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史跡コミュの権現堂古墳

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 奈良県御所市樋野小字権現堂109

 1978年03月28日、奈良県が史跡に指定。

 6世紀前半築造。直径25〜30mの円墳と推定されているが、前方後円墳の可能性も残されている。墳丘の高さは現状約4m。
 市杵島姫命(イチキシマヒメノミコト)を祭る天安河(アマノヤスカワ)神社〔村社〕の境内にあり、内部主体は南に羨道を有する片袖式の横穴式石室である。羨道は埋もれ、玄室の奥壁側が破壊されているために、現在は石室の奥壁側から出入りする形状となっている。玄室は、長さは不明だが、幅1.12m、高さ約1.94mで、羨道は幅約1.65mである。
 石室には二上山産凝灰岩製の刳抜式家形石棺があり、棺蓋には左右6個の縄掛突起が削り出されている。一方、家形石棺の棺身の内部に石枕が刳り抜かれているのは珍しく、近年の調査で御所市大字條に所在する巨勢山640号墳で類例を加えたのみである。権現堂古墳では石枕の位置から、南枕で埋葬されたことが判る。
 また、神社境内には別の刳抜式家形石棺一個体分が散在しており、元はこれが奥壁寄りにあった初葬の棺で、現在石室内にあるものは追葬棺とみられる。

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