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日経産業新聞を読む★コミュのデザインと匠の技術で「地元ブランド力」高めよ

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「デザインと匠の技術で「地元ブランド力」高めよ」を読んで。

日本の製造業の強さを支えてきた中小企業は、東日本大震災で、どのような影響
を受けるのだろうか。2008年秋のリーマン・ショックの影響から、やっと抜け出
したタイミングで、大震災が起きた。もちろん、中小企業の間では、復興需要へ
の期待があるものの、それ以上に大企業が被害を受けたことによる取引縮小への
不安が強い。こうした状況において、中小企業に問われるのが「変身力」ではな
いか。その一環として、大阪府東大阪市では官民挙げて「デザイン力で勝負する」
戦略が進められている。中小企業の生命線である「匠(たくみ)」の技術力に、
デザイン力を加えることで「東大阪ブランド」を国内外に発信する作戦だ。とい
う。

中小企業の食いぶちは依然として国内市場。国内大手企業経由で市場へ製品を投
入する。部品メーカーともなるとよほどの加工力が無い限り、大手企業の目先が
変わればダメージをこうむる。この図式にプラスアルファの能力がほしいのは自
明である。
そのプラスアルファ要員の1つとしてデザイン力を挙げているのである。

「アクオス」のデザイナーとしても有名な喜多俊之氏がグッドデザイン賞を受賞
したクリップマーキーを例示している。

喜多氏を講師に招いた東大阪ブランド推進機構へ参加する建築金物卸の大一鋼業
と共同開発したのがキーホルダー「クリップマーキー」である。
他同機構からIH土鍋メーカーであるオーシンから「クックポット」が誕生し昨
年、「グッドデザイン賞」に選ばれた。

喜多氏は今年4月中旬、岩手県陸前高田市の避難所に支援物資を送った。
自らデザインした段ボール製のパーテーションと小物入れの100セットで、誰で
も簡単に組み立てられるよう工夫している。

「ペパラポッド」というらしい。
このペパラポッドは、消波ブロックの形をした段ボール製のペン立てで、クリッ
プ入れやカードを差す切り込みが入っているのが特徴。
尾寅社長は「販促品のようなニッチな分野だけでなく、デザイン性の高い分野も
手掛けることで、顧客に対して提案力をアピールできる。それが新規顧客の開拓
につながる」と、デザインの重要さを説く。

個のデザイナーと個の匠が連携する事で高い価値を生み出す図式である。

つまりはプラスアルファであるデザイン力を売りにつなげるのは個と個の連携だ。
景気低迷時期から着実に集団と集団による連携が付加価値を生みにくくなってき
ている。
かつては集団から情報や知識を抽出してアイデアを捻出してきたのだが、現在は
情報や知識の類をインターネット上からすばやく個人が入手できる。
すばやくほしい情報を手に入れた個がじっくりと考える時間を得る方がアイデア
を醸成できるのである。
単に集まるだけの集団が情報や知識を抽出する所からスタートしては立ち上がり
が遅い。
個がそれぞれの領域でアイデアを持ち寄る事でクイックに新たなビジネスモデル
を実現できるのである。個の集団は個対個の集合体であれば強い。

日本が勝ち残る為にコミュニケーションスタイル、ビジネススタイルを変えてい
く事が不可欠というものである。

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