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史跡コミュの中郷遺跡

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 山口県山口市小郡新町4丁目13

 1978年03月25日、小郡町が史跡に指定。
 1990年03月31日、小郡町が中郷八幡宮樹林を自然記念物に指定。
 2005年09月30日、山口市へ移管。

 中郷八幡宮〔村社〕は、周防権介大内弘貞(?〜1286?)が豊後国宇佐八幡宮より勧請した社で、その際、宇佐葛原村在住の葛原氏がその供奉(グブ)役として来郷、代々神職を務める事になりました。祭神は応神天皇・仲哀天皇・神功皇后です。
 中郷遺跡は神社境内の標高約30m地点にある約2000年前の弥生時代中期の遺跡で、昭和3(1928)年に貝塚が発見されて、蛽貝(バイガイ)・真牡蠣(マガキ)・蛤(ハマグリ)・天狗螺(テングニシ)・大和蜆(ヤマトシジミ)の外、弥生式土器や磨製石器・石棺・姫島産黒曜石や動物の頭骨等も確認されました。当時、この地は椹野(フシノ)川河口地帯であり、周囲には約70000年前の阿蘇山噴火の際の火山灰が集積しています。
 山口県内陸部低地では、樹林の極盛相は小椎(コジイ)を優占種とする照葉樹林だと考えられていますが、中郷八幡宮樹林はその極盛相を示す典型的な例となっています。小椎を中心とした高木層の外、椎黐(シイモチ)・漉油(コシアブラ)・粗樫(アラカシ)等の亜高木層、藪椿(ヤブツバキ)・椨(タブノキ)・榊(サカキ)等の低木層、及び藪柑子(ヤブコウジ)・藪蘭(ヤブラン)・万両(マンリョウ)・郁子(ムベ)・黒木(クロキ)等の草本層で構成されています。

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