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Leonard Bernsteinコミュのバーンスタインを聞くならこの1枚

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せっかくコミュニティがあるのに何も書かれていないのは寂しい。と言うことでまずは言い出しっぺとして…

■Leonard Bernstein's New York Philharmonic Debut
The Philharmonic Symphony Society of New York, Inc.
19054-1196-2

●演奏曲目
・シューマン:「マンフレッド」序曲
・ロザ:「Theme, variations and Finale, Op. 13」
・R. シュトラウス:「ドンキホーテ」

病気のワルターの代役として本番を勤めた彼のデビュー演奏会の、まさにその音の記録であり、1943年11月14日にCBSで放送されたラジオ番組の録音。新聞記事や当時の写真、そのシーズンのニューヨークフィルハーモニックのメンバー評まで載っていてバーンスタインファンには貴重なCD。録音は余り良くありませんが、大変覇気に富んだ演奏でぶっつけに近い公演にもかかわらず、きちんとした演奏に仕上げているのはさすがです。その晩の公演に立ち会っているかのような臨場感があってドキドキさせられます。

■Brahms Piano Concerto No.1
Piano: Glenn Gould
SONY CLASSICAL
7464-60675-2

物議を醸した有名なグレン・グールドとの競演のドキュメンタリー。演奏に先立って登場したバーンスタインのスピーチも収録されています。このスピーチに関しては、独奏者と最後まで意見が合わず「この異常なテンポはグールド氏の考えによるものである」として、不本意なテンポをとらざるを得ないことをバーンスタインが釈明しているものと言うことになっていますが、実はグールドのアイデアに賛同したバーンスタインが、あらかじめ聴衆に注意を促すためにわざわざスピーチすることを思いついた、と言う説もあり、なかなか興味は尽きません。

確かに序奏とそれに続くピアノソロのテンポは、この曲を聞き慣れた耳には超スローテンポに聞こえるかも知れませんが、序奏とソロの出だしのものすごいテンポの落差という意味では、晩年のルビンシュタインとメータの競演の方が強烈な程で、グールド/バーンスタインの演奏は、色々取りざたされているほど「異常」ではなく、むしろ悠然と構えたテンポ設定と、グールドの精妙なピアニズムが面白いコントラストを見せるユニークな演奏と言えます。

敢えて不満があるとすれば、オケのテンポが不徹底なこと。時折、常識的なテンポに戻ろうとするオケ奏者が現れてしまうのが残念です。

■Dovorak Symphony No. 9 "From the New World"
SONY CLASSICAL
SMK 47547

たまたま購入したのが、チャールズ皇太子の手になる風景画をジャケットにあしらった「The Royal Edition」の1枚だったのですが、このアルバムに含まれている「謝肉祭」序曲と「モルダウ」、スラブ舞曲は余り優れた演奏ではありません。取り上げたいのは「新世界」のみ。この演奏は、ある意味で一番バーンスタインがバーンスタインらしかったニューヨークフィル時代の記念碑的な演奏と言えるもので、未だ若いバーンスタインの魅力的な横顔の写真をあしらった発売当時のLPのジャケットともども、当時中学生だった僕に強烈な印象を与えました。良くも悪くも「これぞアメリカ!」とでも言いたくなる快演です。僕にとっては、この「新世界」と「春の祭典」と「ボレロ」が永遠にバーンスタイン的な演奏として記憶に残っています。

コメント(55)

万人向けではないけれど、ニューヨークフィルとのチャイコの5番の旧盤の方。この頃のレニーは若さに任せてテンポを動かす動かす。4楽章なんかこれでもかって感じです。あんまり聴き過ぎてレコードで3回買いなおしました。(今はCDだから磨り減らないのがうれしい)
NYPと入れてるショスタコの5番も捨て難く良いのではないかと。1楽章の展開部や4楽章のコーダに向かうあたりのロシアの人達の演奏とは全く違うあのテンポの設定!晩年の「そこまでやるか」と思わせる程テンポをひきずるものも悪くないのですが、NYP時代の演奏、捨て難いです。個人的にはオケがグルーヴ(っていうかドライブ?)してるなぁって思ったのはバーンスタインとクライバーだけでした。
tetsuさん

東京文化会館ライブではなくNYPとのスタジオ録音版の方ですよね!!あれは私も大好きです。怒涛の4楽章、他の誰もあのテンポをとってませんし指定がどうなってるのかも知りませんがあれはすんばらしいです。バーンスタインがソ連で演奏したとき作曲者のショスタコービッチが感激のあまり舞台に駆け上がったという逸話がありますがあの演奏をライブでやられたらきっとそうなってしまいます!
バーンスタイン指揮&語りのプロコフィエフ「ピーターと狼」、サン=サーンス「動物の謝肉祭」はなかなか良いです(語りも)。

特に後者は、本来語りを入れなくてもよい曲だけに、生き生きとした余談だらけです。
#「水族館」で使用されるグラスハープの説明に、「子供の頃やってお母さんにしかられました」などどわざわざ教えてくれてます。

#もう1曲のカップリング曲、ブリテンの「青少年のための音楽入門」は、別の人のナレーションです。

SRCR-2032
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005G7Y3/
http://www.sonymusicshop.jp/detail.asp?goods=SRCR000002032
> 「青少年のための音楽入門」は、別の人のナレーション

確かヘンリー・チャピンだかチェーピンという男の子でしょう?ディレクターだったか、関係者の息子さんだったはずです。バーンスタインが抜擢したんじゃなかったでしょうか。そんなライナーノーツを初出のときに読んだ気が…。
ピーターと狼のバーンスタインの語りはいいですねぇ
あの声はほんとに惚れ惚れします!
青少年のための管弦楽入門もレニーの声でやってほしかった。

Shinさん

トピのトップのコメントをあらためて読み返してNYPとの新世界があるのに感激しました。
この演奏こそが私をクラシックの世界に導き現在の散財につなげているものです(笑)。
私も中学のころに初めて聴いたのですが特に終楽章の最後の方はいまだにここまでやってくれる演奏に出会えていません。
当時(というか今でも)この新世界を世は評価してくれませんが、本当にバーンスタインらしい絶品の演奏だと思います。
マーラー、シューマン、ベートーヴェン、シベリウス、自作などのアメリカもの、あまりにも名盤が多いので、挙げ切れません。。。
でもたとえば、変わったとこでルーセルの3番はいかが?
それもNYPとの旧盤も凄いですが、没後にDGの輸入盤ででたフランス国立管との演奏です。
サンサーンスのオンファールの牛車とフランクの交響曲の演奏と同じ日の録音のようですね。
色彩感もすばらしくテンションもとても高いし凄いライヴ演奏です!!
サンサーンス、ルーセル、フランクともに映像も残ってますね。クラシカジャパンでやってましたよ。
>five_catsさん
旧録のチャイコ5番は私がはじめて自分で選んで買ったLPでした。当時小学3年生くらいだったので、なにもわからずジャケ買い、ライナーみて「なんか凄い人なんだなー」なんて思っておりました。実家のどこかに眠ってます。
最近あんまりクラシック聞いてないのですが、晩年のテンポ引張るスタイルには時々「?」な」こともあります。ので、ここで色々話を聞かせてもらって参考にさせてもらおうと思っている次第です。ちょっとトピずれですみません。
今日6月29日は、第1回PMFでレニーがLSOを振って、
初日のふたを開けたちょうどその日です。15年前。
一晩のプログラムを全部振ったのは、この日が生涯最後。
あとは1曲だけとか、真ん中の曲を弟子に任せるなど、
本当に最後の力を振り絞っていた時期なんだな、と
思いを馳せています。

85年9月8日、今や伝説と化しているマラ9、忘れません。
終楽章、いつ終わったともしれず、鳴りやまぬ拍手は35分。
未だにあの演奏を超えるマラ9どころか、演奏会に出会えて
いません。録音は残っていないでしょう。8月に広島での
「平和コンサート」を収録しており、本当かどうかは
わかりませんが、当時のNHKが、1ヶ月以内で1人の
演奏家を2度は収録しない(N響定期は別)、という
原則があった、という噂話を小耳に挟みました。
あとは招聘元との問題があるのかもしれませんね。
ちなみに、大阪のシンフォニーホールで演奏された
9月7日の演奏会(ブラ1ほか)は朝日放送が収録しています。

この1枚…選びきれないです。多すぎて。
どんな演奏もレニーの魅力がたっぷりですし、
加えて、やはり「作曲家」の視点が彼の中にいつも
存在して、曲と対峙していたのだと思います。
いま、Bernstein/VPOのMahler Nr.5を聴いています。
だからなんだってわけじゃないですが、
これ、アルコールによくあいます。
こんな時間から飲みながら・・・
バーンスタイン&ニューヨークフィルのコンビは、
アップテンポで都会的で好きですね〜

他の人も書いてる「ショスタコ 5番」はやっぱり好きですが、
自作の曲、「ウエスト・サイド」とか「キャンディード序曲」なんかもかなりいいと思います♪
旧盤のNYOとの、マーラーの交響曲3番。
6楽章の頭のふわっとした感じに溶けてしまいそうです。
全体としてももたれるところのないいい演奏と思います。

力強いレニーもいいのですが、こんな雰囲気を醸し出せるというお奨めの一枚です。
ストラヴィンスキーの「春の祭典」

3種類ありますが、特にロンドン響との演奏がすごい!
打楽器叩きまくり!金管吹きまくり!
で音符が踊りまくってます。
はじめまして。

自分は、どうしてもマーラー九番のベルリンフィルとの一期一会ライブが頭を離れません。

終楽章の大アダージョは、「唸る」「ドタン!」以上に最後の一滴まで溶け尽くされていったような、聴いているだけなのにどっと疲れが押し寄せてきました。
世界五ヵ国合同バンドによる89年12月25日の、ベルリンの壁崩壊記念クリスマスコンサートのライブ録音ディスク。

僕がレニーにハマったきっかけの一枚です。
中学の音楽の授業で先生の個人所有のレーザーディスクを見た時の感動は今でも忘れられません。
>33: heliopoleさん

バーンスタイン入門でも、マーラー入門でも、
何の問題もないと思いますよ。
むしろ、すばらしい出会いになると思います。
おいらもそっそく予約しよう
ブラームス全集
最近はありきたりですが、

ウィーンフィルとのシベリウスの2番とマーラーの5番、
ニューヨークフィルとのチャイコフスキーの5番

を愛聴しています。

他の指揮者では味わえない艶っぽさが大好きです。

いままでブラームスというイメージがあまりなかったのですが、DVDには興味津々です。
はじめまして。

最近発売されたバイエルン放送響とのベートーヴェン(レオノーレ3番、ピアノ協奏曲4番、交響曲5番)は絶品です。長年廃盤だったものが初CD化されました。これを聴かずしてベートーヴェンは語れないほどの名演だと思います。初心者にも往年のファンにも自信をもってお薦めできます。是非どうぞ。
amazonで調べたら分かるのではないですか?
原題わからないので探してみて下さい。

http://www.amazon.co.jp/s/ref=nb_ss_gw/503-6426198-3495911?__mk_ja_JP=%83J%83%5E%83J%83i&initialSearch=1&url=search-alias%3Denglish-books&field-keywords=leonard+bernstein&Go.x=8&Go.y=9
Amazonのページで観ると和書の表紙の下の方に「UNA VITA PER LA MUSICA」とあります。これが原書のようです。

 Leonard Bernstein: Una Vita Per La Musica
 Castiglione, Enrico
 Edizioni Logos, Rome, 1991
久しぶりにウイーンフィルとのブラームス交響曲第1番を聴きました。ニューヨークフィルとの若さ溢れる演奏も好きですが、ウイーンフィルとの濃厚で重厚なブラームスもいいですね。
自分の愛聴盤は以下の通りです。

チャイコフスキー交響曲6番「悲愴」、NYPとのDG盤。

演奏時間が1時間を超えた超スローテンポ演奏で、
発表当初はかなり評判が悪かったそうです。
確かに、第四楽章の粘り具合は半端ではありませんが、
ムラヴィンスキーDG盤を聴きこんだ自分(ちなみに演奏時間は
45分です)でもそれほど違和感は感じませんでした。

第四楽章について、バーンスタインは総休止までのあの
反復をとにかく盛り上げているのに対し、ムラヴィンスキーは
その部分はあっさり、その代りその後の総休止で「絶妙」の間を
見せるのです。要するに、両者では聞かせどころが全く違うのです。
バーンスタインはいつも好きだなー。マーラーが一番聞いたけど、彼のはしきをする姿とか練習風景とかインタビューが魅力だと思います。

PMFという日本での催しの際の練習風景をニコニコどうがで見たときがありました。また、他の場所でも若い音楽家を指導していた動画もYouTubeにありますが、そういうものを見ることは、そごく素晴らしい。彼の若い人への気持ちは温かいよね。

さて、いま車でモーツァルト交響曲38番「プラーハ」を聞きました。たくさんのCDを聞きかしたが、今聞くと一番なつかしさが込みあがるのは、バーンスタインとウィーンフィルの演奏CDです。
私がバーンスタインに初めて惚れ込んだのは、ベートーヴェンの交響曲第3番『英雄』(DG/VPO盤)がきっかけでした。
12歳の時に出会い、隅から隅まで聴きまくった演奏。あれから30年以上『英雄』交響曲では、他の指揮者を聴けなくなったほどです。
VPO盤のベートーヴェン全集は、どれも超絶的な名演揃い。『英雄』に加えて、第2番・第8番もお薦めです。
バーンスタインで一番好きな演奏はシューマンの交響曲第4番です。フルトヴェングラー に匹敵する唯一の演奏と思っています。

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