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日経産業新聞を読む★コミュの薄型テレビ戦争、第2幕へ

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「薄型テレビ戦争、第2幕へ」を読んで。

薄型テレビの技術開発競争が欧州を舞台に第2幕を迎えた。
新技術が目指すのは映像が立体に見える3次元(3D)化、インターネット対応、それに省エネという3つの方向性だ。
画面の薄さを競ったテレビももはや3センチを切ったことで、別な角度から新しい需要を掘り起こそうとしている。

薄型テレビ戦争第2幕は、9月2日から1週間開催されたベルリンの家電見本市「IFA」で露見した形だ。
日本からもソニーやパナソニック、シャープなど大手の家電メーカーが出展し、世界各地から集まった家電店のディーラーなどを相手に、クリスマス商戦に向けた交渉が行われた。

注目株は、3D映像を写す薄型テレビである。
今年の夏、映画館で3Dムービーを鑑賞した人は多いであろう。
私は高価だったので見なかったが、映画の興行収入は増加したというから注目されていることは間違いない。

実は、3Dテレビは以前から各メーカーが開発を進めてきたが、画質があまりよくなく、目も疲れやすいことなどから、商品化が困難とされてきた。
要素技術の向上が今回の商品化に一役買っている。

従来のテレビ画像は1秒間に60コマを映すという。それをソニーはその4倍の240コマを映せる液晶テレビを開発した。世界初である。
コマ数が多い分、映像の動きがなめらかになるので、3D化が可能となる。

アクティブ方式と呼ばれ、高速シャッター付きの3Dメガネを使い、右目と左目にそれぞれ交互に異なる映像を映し出すという技術だ。
これにより、3D映像でもハイビジョン画質で流せるようになった。

パナソニックもアクティブ方式を採用する。
しかし、画面は液晶ではなくプラズマ方式だ。プラズマ画面の描写速度の速さを生かし、3D映像のハイビジョン化に成功した。

テレビの進化は、付帯商品であるブルーレイ・ディスク(BD)や『プレイステーション3』などゲーム機にも派生するので一気に3D化の流れがくるかもしれない。

次にインターネット対応である。テレビにインターネットの回線を直接つなぎ、テレビの大画面で高画質なネット映像を見られるようにしようという試みだ。

最初に口火を切ったのはパナソニックで、昨年のIFAで同社のテレビブランドから名付けた「ビエラ・キャスト」を発表。
動画投稿サイト「ユーチューブ」やネット向けのスポーツ番組などをテレビで見られるようにした。
それを受け、サムスン電子が「インターネット@TV」を大々的に発表、LG電子もネット接続機能を持った「ボーダーレス」という超薄型テレビの新シリーズを投入した。

さらに今年、テレビへのネット配信を本格的に表明したのがソニーだ。
同社はこれまでゲーム機向けに「プレイステーション・ネットワーク(PSN)」という映像配信サービスを展開してきた。
米国では先行的にテレビ向けの映像配信サービスも始めていたが、今回、そうしたネット技術や配信インフラを使い、新たに「ブラビア・インターネット・ビデオ」を始めると発表した。
来年初めから同社のテレビ「ブラビア」の新シリーズで映像をネットで受信できるようにする。

さらに3つめのトレンドが省エネルギー対策だ。
我が家は、プラズマテレビを愛用しているが、電気代がズバッと向上してショックを受けたことは記憶に新しい。・・・

サムスン電子が昨年、バックライトにLED(発光ダイオード)を使った「LEDテレビ」を発売したところ、たちまち人気商品になった。
従来の蛍光管に比べ、値段は高くなるが、消費電力が半分程度に抑えられ、商品寿命も大幅に延びるためだ。

日本勢でも太陽光発電など環境対応を企業スローガンに掲げるシャープがLEDテレビの新シリーズを発表した。
会場の展示コーナーの色づかいにも葉っぱなどのグリーンを全面的に押し出し、「環境=シャープ」という印象を広めようとしていた。

欧州のテレビ市場は、サムスンが約24%のシェアを握り、それにLG電子やソニー、オランダのフィリップス、パナソニックなどが続く。
リーマン・ショックにより、家電市場のマイナス成長が続く中、薄型テレビについては市場が拡大している。

日本と同様、放送のデジタル化という追い風もあるが、「景気が悪い分、家で家族と一緒にテレビを見て過ごすという『コクーニング現象』の広がりも1つの要因ではないか」とヘッカー会長は指摘する。

日本の国民もエコ志向は強いが、家電市場についていえば、まだまだ価格志向のほうが強い。エコポイント助成での特需で証明した。

3DテレビもSFの世界でみる立体映像を彷彿させる夢のある商品だが、あのメガネは受け入れがたい。
もう一工夫しないと日本市場では受け入れがたい。と思う。

しかし、ソニーが元気だ。ソニーのウォークマンは歌詞が映像で流れるという。
カラオケ好きには「待ってました」という商品だ。

日本市場ならではの趣向に答えなくてはならない。キーワードはアニメ・カラオケだと思う。

たま★

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