ってやったのですが、彼女らには「ワン!」としか聞こえなかったようです。

「この子でいい?」
「うん!」
全員一致で僕を引き取ることに決まったようです。

お店の人から僕の食事や運動のことなど飼育上の注意を教えてもらい、大好きな粉ミルクとユーカヌバと缶詰を買ってくれました。さらに彼らは僕のためにお家も買ってくれはりました。
「ちょっと大きすぎとちゃう?」と思ったんやけど、お母さんの体を思い出すと「いつか小さくなるかもしれへん」と思いました。

お店の人は、彼らが乗ってきた小さな車に僕のお家や缶詰などを乗せ、別れ際に「やさしそうな人達で良かったね。」と言ってくれました。
他の犬や猫達も「いいところへ行けて良かったね」と言ってくれました。

僕は彼らの家に行くことになったようです。

つづく

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