作家志望、小説家志望コミュの長く目指し続ける

「作家」になったわけではありませんが、「４コマ漫画＋ビジネスエッセイ」という構成の本を、本日出版しました。

タイトルは『４コマ漫画式　元気が出る仕事術』(あおば出版)といいます。

●書籍の詳細は↓↓↓
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4873177618/ref=pd_rhf_p_1/249-8465094-9661108?%5Fencoding=UTF8

実は今回本になったマンガは、10年くらい前から４年ほどで書き溜めたものです。

「自分の作品が本になったらいいなぁ」と思ってから、10年経って書籍化されました。

皆さんの何かの参考になるかと思い、簡単に経緯をご紹介します。

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■ 約10年前

ふと思いついて、4コマ漫画を描きました。

マンガは、元々ほとんど描いていたわけではありませんが、同じ会社に面白い人がいたので、その人をモデルに描いてみたのです。

そしたら結構ウケが良かった。

だから一度出版社に投稿してみようと思い立ち、作品を郵送しました。

「クレ●ンしんちゃん」で有名な双●社でした。

そしたら編集者に、思いっきりダメ出しをされました。

「ギャグがベタだね～！関西ではいいかもしれないけど、東京では、こういうの受けないんだよね！」

■ 9年前

編集者の言い方に腹を立てた私は、
「本当に受けないのか！？」を確かめるために、自分でＨＰを作って４コマ漫画を掲載しました。

　⇒「ビジネスルールの宴」
　　http://www.kohey.jp/br/

■　7～8年前

ＨＰを見た、某企業(出版社ではない)からメールをいただき、「顧客向けニュースレターにマンガを描いてほしい」と依頼をいただきました。

1年間でしたが、毎月3本マンガを描いて、連載させていただきました。

■2年ほど前

しばらくＨＰもほったらかし。
しかし世でブログが流行ってるのを見て、自分もブログをやろうと思いました。

　⇒【ブログ版】ビジネスルールの宴
　　http://kohey.cocolog-nifty.com/br/

■半年前

今回出版をした「あおば出版」の編集担当者さんから、ある日突然メールが来ました。

「マンガを本にしませんか？」

正直「自費出版の話か？」と思いましたが、よくよく聞いてみてもそうではないとのこと。

そうして、出版することが決定しました。

過去に描いた作品も数えてみると、100本になっていました。
40％をボツにして、新作も数作加え、合計71本のマンガを今回の本に載せることになりました。

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経緯はこんな感じです。

もちろん私自身は、とても運が良かったと思います。
しかし今回の出版で、様々なことに気づきました。

●10年前に編集者にダメ出しされたおかげで、「何くそ」という気持ちで、HPの作り方を独学で覚えることができた。

⇒今、うまくいかないことがあっても、後から見たら「ラッキー！」ということもある。

●そんなに強く努力したわけではないけど、10年間ＨＰを閉鎖せずにボチボチとメンテし続けたおかげで、今回の出版につながった。

⇒やっぱり、継続することが大切。
　ＨＰも9年もやってるので、そこそこ累積のアクセスがあります。当然アクセスが多いほど、出版のチャンスは広がると思います。

●「東京では受けない」と言われたが、今回「面白い」と言っていただいた出版社も東京の会社である。

⇒面白い、面白くないは、ひとそれぞれ

●今から考えると、10年前に出版しなくてよかった

⇒この10年間に、自分自身もいろんな経験をしました。
　その結果、より深く、いい本にすることができたと思っています。
　※10年前なら、今回の本のように「ビジネスエッセイ」を書く力が自分にはなかった。

とても長々と書いてしまい、申し訳ありません。

最初に書いたように、私自身はとても「作家」になったとは言えません。

しかし何らかの参考になればと思い、書き込ませていただきました。