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日経産業新聞を読む★コミュの三菱自、社運“乗せ” 電気自動車発進

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「三菱自、社運“乗せ” 電気自動車発進」を読んで。
 
三菱自動車は4日、電気自動車「i−MiEV(アイミーブ)」の量産を始めた。
蓄電容量が大きいリチウムイオン電池を搭載する新世代型の本格量産は世界初だ。
エンジンとガソリンタンクの代わりにモーターと電池を積むなど構造も性能も従来と全く異なる電気自動車の量産への道のりは試行錯誤の連続。という。

もともと、ガソリン自動車を生産していたラインで、コア部品を取り巻く構造が全く異なる電気自動車を生産するのだから、非効率な生産ラインになっている。
なんと、共用ラインに対する自動化率が2%足らずというから、ほとんど、ハンドメイドに近い。改造する光岡自動車並み。モーターショーのコンセプトカー未満といった生産性である。
4日に始まった量産が、法人向けということも非効率に上乗せして、規格外生産を連発している。

一方、株価・出来高ともに上昇基調で、ここ数日、常に上位5位に位置づけている。
経営状況の厳しいなか、他社からコレといった話題が提供されていないせいだろうか。
開発や生産、販売部隊が一体となり、社運をかけて挑んでいるといったところであろう。
いやいや、結局のところ、報道ステーションで話題を取り上げてもらったからに違いない。

ただし、助成がはいっても、300万円という購入価格には抵抗感がある。
課題は、電池の価格と重量と容積である。エンジン2個分の原価は高すぎる。また、重量と容積は、走行距離やバッテリーの交換性を考えると、これも課題である。
ある電池業界の開発者は、現在の7分の1が理想といい、2030年までかかると試算している。
ある自動車評論家は、200:200:20という法則めいたことをいう。車両価格が200万以下で、走行距離も200km(現在160km)、充電時間は20分という。
いずれも妥当なところだと思う。

仮に2030年まで本格的な需要がないとすると、多額の負債を抱える同企業は危ない。株価が上がっている場合ではないのである。
でも、200:200:20のハードルクリアは2020年くらいだろうか。GMやアメリカ政府が本腰を入れると、トヨタ・日産あたりが効率的な生産展開を行い、あっという間に市場を席巻するのかもしれない。
ちなみにトヨタは今のところ、燃料自動車路線で、電気自動車はスバルと業務提携状況だ。日産・ホンダは何でもござれで構えるが、ホンダはトヨタ同様にハイブリットの延長上に燃料自動車がちらついているように思える。

過去に信頼性を損なった同企業なので、今回は先人の利益を十分に勝ち取ってもらいたいものだが。
それにしても、社員が、コンビニで自作自演強盗をした事件を完全に忘れさせる株価上昇である。報道の威力はバツグンである。

たま★

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