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日経産業新聞を読む★コミュの住重マリン、タンカー建造10日短縮

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「住重マリン、タンカー建造10日短縮」を読んで。

中型タンカーに特化した生産性の向上を進めている 。
住友重機械工業の造船子会社、住友重機械マリンエンジニアリング(東京・品川、樫本同社長)は2009年度に主力の中型タンカーの建造日数を10日程度短縮する。部品の組み付け作業をする艤装(ぎそう)工程に大型コンベヤーを導入。生産効率を引き上げるとともに、工程管理を厳密にする。09年度の建造隻数を08年度より1隻多い9隻に引き上げる計画だ。という。

偽装工程すなわち部品の組み付け工程に、コンベヤを投入するだけで10日もリードタイムを短縮するというニュースだが、今まで何をやっていたのという感もある。

しかし、効果も実証されたので、横須賀造船所では、船体ブロックを運ぶ大型コンベヤーを増設するほか、ドック内を仕切る設備なども更新したりで、09年度の投資額は合わせて10億円弱と景気の良い話である。

艤装工程にコンベヤーを導入するのに合わせて、鉄板を組み合わせ溶接した船体ブロックに配管部品やバルブなどを組み付ける作業を複数の工程に分割する。
一定の作業時間ごとにブロックを動かし次の作業に進む手法を取り入れることで、進ちょく状況が一目で把握できるため、工程管理を厳密にできるという。
組み付ける部品の在庫状況も把握できるため、無駄も省ける。

艤装工程は比較的細かな部品も組み付ける必要があり、作業者の習熟度合いや設計変更などで、作業の進ちょく状況が変わるのが実情。これまでは工程管理が難しく、コンベヤーを導入するのも造船業界では珍しいという。

自動車業界や自動車部品メーカーでコンベア生産するときの難しさは、ラインの分岐と合流ポイントをどう決定するかである。無論、出来高やラインバランジングをとりながら決定するものの品質の安定度が伴うとも限らない。そうなると最終的なロスを含めた出来高が前後してしまう。ここが難しいところであり、工程ごとに作業の管理点、管理項目を管理する姿勢が求められてくるのである。

住重マリンは建造する船種をほぼ中型タンカーに絞ることで生産効率の改善を進めている。艤装工程の見直しにより、アフラマックス型と呼ばれる載貨重量が10万トンクラスの中型タンカーでは、08年度の120日から09年度に110日に短縮する見通しで、中東、サハリンの需要に備える。

たま★


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