ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

ナラティブホーム/終末期医療コミュの徒然なる看病日記〜罪悪感〜

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
会社の飲み会を断ってしまった。

別に行けないわけではない。

どうしても、今日、父の病室に向かう必要はない。

それなのに、病院へ行く電車に乗ってしまった。

『罪悪感』だ。
『罪悪感』のせいだろう。

会社の仲間と、楽しいふりをしてお酒を飲んでいる、
そのとき、ふと、
゙ああ、父さんは今、ひとりだな…゙

そんなことを考える。

それでもきっと、わたしは同僚に愛想笑いをしているだろう。
無邪気にはしゃいでみせるんだろう。


そんな自分の姿をイメージするだけで、
飲み会に行く気が失せてしまう。


友達とはしゃぐときも、
旅行に行くときも、
きっと、罪悪感が付き纏うだろう。


介護のシンポジウムなどに参加していて、
話しには聞いていたが、
これが介護の悪いスパイラルなのかな。

゙わたしは楽しんでいて、いいんだろうか…゙
じめっとした、罪悪感が、
いつも身体のどこかにつきまとっている気がする。


今日もそんな気分で病室へ行った。

父はわたしの気配に気づくと、
ガバッと起き上がり、
子供のように笑った。


『サイダー買ってきたから、隠れて飲もか』
悪そうな顔をしながら、わたしがそう、言うと、
父も悪戯好きな子供のように笑った。


ふたりでコソコソと隠れながら、サイダーを飲んだ。


父の目元は幸せそうに緩んでいる。
両手でコップを持って、
グビグビと美味しそうにサイダーを飲んでいる。

『娘も来てるし、
サイダーも飲める。
この瞬間が幸せやねん』

芝居のように大袈裟に感謝の気持ちを語る父を見ていると、
わたしはおかしくて笑った。

゙もっと楽しく看病できる日が来るのかもしれないな゙

そう、思えた。

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

ナラティブホーム/終末期医療 更新情報

ナラティブホーム/終末期医療のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング