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本 読書についての色々コミュのお薦め本をご紹介ください。

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楽しかった本、面白かった本、感動的な本、勉強になった本、
構成が変わっている本等
お薦め本があれば、お薦めポイントと共にご紹介ください。

本の題名と著者名は、特定する為必ずお書きください。
出版社名まで書いてくださると、とてもありがたいです。
よろしくお願いいたします。

コメント(14)

ダニエル・タメット著「ぼくには数字が風景に見える」(講談社)をお薦めしたいと思います。

この本は大変特異な本と言えます。

著者が、サヴァン症候群とアスペルガー症候群という障害を持っています。
この障害を持った人が、自分のことを分かりやすく書いた本は
多分この本しかないと思います。

著者は、円周率を小数点以下22000桁暗唱したというギネスを持っています。
また12ヶ国語を自在に使いこなします。
そういう天才的な部分も持ち合わせています。

この本の中には人生へのメッセージを、いたる所でみつけることが
できるのではないかと私は思っています。

人を育てるのは、頭ではなく
「心」なんだ「優しさであり愛」なのだと感じました。

帯に小川洋子さんの言葉があります。
「思慮深く、優しい声で、ダニエルは私たちにそっと教えてくれる。
この世界は、生きるに値する場所である、と」
宮本輝著「錦繍」をお薦めします。

これは私が20代前半(初版1985年)に読んで、だいたい五年ごとぐらいに再読し
その度に新たな感慨を持って読み終わる本です。
文庫本でしか出版されていません。
ほぼ25年程前に出版された本ですが、今でもだいたいの本屋さんに常に置かれ
読み続けられています。

離婚した夫婦が、何年も後にふと出会い、手紙をやり取りすることになるという
書簡で構成されている小説です。

人生のままならなさにいつしか人生に翻弄され、
傷付き、挫折しながら、岐路では男、女、母親などの
それぞれの立場で理性で選択した道を進むのですが
それは自分には過酷なものであったりで
自暴自棄なったり、虚しさを感じたりしながら、それぞれなんとか生きるのですが
それが織り成す人生は、意外と振り返ってみると、
美しいものなのかもしれません。

人の色々な心模様が綺麗な日本語で書かれています。

1985年初版で文庫で270ページという薄いものです。
お薦めいたします。
J.R.R. トールキン著 瀬田貞二・田中明子訳 『指輪物語』 評論社刊

「旅の仲間」「二つの塔」「王の帰還」に「追補編」を加えた、文庫版全10巻セットがオススメ。
もちろん単行本でも問題なし。ただ、どちらも「追補編」はあったほうがよろしいです。
ハマったときに絶対欲しくなるから。

映画にもなった一大長編。近代ファンタジーに大きな影響を与えた名著。
壮大且つ綿密な世界観は、それ自体が研究の対象となりうる魅力を持っている、
おそらく世界で最も知られたファンタジー。

・・・実のところ、推薦文を書いては消し書いては消しの繰り返しです。
この長大な物語の魅力は、僕の貧弱な言葉ではとてもお伝えできないのです。
未読の方はとにかく一度お読みください、まず損はさせません。
本青江さんへ

一大長編で名著という本のお薦め点をまとめるのは
さぞかし大変だったことと思います。

読了本報告のトピック29に書いてくださってるこの本への文章も
熱いものを感じ魅力的ですが、

上の文章は、綺麗にまとめられてる中にとても惹かれるポイントが
入っていて、すぐにでも買い求めたくなってしまいました。

「それ自体が研究の対象となるうる」には説得力があります。

ファンタジーって、私の中では「ピンキリ」って感じがあります。
自由(なんでもあり)な分だけ、内容の充実さ、物語のムードがとても大切かと...

近々、手に入れて読んでみたいと思います。
ありがとうございました。
ジャック・ヒギンズ 著 佐和誠 訳 『脱出航路』 早川書房

代表作「鷲は舞い降りた」のジャック・ヒギンズが著した海洋冒険小説。

第二次世界大戦末期、戦況はすでに連合国側に大きく傾いていた時代。
おんぼろよたよた三本マストのバーカンティーン型帆船<ドイッチェラント>号は、
スウェーデン国籍<グドリド・アンデルセン>号を装って、ブラジルはベレン港から
連合国が制海権・制空権を握る、暴風渦巻く大西洋へと乗り出した。
目指すは遥か8千Km、もはや敗色濃厚な、しかし彼らの求めてやまぬ故国である。

・・・てなところで、あとは読んでのお楽しみ♪

これすごく面白いんですけど、本屋ではぜんぜん見かけないんですよねえ。
「鷲は舞い降りた」と、その続編の「鷲は飛び立った」は結構見かけるんですが。
個人的には「鷲」よりもこの「脱出航路」の方が断然面白いと思うんですけど、
いかんせん「鷲」が有名すぎるからなー(「飛び立った」の方は賛否両論あるようです)。

ジャック・ヒギンズってのは評価が分かれる作家だと思うんですが、
(「何を読んでもパターンは同じじゃないか?」という疑問はもっともだと思うw)
この作品に関して言えば、そのパターンが思いっきりハマっていると言えますね。
「鷲」に登場した「リーアム・デヴリン」そっくりな軍人も登場しますしねえ。

序盤から中盤にかけては一見何の脈絡もないエピソードが淡々と書き綴られるので、
読者としては非常に居心地の悪い思いをします。この辺読むのがつらいかも。

・・・が。
それらが終盤に向けて一気呵成に収束していく様はまさに急転直下の大展開、
息もつかせぬという言葉がこれほど当てはまる作品も珍しいでしょう。
訳者に言わせれば、まさしく怒涛の寄り身といったところです。
はい、オススメします♪
青江さんへ

冒険小説はあまり読んだことがありません。
面白そうですね。

読みたい本に登録しておきます。
読みたい本ばかりが増え続ける私です。
読了には時間がかかり、登録は数秒でできるのですから仕方ありませんが...www
麗鈴さんへ

やはり面白かったようですね。
前に書き込んでくたせさった所にも書きましたが、私も探して読んでみたいと思いました。

アマゾンの登録はないのでしょうか?
もう一度検索してみますね!!

ご紹介に感謝です♪
映画化されると聞いて再読した藤沢周平著「闇の穴」短編集(特に「小川の辺」)を
お薦めしたいと思います。

藤沢周平の短編集では「橋ものがたり」が有名で、私も好きですが
映画化される「小川の辺」も「木綿触れ」も繊細な女心と
その繊細な心を受け止める女を思う男心が、
少し地味な中にその思いの深さが感じられ、
秋の夜長にはぴったりではないかと思います。

「木綿触れ」の冒頭
『そういう炊事の匂いや...ゆっくりくつろいで行くのを感じるのであった』
とかは、最初に読んだ時から心に残りとても好きな所です。

そして...一見些細なことのような「一枚の着物に持つ女心」をもてあそばれ
慎ましやかな小さな幸せを奪われた男の行為に引き込まれていきます。

時代小説の短編集なのですが、時代を超えて心に響く切なさがあります。
それが短い物語の中に、すっきりと納まり余韻が良いです。

派手ではないのに、とても印象に残るのです。

好みもあるとは思いますが、お勧めの1冊です。
市野屋真兵衛(天鵞絨) さんへ

「闇の穴」確かに大人の物語りです。

大人の心の中に、密かに抱え持っている素直な感情にも光が当たっていて
大人には逆に心に響いてきます。
無茶なんだけど、せずにはおれない気持ちが分かると同時に
行為にしてしまう勇気を愛でる自分の気持ちも出てきて嬉しかったりします。

高田郁さんの「みおつくし料理帳」は、好きな作品です。
第二弾も持っているのですが、残念ながらまだ読んでいません。

「銀二貫」は大変気になっている作品です。
早めに読んでみたいです。

作家さんの人生が作品に良い意味で影響しているのは、
作家さんの体験等からのメッセージで、誠実さがあり、意義深いと思っています。

天災、人災等の人生への影響は大変切実で重く、
その部分を底辺にした本には深みと人への暖かみを感じます。
流行物とは違い、時間の淘汰からも残っていく作品となりますよね。

高田さんの本の「まっすぐで素直」な登場人物の魅力も
そういう著者の心のベースがあってこそなんでしょうね。
震災のこと知りませんでしたので、書いていただいたこと感謝いたします。


最近、「良いものを良い」と感じさせることは難しいことなのではないかと感じることがあります。
良いだけに、文章等で表現した時しらけてしまいがちなのではないかと。
それを素直に読者に魅力として受け取らせる力量って凄いのではと...

藤沢周平も
色々なことを繊細に感じる心と、
その上に辛い人生経験(辛い運命)と、
表現する技術が
高いレベルで調和されていて感服します。

書く為の人生ではなかったのか?と感じます。

心の琴線に響く物語りって良いですよね。
強引に響かされるのは苦手ですが...

高田郁さんの「銀二貫」早速探したいと思います。
ありがとうございました。

市野屋真兵衛(若隠居)さんへ

高田郁著「銀二貫」読み終わりました。
新書版のを購入して読んだのですが、買って読んで良かったです。

私は「みおつくし料理帳」1冊目だけ読んでいますが
こちらの方が好みなようです。

度々起こる大火、他天災は、物語りを盛り上げるものかと思いきや
史実をもとにしているようで、この時代の火事の多さと被害の大きさを知り
ストーリーに重みを感じました。

大変困難な状況の中、商人としての道理と信心を貫き通した井川屋の様子に
心が温かくなりました。

生まれ故郷の葬列に参加する下りが、特に終盤にふさわしい伏線で
感動しました。


良い本のご紹介本当にありがとうございました。
「親が死ぬまでにしたい55のこと(ポケット版)」
親孝行実行委員会/編
アース・スター・エンターテイメント/発行

題名は縁起でもないですが、内容は、親から受けた教育、
親にしてあげたこと、親にしてあげて喜んでもらったこと
感動したこと、感動してもらったことなどが、編纂されて
います。
読んでいて感動したこともたくさんありました。
一読の価値アリです。
(私が読んだのは、ポケット版なので、でかい版もあるかも。。。?)
MALSIBDさんへ

ご紹介ありがとうございます。
読んでみたいです。

両親もかなり年ですし、読んでおきたいと思う題名です。

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