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イーグルスファンコミュの投手のヒジ痛とトミージョン手術

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野球20日予告先発野球



ロッテ石川歩−楽天岸孝之(ZOZOマリン=午後時計18時15分)




野球投手のヒジ痛とトミージョン手術野球


ぴかぴか(新しい)7月9日に3投手が復帰登板ぴかぴか(新しい)

今週は、トミージョン手術にまつわるお話をしたいと思います。

先月7月9日、偶然3人が、ヒジ痛から戻ってきて、その日に各球場のマウンドに上がりました。

このこと自体は、大きな話題にはなりませんでしたが、考えてみると、ヒジを痛めて、

長いこと休んでいたピッチャーが、同じ日にマウンドに上がるという、非常に気になる夜でした。

最近は、日本でもアメリカでも、トミージョン手術を受けているピッチャーが多いのですが、

この手術を受けると、全快後は、以前に増して、力強いピッチングが出来ると

言われていまして、その昔はロッテの村田兆治さん、元メジャーリーガーの野茂英雄さん、

この2人がそれを実証しています。



ぴかぴか(新しい)日本ハムの中村勝ぴかぴか(新しい)

さっき申し上げた7月9日に登板した3人。まずは、日本ハムの中村勝投手。

ロッテ戦に先発して、この試合では、ロッテ打線に2回でKOされるなど、

あまりいい所は見せられませんでしたが、得意の緩いカーブを使ったピッチングは

まだまだ健在、復活を思わせました。

中村は埼玉県の春日部共栄高校出身で、2009年のドラフト1位で日本ハムに入団。

2017年にトミージョン手術を受けました。その手術を受ける前の2014年から

2016年の3年間では、30試合で10勝7敗と、高卒ルーキーとしては素晴らしい成績だと

思いますが、ここで相当投げてしまったのかもしれません。

2017年にトミージョン手術を受けるのですが、去年、復活をして、

ようやくイースタンリーグで投げれるようになったのですが、本格的には今年からなんです。

彼の復帰登板は、2回でKOされましたが、少しづつマウンドの感じを思い出して、

投げてくるのではないかと思います。



ぴかぴか(新しい)ロッテの佐々木千隼ぴかぴか(新しい)

そしてロッテの佐々木千隼投手。皆さんも記憶にあると思います。

2016年のドラフト会議では、どの球団も彼を欲しがりました。

プロ野球の世界では珍しい桜美林大学出身で、競合の末、ロッテに入団。

入団した2016年は、学生時代に痛めたヒジを早く治すという事でしたが、

同じ年に手術をしました。

2017年は試験的に16試合に登板しましたが、まだ思うようにはいかない。

2018年の秋のキャンプから、ようやくピッチングが普通にできるようになったという事で、

7月9日のゲームで先発。私はテレビで見ただけなのですが、非常に伸びのあるストレートで、

これがドラフト1位のストレートなんだなと思いました。7回、104球、被安打5、1失点で、

復帰早々、勝利投手になり、 井口監督が大喜びをしていました。

佐々木投手は、右肘の手術から2年ぶりの投球でしたが、質のいいストレートを

投げていました、ロッテは先発投手に困っている部分もあったので、

彼が救世主になるかどうか、皆さん注目していると思います。



ぴかぴか(新しい) 楽天の則本昂大ぴかぴか(新しい)

もう一人、この日に投げたのが、楽天のエース・則本昂大投手です。去年は27試合に

登板して、10勝11敗という成績。

彼はトミージョン手術ではないのですが、7月9日のオリックス戦に復帰登板して、

6回90球、被安打3、三振6、失点0、スピードも152キロを出していました。凄いですね。

則本投手は勝利投手になって、この勝利は、楽天の10連敗を止めたわけです。

楽天に明るい光がともった瞬間でしたね。デビューイヤーの2013年に170イニングを投げ、

その後の5年間、エースとして投げ続け、ヒジがついに悲鳴をあげてしまったんですが、

先日のピッチングで、手術の後が順調だという事もわかって、ホッとしましたね。

7月9日、偶然にもヒジ痛からカムバックしてきた3人のピッチャーが、

同じ日にマウンドに上がって、日本ハム・中村投手は、トミージョン手術の後は

良くなったんですが、ピッチングはもう一息だった。

ロッテ・佐々木投手は、ピッチングの良さ、ドラフト1位の片鱗を感じさせた。

楽天・則本投手はチームの10連敗を阻止した。

これから、明るい話題になりそうな選手が出てきました。



ぴかぴか(新しい)職業病と先駆者ぴかぴか(新しい)

トミージョン手術というのは、今でこそ簡単にやりますが、ロッテの村田兆治さんが、

日本で初めてトミージョン手術を受けたかと思います。

当時は「ピッチャーは絶対ヒジにメスを入れてはいけない」と言われていて、

村田兆治さんも結構、反対されたそうですが、それをやる以外投げられない。

痛くて投げられないということで、彼は意を決して、アメリカに行って、手術を行いました。

結局、彼が先駆者となり、その後、アメリカ・大リーグでもトミージョン手術を受ける

選手も増えました。

大リーグの選手のプロフィールには、《何年にトミージョン手術》という情報が出ています。

結構、大勢いるんですね。これは村田兆治さんの様子をみて、

やるようになったのではないかと思います。
 
最初に言ったとおり、トミージョン手術を行ったピッチャーは、手術をする前より後の方が、

いいボールが投げられると言われるようになり、その他の選手も簡単に

受けるようになりました。

こういう手術は、あまり受けないほうがいいとは思うのですが、このヒジ痛というのは、

ピッチャーの職業病です。肩痛というのは、投げ方が悪いから肩を壊す。

ヒジ痛というのは、一つの勲章だと思うのですが、なんとも厄介なものですね。






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