富山県の病院ではじまっている、
今までにない、新しい高齢者医療の形態。
終末期医療・・・
その存在は知っていても、普段生きていく中で全く考えないのが現実です。
しかしながら、人間誰しもが、必ず老いを迎え、
そして必ず死という現実に直面します。
人の人生はひとつの物語、ドラマです。
その物語の最後に、家族や自分自身も納得できるような
空間で医療を受けたい。
そう思うのは人として当然のことですが、
現実では、今の日本では高齢化社会、介護問題や医療費削減など、
様々な暗い話題ばかりです。
そんな中、「家庭のような病院」を目指し、
「ナラティブホーム」という高齢者医療住宅が誕生しました。
従来の大型病院のような、大部屋でプライバシーもない部屋の片隅で、
「たくさんいる高齢患者のひとり」として
流れ作業的な医療を受けながら、
ひっそりと最後を迎えるのではなく、
自分の家で、
自分のペースで暮らしながら、
誰かに生を管理されるのではなく、
自分らしい医療を受けられる。
まさに「家庭のような病院」です。
この活動はまだまだ始まったばかりで、
患者のニーズはあるものの、認知度も低いです。
このコミュニティでは、
「ナラティブホーム」、
「ナラティブ(物語性)的なケア(医療)」をもっと知ってもらいたい!
高齢者の患者、そしてその家族に、
このような医療のあり方を知ってもらい、元気を出して欲しい!
そんな目的で開設しました。
ついつい、敬遠しがちな話題ではありますが、
おもしろい記事も掲載していくつもりですので、
気軽に参加してみてください!
・「ナラティブホーム」
・「終末期医療」
・「ホスピス」
・「介護」「看護」etc・・・・・・
管理者の父も高齢で透析患者です。
いつもいつも
「病院で死にたくないナ・・・
家で、好きなときに起きて、
好きなときにテレビ見て、
好きなときにお茶とか蜜柑とか食べて、
好きなときに家族と話せて・・・・・
いつの間にか
自分でも気付かないうちに
死ねたらいいのにナ・・・(笑)」
なんて言っています。
ほんと、そうできたらいいですよね!!