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☆移植普及委員会☆コミュの【新・関西笑談】命をつなぐメス(1)移植医・高原史郎さん

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産経新聞に掲載されていた『【新・関西笑談】命をつなぐメス(1)移植医・高原史郎さん』というコラム?があります。
ネット(PC)だと以下のURLにて見ることができます。

高原先生は30年ほど前にアメリカで移植を学び、帰国後は阪大の移植医で腎臓の移植をされているそうです。
まさに国内の移植のパイオニアのひとりです!

8/22分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110822-00000094-san-soci
8/23分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110823-00000117-san-soci
8/24分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110824-00000133-san-soci
8/25分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110825-00000130-san-soci
8/26分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110826-00000136-san-soci


このインタビューの中で気になったのが、最後に出てきた「免疫寛容」に関するコメント。

高原先生は腎臓のことで話されているので、それが全臓器に当てはまるとは思いませんが、意外に多くの割合で免疫寛容が起こっているのに驚きました!

医学の進歩ってすごいし、

人の身体って、とっても不思議なものですね。

コメント(6)

この先生、見たことある!免疫寛容の話は、聞いたことある!(笑)←バカっぽい。
移植者スポーツ大会にシドニー行った時、腎移植の方で、すでに免疫抑制剤を飲んでいない人がいましたよ。ただ、私は、飲み続けるタイプかなぁと自分自身思います。
肝移植でも、免疫抑制剤なしで過ごされる方もいるそうです。
5年前に聞いた話ですが、薬なしで大丈夫な理由は分かっておらず、研究中とのことでした。
腎臓って免疫寛容の研究進んでますよね。馴染んでくれやすいのかな?
肝臓でもあるんですね。心臓や肺だと考えられないですよね。羨ましい!
免疫寛容というと色んな事を思い出します。

僕が移植を受けるときには既にその存在が明らかになっていたし、研究もされていましたから少なくとも18年前にはわかっていた事です。

身近な人でいうと、日本移植者協議会の大久保さんなんかが「ほぼ」免疫寛容の状態ですよ。免疫抑制剤として、プレドニンを予防的にわずかに飲んでいるだけだったと思います。(そういえば大久保さんの主治医は高原先生だったかも)
彼の場合は妹さんがドナーなので、山桜さんのいうように、近親間での移植によって、免疫寛容が起こっているんだと思います。


僕が心臓移植者で免疫寛容の人を見たのはアメリカにいるときでした。
おじさんでしたが、免疫抑制剤はフリー(無し)だと言ってました。それを聞いて、拒絶反応に悩まされていた僕はすごく羨ましかったのを覚えています。

その他、日本人の心臓移植者の中にも、「ほぼ」免疫寛容の人がいます。その人はとても小さいときに移植を受け、数年で免疫抑制剤をイムランとプレドニンだけにすることができています。
免疫寛容とまでは行かなくとも、総じて小さいときに移植を受けた人はその臓器とのマッチングがすこぶる良い傾向があるようです。
まだ胸腺がしっかり機能しきっていないうちに移植をすることで、そんな現象が起きているのですかねexclamation & question


あと、海外で実用寸前とまで言われていて、その後消えてしまったのが、移植時に植える臓器を薬品に浸す処理をすることで、免疫反応を抑制する、擬似免疫寛容促進薬?が研究されていました。
たしかオーストラリアの先生の発表だったので、肝臓で実用寸前って聞いていたんですが、どうなったんでしょうかね?


あと一卵性の免疫寛容ですが、これが確実ではないのも不思議なところです。
普通に考えればいけそうなものですが、免疫はかなりシビアに個を認識するんですね。
まあ、こんなことがあるから、免疫こそがアイデンティティーだなんて言い出す免疫学の大先生が出現するんですけどね。


それと、このインタビュー記事の免疫寛容の数字は、高原先生が経験しているものですから、近親間での移植がかなりの割合を占めているためだということは付け加えないといけないですね。


そんな事とは全く関係なく、僕は心情的にこの「免疫寛容」という言葉と現象が大好きです。

「自分」と「他」と明確に区別するために存在している免疫、つまり個を孤独にさせるような存在が、他を受け入れ仲良くする。なんと素敵な現象ではないですかるんるん
寛容という言葉、大好きですぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)
このへんが移植っていいなと僕が強く思うところです。


残念ながら僕の免疫は度量が狭いようで、かなり大量の免疫抑制剤を必要としてしまいますが、気持ちだけはドナーに感謝して、一緒に歩んでいると思っていますわーい(嬉しい顔)

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