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一法庵コミュのDeer Parkへのご招待--山下良道先生からのメールより

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親愛的朋友


おはようございます。


お元気ですか。私はいま、インドのヒマチャルプラデシュ州ビール村のディアパークに来ています。前回のメールはニューデリーから日曜日にお出しましたが、その後無事、この私のインドのホームであるディアパークに到着しました。日曜に行われた二回目の瞑想会も無事うまくゆき、その後、スレシュさんの家に長年住んでいられる(インドはどの家庭にも家族以外の人が一緒に住んでいます)かたが用意してくださった本格的なインド料理(当たり前ですが)の昼食となりました。スレシュさん、プラシャントさん、ラージさんと私の四人で食卓を囲みました。まあ、なんと豊かなスパイスを使ったヴェジタリアン料理であること!写真に撮ればよかったのですが、、


その日の夜9時発の列車でデリーからディアパークに向かうことなっていたので、ケンツェ・リンポチェの秘書をされているペマ・ワンチュクさん(ブータンのかた)が迎えに来てくださいました。ペマさんの車ですっかり暗くなりつつあるなかオールドデリー駅をめざしたのですが、この夕方のデリーの町中の様子にはいつも圧倒されてしまいます。とにかくカオスなのです。少なくとも、何もかもきちんと整った国からきた日本人にとっては。30分ほどで駅につき、裏口のほうから駅構内に入ってゆきました。私の乗る列車のプラットホームが、正面から入ると一番遠いところにあるからです。夜のデリー駅、、、その喧噪と匂いと熱気には、インドがもう4回目の私でも正直、少しびびります。というか、こういう「世界の現実」に直面するためにインドに毎年きているのだとも言えるのですが。


私が乗るのは”Jammu Mail”という列車です。インドの汽車は等級が実にはっきり分かれています。個室になっている一等車から、寝台もなく木の椅子だけのクラスまであり、値段も何十倍と違います。私も20代のバックパッカーだったら一番安いところに乗って、インドの普通の人たちと肩をふれあいながらの旅も出来たでしょうが、さすがにこの年になると、、、二等寝台を用意していただきました。2Aといわれるクラスで、二段ベッドになっています。シーツ、毛布もついているので、暖かくぐっすり眠ることができます。ペマさんは車内までついてきて、シーツのひきかたのこつを伝授してくださいました。シーツをすきまに折り込むことで、就寝中でもずれないように出来るのです。知らなかった!


ペマさんも帰ってゆかれ、いよいよひとりです。一番の心配は、明日の朝、目的の駅で無事降りられるのか?インドには車内放送のような親切なものはなく、駅名も朝早いときなど暗くて見えにくいことが多いのです。幸い、私が降りる予定のパタンコート駅は、重要な駅であるため15分間もそこで停車し、大勢がそこで乗り降りします。またダラムサラ—にゆく外国人たちもこの駅を利用するので、まあ大丈夫だろうと二段ベッドの上に登り毛布にくるまりました。貴重品を抱きかかえながら。夜汽車というのは、寝られないようでいて、けっこうぐっすり寝られるものです。疲れているからでしょうか。翌朝、6時半ぐらいから降りる準備をし始めると、案の定隣の西洋人夫婦も降りる支度をしています。パタンコート駅は何回も利用しているので、列車が近づいてゆくにつれ見覚えのある景色になってきて、何の問題もなく降りることができました。


あとは、駅で待っていてくれるはずのタクシードライバーを捜すだけです。出口にむかって歩き始めると、すぐに私の名前を書いた紙をもった人が、近づいてきてくれて、これですべて終了!もうディアパークに着いたようなものです。駅の外には意外に大きめの車が待っていました。一人で乗るのは少しもったいないくらいの。パタンコート駅から、ディパークまでは、約4時間の道程です。4時間もタクシーにのるというのは、日本では考えられないでしょうが、インドでは普通のことです。参考までに、旅費を報告しておきましょう。


デリー駅→パタンコート駅 二等寝台で900ルピー、約1750円
パタンコー駅からディパークまで、タクシーで大きさによりますが、約2000ルピー、約3900円
(当然、何人かで乗ればひとりあたりは安くなります)


途中でお茶と軽い朝食をとるために休憩しながら、ヒマチャルプラデシュ州独特の山あり、谷あり、川ありの非常に変化に富んだ景色のなかを走ってゆきます。前日まで夏のようだったデリーとは違い、寒いくらいの小雨の天気です。一気に山国にきた気がします。走ること4時間、午前11時半ころ、無事にわたしのインドのホームであるディアパークに着きました。事務所から懐かしい顔の人たちがつぎつぎと迎えに出てきてくださいました。来るたびにいつも思うのですが、空気がなんと澄んでいることか。山の冷気です。この空気を胸一杯吸い込むだけで、本当に自分の内部が浄化してゆくように感じるのです。


雨はその後、二日間降り続きました。長旅の疲れをとるのに最適です。そして昨日からまた快晴になりました。朝の陽光に照らされる周りの山々があまりにきれいなので、私のデジカメで撮影しました。MobileMeGalleryで公開しましたので、どうぞスライドショーでごらんください。http://gallery.me.com/sudhammacara#100430&bgcolor=black&view=grid


ディパークでは雨でしたが、山の上のほうは雪になっていたのですね。もちろんヒマラヤですよ!ディアパーク内部も紹介しました。環境運動にもとりくんでいるディアパークのエコ活動の様子、ブッダホール(本堂)、そして私の部屋のなかです。


こんなに恵まれた環境でこれから約3週間過ごせるのです。さあ、皆さまも来たくなったことでしょう。どうぞ、おいでくださいませ!!いままで書いてきたとおりの手順を踏めば、どなたも来られますよ。インド国内の鉄道切符なども日本の旅行会社(西遊旅行など、)が手配してくれるでしょう。あとはふんぎりだけです。今年は無理なら、来年でも。毎年11月は、ディアパークでリトリートというのが恒例になりつつありますので。


明日(11月13日)の夜のオリエンテーションから、いよいよ五日間のリトリートが始まります。参加者は既に到着していますので、始めのインタヴューに来られました。インド男性、イタリアとオーストラリアの男性、ポーランドとオランダの女性などなど国籍もさまざまですが、どなたともすぐに瞑想の核心部分の話しに入ってゆけました。さあ、どういう展開になりますか?リトリートについては、また後でくわしくご報告します。


昨日、ディパークの責任者のジェニファーさん達と話し合い、私の11月、12月の日程がほぼ固まりましたのでお知らせします。以下のとおりです。


まず、ディアパークのプログラムは、次をごらんください。http://deerpark.in/programs.html


ディアパークでのリトリートは三回あります。
11月13日(夜)から18日まで。
11月20日(夜)から23日まで。
11月27日(夜)から30日まで。
その後、
12月3日の午後ディアパークを出発、デリーに夜行寝台列車で向かいます。
12月4日の朝にデリー到着。夜デリーを出発し、ウッタラプラデシュ州のサンカシアにむかいます。
12月5日の朝、サンカシアの近くに到着。その日から、釈迦族のかたがたの「仏教復興運動」のお手伝いのため、瞑想会、リトリートをおこないます。YBSの主催です。
12月14日、デリーに戻ります。一週間デリーに滞在し、瞑想会、リトリートをおこないます。
12月21日、デリーからボンベイにゆきます。ボンベイ市内で瞑想会を行った後、プーネ近くの山のなかのリトリートセンターで、何日間かリトリートをおこないます。
来年1月1日、ボンベイからデリーに戻ります。デリーでの予定はまだ決まっていませんが、最後の瞑想会をやることになるでしょう。
1月6日、デリーから台湾に向かいます。その後、台北市内で瞑想会等をおこないます。
1月17日に台北から16時50分のチャイナエアラインで出発し、20時45分に成田に到着。
インド、台湾に滞在中の連絡は、基本的にはメールでお願いします。現在ノートブックを携行していますので、メールチェックはできます。ディアパークに滞在中は、無線ランがあるので自分の部屋でネットに繋がった状態です。いまも自分の部屋で書いています。といっても時々回線は不安定になりますが。


スカイプも当然使えます。私のスカイプ名はSudhammacaraです。


電話について


日本から持って行ったiPhoneは、iPodとして使うことになり、電話としてはノキアを手に入れたことは先日お知らせしました。参考までにこの機種です。
http://www.stf-phone.com/shopdetail/001001000096/016/000/brandname/


電話とSMSだけのシンプルさですが、使ってびっくり!さすがに世界で一番売れている(日本以外で!)ノキアです。かゆいところに手が届くような便利さです。と、日本の普通の(iPhone以外の)携帯をもったことのない私は言っておきます。インドから日本までは1分間話して10ルピー、つまり約20円です。プリペイド制になっています。




それではお元気で。


                            with Bodhicitta


一法良道 Sudhammacara Bhikkhu


p.s..オバマ大統領が明日、いよいよ来日ですね。日本の政治も、不可避の混乱を迎えつつありますが、ここを何とか乗り切って、後はこの方達の世代に「希望」をつなげたいものです。


今週発売のアエラです。

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