大阪府四条畷市南野４丁目
1970年12月07日、大阪府が史跡に指定。
和田賢秀(ﾆｷﾞﾀｶﾀﾋﾃﾞ)は楠木正成の弟正季の子で、楠木正行とは従兄弟同士である。父正季は兄正成と湊川の合戦でともに戦死したが、賢秀も正平３(1348)年１月５日、正行が僅か3000の兵で高師直(ｺｳﾉﾓﾛﾅｵ)麾下の80000の足利幕府軍と四条畷で激突した際に行動を共にし、正行が戦死した後、単身高師直の本陣深く斬り込んだが、かつて味方であった湯浅党の者に背後から討たれた。伝説によれば、討死の際に敵将の首に噛み付き睨んで放さず、喰い殺したと言われる。享年20歳前後だったと推定されている。
また、賢秀は剃髪して新たに仏門に入った者を意味する新発意(ｼﾝﾎﾞｯﾁ)と称して合戦に臨んだとも伝わり、和田の新発意とも呼ばれている。
土地の人々は賢秀の霊を「歯噛（神）さん」として祀っていた。
＋伝楠木正行墓
http://
1970年12月07日、大阪府が史跡に指定。
和田賢秀(ﾆｷﾞﾀｶﾀﾋﾃﾞ)は楠木正成の弟正季の子で、楠木正行とは従兄弟同士である。父正季は兄正成と湊川の合戦でともに戦死したが、賢秀も正平３(1348)年１月５日、正行が僅か3000の兵で高師直(ｺｳﾉﾓﾛﾅｵ)麾下の80000の足利幕府軍と四条畷で激突した際に行動を共にし、正行が戦死した後、単身高師直の本陣深く斬り込んだが、かつて味方であった湯浅党の者に背後から討たれた。伝説によれば、討死の際に敵将の首に噛み付き睨んで放さず、喰い殺したと言われる。享年20歳前後だったと推定されている。
また、賢秀は剃髪して新たに仏門に入った者を意味する新発意(ｼﾝﾎﾞｯﾁ)と称して合戦に臨んだとも伝わり、和田の新発意とも呼ばれている。
土地の人々は賢秀の霊を「歯噛（神）さん」として祀っていた。
＋伝楠木正行墓
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