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日経産業新聞を読む★コミュの価格でトヨタの先行く韓流EV

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「価格でトヨタの先行く韓流EV」を読んで。

自動車大手が新車や最先端技術を披露する「東京モーターショー2009」(千葉市・幕張メッセ)が23日に開幕した。
世界的な景気低迷で海外の主要メーカーが参加を見送り、出展社数は過去最低の109社というちょっと“寂しい”ショーとなる中で、報道陣の間で予想外に話題を集めたブースがあった。

会場の隅に出展したCT&T社。
この会社は、韓国の電気自動車(EV)ベンチャーだ。
警察官や女子高生風のコスチュームに身を包んだコンパニオンや、韓国の人気俳優の招待で注目されただけではない。
最初は興味本位に聞いていたが、これがなかなか面白かった。という。

CT&Tの電気自動車は日本で4000台の受注を達成したというから驚きである。
受注理由は価格である。
兼ねてから、このトピックスでも取り上げている「アイミーヴ」が320万円とクラウン並みなのに対し、「e?ZONE」は130万円とヴィッツ並みである。

「e?ZONE」は2人乗りで、元々は鉛電池搭載の場合、167万円するが、政府の購入補助金を使えば、100万円。
鉛電池ではなく、リチウムポリマー電池を搭載した場合も、補助金を使えば130万円強で済む価格設定なのである。

但し、最高速度は70キロメートル程度だし、1回の充電による航続距離も70?120キロメートルという制約はある。
でも、街中での買い物や都内での法人営業であれば十分なスペックである。

政府の方針でエコが全面に出される中、こうした韓国のベンチャーに日本の大手自動車メーカーが価格競争力で出し抜かれてしまうのは残念だが、現実である。
同社の日本国内販売代理店である芝浦特機(北九州市)は法人から450台の契約を上げ、来年はエコ住宅販売につき、1台おまけするサービスを展開予定だという。

結局、究極のエコカーであっても売れず、周辺ビジネスを融合しないと普及できない。価格を市場ニーズに対し融和する必要があることを痛感させられる。

それを身をもって体感したのが今年の低価格ハイブリッドカーであろう。インサイトに触発された形で205万円としたプリウスは今年の販売台数TOPの座に君臨するであろう。
ハイブリッドカーでゆとりを得たトヨタやホンダは今はEVで勝負してこないであろう。

日産は、来年発売する「リーフ」だけでなく、商用車や高級車、都市型2人のりの3つの小型車を順次商品化するという攻勢を仕掛ける。
価格設定は、ガソリン車と同等の価格にするという。

自動車業界では、世界の覇権を争い、異なる技術を追求して、競争と危機感が生まれている。
これが確実にコストダウンとイノベーション(革新)をもたらし、ベンチャー企業にチャンスを与える。

韓国CT&T社も通常の年なら、参加は厳しかったかものである。
メーカーには非常に厳しい環境だが、消費者と地球環境に好ましいことは間違いないだろう。

まずは、モーターショーへ行かなくては。

たま★

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