【やや女性向】00ギャグ創作コミュの【アレルヤ家】節分の巻

おかん「節分って行事がな、日本にはあるらしいんだな。」

ハム「おお！聞いたことがあるぞ母上！なんでも、悪い鬼をビーンズで退治するという！」(ハムはブシドー程には日本に詳しくない)

アレルヤ「へえぇ、豆で悪人退治？」

おかん「そうそう。で、資料によるとだな…はいコレお前」
ハム「む？…ミスターブシドーと名前が書いてあるが」

おかん「そのお面はお前が被れ。で…」
ハム「何やら良く解らんが、被れば良いのだな！どうだ刹那。似合うかな？」

刹那「…どこかで見た事がある様な気がするくらい似合う…」

おかん「大豆というこの豆をだな…」

ハム「ふむ」

おかん「こうやって…」

ハム「ふむ」

おかん「マシンガンに詰めてだ」

ハム「ふむ」

アレルヤ「え？」
ティエリア「え？」
刹那「え？」

おかん「鬼に向かって…」

ジャキン(銃口をハムに向ける)

ハム「ふむ………！？」

おかん「撃つ！撃つ！撃つ！」

パパパパパパパ…！
ハム「いでででで痛い！痛いぞ母上っ！」

ティエリア「それは本当にそうなのか？」

刹那「ロックオン…なんか違う気がする…」(一応心配する刹那)

アレルヤ「何かにかこつけて婿イジメするのやめようよロックオンっ…！」(可哀相なので止めに入るアレルヤ)

おかん「離せアレルヤ…俺は今(っていうかいつも)無性にこいつを狙い撃ちたい」

パパパパパパパ…
ズドン。

豆鉄砲と明らかに違った音と、宙を舞う薬莢(やっきょう)…
おかん「あ、やべ。実弾入ってた」

ティエリア「わざとだろう」

刹那「大丈夫か、グラハム…」(一応嫁なんで)

ハム「安心したまえ刹那！間一髪だったがかわしたぞ！」

アレルヤ「…………(一瞬だったけど僕には殺意が見えたよロックオン…)」

アレルヤ家が正しい節分をやれたのは翌年からなのでした。