イーグルスファンコミュの死球大丈夫「忘れてた」など・・・

鉄平、死球大丈夫「忘れてた」

楽天鉄平外野手（３０）が、元気な姿を見せた。２５日、宮崎で練習試合３試合を行うため、チームとともに沖縄・那覇空港から空路で移動。

２３日のヤクルトとのオープン戦（浦添）で右ふくらはぎに死球を受け、翌日の巨人戦は大事をとって欠場したが、足の状態について「全然大丈夫です。（死球を受けたことを）忘れてました」と笑顔で話した。



銀次　誕生日にヒットも反省が先


＜オープン戦：巨人２−１楽天＞◇２４日◇沖縄セルラー那覇

楽天銀次内野手（２５）は首をひねった。「もっと、もっと、頑張らないといけないですね。練習が足りないということですよ」。１回２死走者なしで中前打を放った。菅野のスライダーをとらえた。カウントは３ボール１ストライク。「ストライクを取りに来た球。ド真ん中でしたから」と謙遜気味に話したが、初めて対外試合のマウンドに上った注目ルーキーから最初の安打を放った。だが、８回２死二塁の好機では遊ゴロ。反省が先に出た。

理由は、打席内容にある。フルカウントとなり、最後は江柄子のカーブに「当てただけ」の打撃になった。安打を放った１回は、３ボールから「フルスイングしました。詰まるのは最悪ですから」と、思い切り振ってファウル。直後の球を仕留めた。対照的なスイングが、安打と凡退という結果にも表れた。「（８回は）ランナーもいた状況で、ああいうのはよくない」と反省の言葉を繰り返した。オープン戦が本格化する前に、課題を見つけた。

不満の残る打席もあったが、この日は２５歳の誕生日。「１日１本。まあ、ノーヒットじゃなくて良かったです」と喜んだ。練習中、スタンドから「おめでとう」の声も飛んだ。昨季の活躍があったから、ファンの期待は確実に増している。「ありがたいですね」。感謝の気持ちを、バットで示す





島内、レギュラー奪取へ菅野撃ち！


◆オープン戦　巨人２―１楽天（２４日、沖縄セルラースタジアム那覇）　楽天の島内宏明外野手（２３）が２４日、巨人とのオープン戦に「９番左翼」でスタメン出場した。３回１死、相手先発の菅野智之投手（２３）＝東海大＝から左前安打を放つなど３打数２安打と活躍。チームは１―２で惜敗したものの、目標であるレギュラー奪取へ猛アピールした。

黄金ルーキーとの初対戦にも、島内に動じる様子はなかった。３回１死無走者。カウント２ボール２ストライクからの５球目だ。菅野が投じた１４３キロの外角直球を、逆らわずに左前へはじき返した。それでも一塁ベース上では表情を変えることはなかった。「いい形でとらえられた」と淡々と振り返った。

明大卒の２年目。菅野とは同級生だが、アマ時代の対戦は一度もなかった。「コントロールもいいし、すごい投手」と相手の力に驚く一方で、もっと心待ちにしていた対決もあった。４番手でマウンドに上がった江柄子裕樹投手（２６）は明大の先輩。８回先頭では、尊敬する先輩から右前安打で出塁し「何としても打ちたかった」と充実感をにじませた。

オープン戦２試合目で初のマルチ安打。練習試合を含めると３戦連続安打となったが、手放しで喜ぶわけにはいかない。「３試合連続で最後の打者になっている。もっと集中力を持ってやっていかないといけない」と気を引き締めた。この日は１点を追う９回２死一、三塁という場面で二ゴロ。一打同点のチャンスをつぶしただけに、悔いが残った。



平石洋介打撃コーチ補佐（３２）は「選球眼はいいんだけど、打たなくてもいい球に手を出している。グッと我慢する勇気を持って欲しい」とコメント。昨年は得点圏打率は３割２分（１７打点）と勝負強さも見せていただけに、期待を込めた。２年目の若武者は「どういう投手が来ても打てるようにしたい」と力強く決意表明。目の前の壁を１つ１つ乗り越え、レギュラー奪取への道を切り開く。